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2020年7月16日 (木)

マイケル・ムーアやサシャ・バロン・コーエンとも違う!?マッツ・ブリュガー監督とは何者なのか・・・監督よりメッセージも到着 著名人たちからの絶賛コメントも解禁!

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「冷戦期最大の謎のひとつ」(米ワシントン・ポスト紙)とされる、1961 年国連チャーター機墜落事故の真相に迫る衝撃の問題作『誰がハマーショルドを殺したか』が、7 月 18 日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開することが決定した。本作は、今もなお暗殺説が囁かれる第 2 代国連事務総長ダグ・ハマーショルド謎の事故死にデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガーが迫ったドキュメンタリー。


マッツ・ブリュガー監督は、暗殺説がありながらも詳しい調査が行われず、未解決だったハマーショルド事故死の真相を追うヨーラン・ビョークダールの調査に参加する形で撮影を開始。調査の中で暗殺を仄めかす資料の存在が明らかになるも、当時の関係者たちは皆、口をつぐみ、追跡取材が行き詰まりをみせる...。そんな時、彼らはハマーショルド暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による世界史を覆すような驚愕の“ある絶滅計画”に遭遇する――。


この度、本作の日本公開に向けマッツ・ブリュガー監督から届いたメッセージを公開。ブリュガーは、デンマーク人で長年、本の執筆やテレビ司会者、ラジオ番組ディレクターを務めるなど、多岐に渡る活躍をみせるドキュメンタリー作家。北朝鮮での撮影に成功した『ザ・レッド・チャペル』(09)で映画監督デビューし、第 26 回サンダンス映画祭審査員賞を受賞。その後もアフリカの政治汚職に切り込んだ『アンバサダー』(11)は、2014 年のトーキョーノーザンライツフェスティバルでも上映され話題を呼ぶなど、今注目すべきドキュメンタリー監督だ。


この映画を製作するきっかけとして M・ブリュガーは、断固として明かされないような謎に惹かれると話し、同時に「スパイ小説と冷戦に関するすべてのものに執着している。だからもちろん、国連事務総長ダグ・ハマーショルドの死については私のすべてのボタンを押していた。」と、撮るべくして撮った作品であったことを明かしてくれた。常に潜入捜査で政治的秘密を暴いてきた M・ブリュガーだが、本作では全身白づくめの衣装で身を包み、謎の金属探知機で調査する少々悪ノリのようなシーンも映し出される。その胡散臭さも感じさせるユニークな演出は、日本のカルチャーからも影響を受けているという M・ブリュガー。「とにかく私は熱心な読者で、スパイスリラーや探偵小説が好き。お気に入りのいくつかは日本人のもので、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」、横山秀夫の「64」も好きです。読書は私の映画制作に影響を与えており、アイデアの多くは本に関係しています」。アメリカ社会や資本主義に切り込むマイケル・ムーア、ドキュメンタリー的な手法を使った過激コメディでお騒がせなサシャ・バロン・コーエンとも違う、一風変わった M・ブリュガーがコミカルな演出と独特のリズムでハマーショルド死の謎とその裏に潜んだ衝撃の事実を暴き出す。またあわせて解禁となるのは、M・ブリュガーの作風にはやくも魅了された著名人たちから届いた絶賛コメントの数々。俳優でありミステリーチェイサーの名を持つ原田龍二や、ジャーナリストの丸山ゴンザレス、作家の荒俣宏ほか多くの著名人が、真実を追い求めるジャーナリズム精神と、見るものを共犯とするような興奮と危険を感じさせる見事な展開に称賛を送った。


◆下記推奨コメント(敬称略/順不同)
原田龍二(俳優・ミステリーチェイサー)
終わりを知らない愚かな欲望と人種差別の深い闇の恐怖。
唯一の救いは、巨大なミステリーの大海原を突き進みながら、
真実を追い求めるジャーナリズム精神の勇敢さだ。


丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)
マッツ・ブリュガーが、ジャーナリストであり作家・監督という立場から
オチをつけてまとめることに苦心するあたりは、私も同じことを何度となく経験してきたので、激しく同意。
「俺だったらどうする?」と問いかけ、「どうまとめるのか」という目線になっていた。実に面白かった。


荒俣宏(作家)
この気味悪い落差は、何なのだ?
一介の映画監督に解決できるわけがない話が迷走しだす後半、
とつじょ頭の中でアラ-トが鳴りだし、武装隊に映画館が包囲されるような、ナマの危険を感じるのは。
黒井文太郎(ジャーナリスト) 「協力:TBS キャスティング」
歴史の闇を追うドキュメンタリーだが、同時にスリリングなミステリーで、バディものロードムービーでもある。
謎は謎を呼び、新情報もまた謎を呼ぶ。最後まで引き込まれた!


高野秀行(ノンフィクション作家)
史上最強規模の陰謀論!
謎を一つ解くごとにもっと大きい別の謎が浮かび上がる構成、
バラバラのピースが予想外の方角からハマっていく展開に興奮。


石井孝明(ジャーナリスト)
国連事務総長の暗殺―。
マッツ・ブリュガー監督の丹念な取材で 60 年前の衝撃的な事件の謎が次々明らかにされる。
諜報機関、傭兵、多国籍企業などの不気味な集団の影が緊迫感のある演出の末に現れる。
そして犯人を名指しするが、大変説得力がある。観客は、国際政治の闇の深さを知るはずだ。

大野和基(ジャーナリスト)
映画の中に出てくる‟Black is white. White is black.”という発想こそがまさに諜報活動の発想で、
一般社会の倫理や法律とは真逆のことをしてもそれがノーマルな諜報活動である。
逆に言うとそれがノーマルであると感じることができない人は諜報部で活動することはできない。
要人暗殺は諜報活動の重要なミッションであり、常套手段は事故に見せかけて殺害することだ。

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『誰がハマーショルドを殺したか』

2020年7月18日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開
配給:アンプラグド
(C) 2019 Wingman Media ApS, Piraya Film AS and Laika Film & Television AB

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