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2021年12月 7日 (火)

「LGBTQの人の辛さを伝えたいのではなく、愛を探していく究極のラブストーリーでもある」今最も注目の俳優、片山友希と坂東龍汰が究極の愛を語る!『フタリノセカイ』イベント試写会舞台挨拶

日時:2021年12⽉6⽇(月)
場所:ユーロライブ
登壇者:片山友希さん、坂東龍汰さん、飯塚花笑監督

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映画『フタリノセカイ』が(2022年1月14日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次ロードショーとなる。物語は、トランスジェンダーとして葛藤する彼とその彼女(シスジェンダー)の二人の10年間の軌跡を描いたラブストーリー。出会った時から互いに惹かれあった、ユイとトランスジェンダーの真也。恋愛し、いずれ結婚して家族をつくり、共に人生を歩んでいきたいという願いをもつフタリがその願いを叶えるには、ひとつひとつクリアしなくてはならない現実があった。時にすれ違い、別々の道を歩むが再び出会ったフタリ。愛を確かめあい、ある決断をする。それはもしかすると常識を越えているのかもしれない。だが、安らぎに満ちたフタリには、確かに感じる未来があった…。映画『フタリノセカイ』イベント試写会舞台挨拶が、12月6日(月)に実施された。

始めに、MCから飯塚監督への「この作品を映画として生み出そうとした経緯からお話いただいてもいいですか?」という質問に対し、監督は「私自身が20代半ばの頃に脚本を書き始めて、当時周りの人間が結婚や出産といった人生の節目になる方が多くなってきて、僕自身がトランスジェンダーでパートナーとの間に結婚できないとか子供ができないという問題に直面した時に、それでも幸せになることは可能なのか不可能なのかすごく考えることがあってこういった映画が誕生しました。」と、自身の経験から本作が誕生したことを明かした。

続いてこの作品のオファーが来た際はどう感じたか?という質問に、片山は「台本を読んだときに、ユイ(役名)の立場を理解しなければならないという気持ちがまずあって、お芝居というよりは、ユイの事を頭でしっかりと理解し、演じるということに凄く責任を感じました。」と話し、実際に監督が持っている診断書や、実際のトランスジェンダーのカップルにお話を聞いて役作りに励んだという。坂東は、「正直、難しい役だなと感じました。監督と最初にお会いした時に、“真也(役名)の身体を体感してほしい”と言われて、実際にエピテーゼという胸をつけてみてどう感じるか、ブラジャーみたいなものをつけて外に出てみて実際にどう感じるかを経験してみるという作業をクランクイン前に経験させていただきました。」と実際に役柄の一部を体験することで演じる上での感情の準備をしたという。


二人の演技に対する質問に対して監督は、「僕は現場で素晴らしいなと思いながらOKを出してやってましたが、印象的なのは撮影が終盤になるにつれてほとんどNGを出さなくて良くなったのが大きかったんですけど、それは片山さんと坂東くんがユイと真也として生きてくれていたからであって、今日二人と久々に会ったのですが僕の中ではずっとユイと真也として生き続けていているような感覚があるくらいのめり込んでくれたんだなと思っています。」と振り返っていた。すると片山と坂東は嬉しそうな表情を浮かべ「嬉し恥ずかしいですね。」と笑顔を見せた。

「お二人は撮影中に“迷い”はなかったんですか?」という質問に、片山は「私は自分がそのセリフの気持ちを理解できないとセリフが覚えられないんですが、真也の母親に怒るシーンの時に恋人の母親に怒る気持ちが理解できなくて。すると監督が“一番理解していると思っていた人が一番自分を理解してくれなかったことに怒ってください”と言われて凄く腑に落ちてセリフが言えるようになりました。」と振り返った。坂東は「初めに自分がトランスジェンダーであることをユイに告白するシーンですね。準備はしていたつもりだったんですけど、難しくて。監督はずっと感情を大切にして演じてほしいというのを撮影前から仰っていたのですが、自分の中で迷いや不安がたくさんあって、なかなか初めは真也の感情まで辿り着くことができなかったですね。」と撮影の初期の頃を振り返っていた。

最後にこの作品をどんな人に届けたいかについてMCから問われると、片山は「今、日本で夫婦別姓や同性婚を認めるという動きがある中でこの状況で公開するのはすごくタイミングに恵まれている映画だなと思っています。私はこの映画を通して“知る”ということの大切さを改めて実感したので、たくさんの人にこういう愛の形があるということを知っていただければ嬉しいです。」坂東は「脚本を初めて読んだ時に、監督はこの作品を通してLGBTQの人の辛さを伝えたいのではなく、そういう状況に置かれながらも愛を探していく究極のラブストーリーでもあるということだと受け取りました。いろんな愛の形があっていいし、カテゴライズできないもの、個人の自由があるということを前向きに背中を押してもらえる作品になっていると感じました。このコロナ禍で、社会が動いて人の興味が変わっている状況でこの映画が公開されるのはすごく意味のあることだと思います。」と語った。

最後に監督が「この作品は僕自身が個人的な思いとして、いろんな障害がある二人でも、その中で二人だけしか勝ち取れない幸せや愛を信じるっていうことをテーマに作品を作り、この作品を見たお客さんが愛を信じたり、どんな障害があってもその先の希望を見出してくれたらいいなと思っております。」という挨拶で締めた。

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『フタリノセカイ』

2022年1月14日 より 新宿シネマカリテほか全国にて順次公開
配給:アークエンタテインメント
公式HP:https://futarinosekai.com/
(C) 2021 フタリノセカイ製作委員会

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