« 「この映画は軽やかで、かつ哀愁にも似た喜びに満ち溢れている」『ワン・モア・ライフ!』ダニエーレ・ルケッティ監督オフィシャルコメント到着 | メイン | 『あのこは貴族』門脇麦、水原希子、石橋静河、山下リオ、岨手監督が映画の裏話を語りつくす副音声付き上映決定! »

2021年3月 2日 (火)

『狼をさがして』予告編解禁!!&瀬々敬久監督ほか応援コメント多数到着!

0302_004


東アジア反日武装戦線を追ったドキュメンタリー映画『狼をさがして』(原題:東アジア反日武装戦線)が3月27日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開する運びとなりました。本作は昨年韓国で上映され、韓国映画評論家協会の独立映画支援賞や釜山映画評論家協会の審査委員特別賞を受賞するなど、韓国国内で高く評価された作品だ。この度、本作の予告編が解禁となった。また、既に解禁済の森達也監督のほかに、瀬々敬久監督を始めとする、本作に注目する8名の方からのコメントが到着し、解禁となった。


コメント

侵略者であるテメエにおとしまえをつけろ。
罪悪感のない、正しい自分がほしいのか。
「狼」の爆風はそんなわたし自身をふっとばす。
やられたら、やりかえせ。やられなくても、やりかえせ。
根拠なき生を共にいきよ。
栗原康(アナキズム研究)


未公開となっている『カウンターズ』に続き、
韓国の映画人が、日本に棲息し続ける歪んだ国家主義に抗う者たちを取り上げてくれている。
〈東アジア反日武装戦線〉の活動には、誤謬もあったかもしれないが、
その試行錯誤から学ばなければならない。
彼らと共有すべきものがあると考え、かつて私は戯曲『火の起源』を書いた。
あの地点から始まった〈人の繋がり〉の連鎖は、まだ続いている。
時代を超えて、さらなる覚醒が必要なのだ。
坂手洋二(演出家・劇作家)


誰よりも負の日本近現代史と自らを直結させ、「おとしまえ」をつけようとしたかれらは、
誰よりも自他を傷つけてしまった。
ナショナリズムとの向き合い方を問い、希望の種を探すため、参照すべき映画だ。
鈴木英生(新聞記者、『新左翼とロスジェネ』著者)

中島みゆきの『狼になりたい』は東アジア反日武装戦線のことを歌っている。ずっとそう思っていた。
彼らはこの世界を考えるとき常に“重要な人たち”だった。
日本にいる自分たちが作らなければいけなかった。
それが、韓国から発せられた。敬意を込め見るしかない。
瀬々敬久(映画監督)

「体を張って自らの反革命におとしまえをつける」。
その峻烈な決意は帝国の闇を照らし、四十余年を経て海峡を越えた。
彼らの意思はいまも歴史を動かしているのだ。
田原牧(東京新聞論説委員兼編集委員)

橋の向こう側は霞んで、何も見えない。
爆破されずに残った橋、その向こうから啓示がやってくる。まるでジャ・ジャンクーの世界。
〈東アジア反日武装戦線〉がこのように描かれたのは、初めてである。
友常勉(東京外国語大学教員)

私たちは、暴力の後、そして革命後の世界を生き、今もなお、狼の夢を追い続けている。
森元斎(長崎大学教員)

70年代には日独伊、旧枢軸国で爆弾闘争が続いた。
「狼」はポストファシズムの世代の贖罪意識の現われである。
この作品を監督したのが、日本の旧植民地の若い世代であることを、ある感慨のもとに受けとめた。
四方田犬彦(映画誌・比較文学研究)


彼らは何を求めたのか。そして何を間違えたのか。
時代は終わっていない。そこにかつて統治された国からの視点が重なる。
事件から半世紀が過ぎかけているからこそ、僕たちは解釈の多様さを取り戻さなくてはならない。
森達也(映画監督・作家・明治大学特任教授)

映画『狼をさがして』予告編
https://youtu.be/ASFN16iphcc

____________________________________________________________

『狼をさがして』

2021年3月27日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開
配給:太秦
(c)Gaam Pictures

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/306383/34226496

『狼をさがして』予告編解禁!!&瀬々敬久監督ほか応援コメント多数到着!を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。




最新映画ナビ関連ブログ

最近の記事