超個性派!<ドニ・ラヴァン>とネクスト!フローレンス・ピュー<リナ・クードリ>が共演!『GAGARINE/ガガーリン』本編特別映像解禁
第 73 回カンヌ国際映画祭の<オフィシャルセレクション>初監督作部門に選出、デビュー作にも関わらず第 93 回米アカデミー賞R国際⻑編映画賞フランス代表の最終選考まで突破!圧倒的な映像美と世界観で世界中のメディアから絶賛されたフランス・パリ郊外を舞台にしたかつてないエモーショナルな⻘春映画『GAGARINE/ガガーリン』(2月25日公開)。この度、主人公ユーリが、ディアナを演じる注目の若手女優リナ・クードリを介して、カラックス作品の常連!風変わりな廃品業者のジェラールを演じる超個性派俳優ドニ・ラヴァンと、出会う瞬間を切り取った本編特別映像が解禁となった。
映像は、ユーリ(アルセニ・バティリ)が、風変わりな廃品業者のジェラール(ドニ・ラヴァン)と取引し、ガガーリン団地を自らの手で補修するための資材を手に入れるシーンから始まる。「ハロゲン電球 37 個、電球型蛍光灯 58 個、蛍光灯 25 個・・・」矢継ぎ早に欲しいものを要求するユーリ。自分が育った場所であり、愛おしい思い出がいくつも刻まれたこの場所を何としても守りたいユーリは、親友のフサームと共に建物のあちこちを自主的に点検し、電球の交換や配線の修理を行っているのだ。しかし、それは、未だ帰らぬ母との思い出が詰まった<この場所>を守るためでもあったー。辛い気持ちを隠しながら母の置いていった貴金属をお金に変えるユーリが、その一つの中から、自分と母の写真をそっと取り出す様子も切ない瞬間となっている。
ジェラールをユーリに紹介したのは、彼が、かねてから惹かれていたロマの少女・ディアナを演じるリナ・クードリ。『ハピチャ 未来へのランウェイ』(2020)や、『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2020)、『オートクチュール』(2021)など話題作への出演が続き、ネクストフローレンス・ピューの呼び声も高い注目の若手女優だ。ほか、カラックス作品の常連として知られるドニ・ラヴァンの唯一無二の存在感も必見!
舞台はフランス・パリ郊外に実在、「地球は⻘かった」の言葉で有名な宇宙飛行士ガガーリンに由来する名前を持つ<ガガーリン>公営住宅。16 才のユーリは、この赤レンガの大規模な団地の名前に導かれるかのように宇宙飛行士を夢見、そして、かつて自分を置いていった母の帰りを信じて待ち続けていた。そんな中 2024 年パリ五輪開催のため老朽化したガガーリン団地の解体計画が持ち上がる。ユーリは帰らぬ母との大切な思い出が詰まったこの場所を守るため、友だちのフサームとディアナと一緒に取り壊しを阻止するために動き出す―。
自由を愛する少女ディアナとの初恋や親友フサームとのかけがえのない友情により、少しずつ成⻑していくユーリ。しかし間もなく取り壊されるガガーリン団地と呼応するかのように、彼自身も自分の“世界”の喪失と再生に、葛藤する。募るユーリの思いはどこへ向かうのか―。監督は、本作が⻑編デビューとなるファニー・リアタール&ジェレミー・トルイユの男女2人組。団地が建設された 1960 年代当時の時代背景やそのインパクトのある外観、ロシアの宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンから名づけられている事に興味を持ったことが本作を制作するに至った経緯だと語る。
「<ガガーリン>団地は貧しい人々が住む極地的なエリアだ。メディアはこの地域の治安の悪さばかりを取り上げる。フランスでは、本作のような映画を
主演は、本作で見出されたアルセニ・バティリ。スクリーンデビューとは思えない程の高い演技力で主人公の揺れる心情を体現し、第 17 回セビリヤ・ヨーロッパ映画祭ほか各国の映画祭にて主演男優賞を受賞、他キャストに注目の若手女優リナ・クードリ(『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』) 、さらにレオス・カラックス作品の常連ドニ・ラヴァンが特別出演!かつてないエモーショナルな⻘春映画が誕生した。
『GAGARINE/ガガーリン』本編特別映像
https://youtu.be/oxyCGarzcc4
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『GAGARINE/ガガーリン』
2022年2月25日より新宿ピカデリー、HTC有楽町ほか全国にて
配給:ツイン
公式HP:http://gagarine-japan.com/
(C)2020 Haut et Court – France 3 CINÉMA
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