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2021年10月28日 (木)

サシャと家族は、それでも社会と戦う『リトル・ガール』本編特別映像解禁

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出生時に割り当てられた性別は“男性”、しかし、女の子として生きたいサシャ。「わたしは女の子」―言葉少なに訴えるサシャの真っ直ぐな瞳と強い意志が、観る者の心を震わせるドキュメンタリー映画『リトル・ガール』(11/19 公開)より、サシャを取り巻く現実、そしてサシャの幸せのために社会と戦う家族の様子を切り取った映像が解禁となった。

サシャは 2 歳を過ぎた頃から自身の“性別の違和感”を訴えてきたが、社会は彼女を“他の子ども”と同じように扱えずにいた。やがて7歳になってもありのままに生きることができない、不自由なサシャ。家族はそんな彼女の個性を支え、周囲に受け入れさせるため、学校や周囲へ働きかけるのだが......。本作はさまざまな社会の壁に阻まれながらも、まだ幼く自分の身を守る術を持たない彼女の幸せを守るために奔走する家族とサシャの“ゆずれない闘い”を映し出した心震えるドキュメンタリーだ。

映像はバレエ教室で、男の子用の衣装しか着させてもらえないサシャの様子を捉えたところから始まる。その後、家で大好きなワンピースに着替えるサシャ。「学校では着られないけど」「バレエにも」―悲しげに呟くサシャに対して「いつか認めてもらえる、それまでは家やお外で着ればいい」「学校もなんとかなるわ」と、母親は優しく言い聞かせる。

「医師の証明があります、“家庭や学校で、サシャを受け入れる取り組みが必要”“女の子として扱うべきだ”と。そうです、だから望み通りに。」「医師の証明をもらいました。これで証明できます。お願いします」少しでも彼女の願いが叶えられるように、幸せになるように。サシャ本人とはまた違った場所で社会と戦う家族の様子を切り取ったものとなっている。

本作の監督を務めたのは、これまでも社会の周縁で生きる人々に光をあてた作品を撮り続け、カンヌやベルリンを始め、世界中の映画祭で高く評価されているセバスチャン・リフシッツ。トランスジェンダーのアイデンティは肉体が成⻑する思春期に芽生えるのではなく、幼少期で自覚されることについて取材を始めていた過程で、サシャの母親カリーヌに出会い、この作品が生まれた。本作も 2020 年ベルリン国際映画祭で上映後、モントリオール国際ドキュメンタリー映画祭のピープルズ・チョイス賞やシカゴ国際映画祭国際ドキュメンタリーコンペティション部門 シルバー・ヒューゴ賞など、世界中で様々な映画賞を受賞、また、コロナウィルス感染の影響により劇場が封鎖されたフランスでは、同年 12 月にTV 局 ARTE にて放送され、視聴者数 1,375,000 人、その年のドキュメンタリーとしては最高視聴率(5.7%)を獲得!オンラインでも 28 万回以上の再生数を記録するなど大きな反響を呼び、ドキュメンタリストとして確かな地位を築いたリフシッツ監督の洞察に満ちた繊細なカメラは、家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題を捉え、幼少期の“性別の揺らぎ“に対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリーとなった。

映画『リトルガール』本編映像
https://youtu.be/YHxbotS9Q_I

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『リトル・ガール』

2021年11月19日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開
配給:サンリスフィルム
公式HP:https://senlisfilms.jp/littlegirl
(C)AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real – 2020

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