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2019年10月 7日 (月)

映画『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』 藤田恵名インタビュー ~“シッチェス映画祭” ファンタスティック・セレクション2019 上映作品~

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「今一番脱げるシンガーソングライター」として音楽のみならず、テレビ、グラビアなど多方面で話題の藤田恵名。代表曲「言えない事は歌の中」のミュージックビデオの世界観をさらに拡大させ、長編劇場映画にパワーアップしたのが本作だ。極右的組織に育てられた女殺し屋「キカ」が、殺し合いの中で人間性に目覚めていく様子を藤田は熱演。アクションとバイオレンスの世界に、顔面日の丸メイクで彼女は挑んだ――。


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西村喜廣監督の演出はいかがでしたか?

■藤田恵名:これまで私のミュージックビデオは、ホラーを得意としている監督に撮ってもらうことが多かったので、そのご縁ですね。西村監督は(ヒゲ&坊主頭で)見た目のインパクト大だけれど、とっても気さくな方。缶酎ハイを手に、「お疲れ!」って言ってくれるような。撮影中、どう演じたらいいのか不安だったときは、(演技を)良いか悪いかはっきり言ってくれて、こちらが演じやすいように導いてくれるんです。その導き方がとても上手だと思いました。ちなみに「キカ」は監督の娘さんの名前です。思いが込められてますよね。


ストーリーを読んだ時の第一印象はいかがでしたか?

■藤田:(出演の)お話をいただいた時は「またお芝居ができるんだ」と思いつつも、以前の映画撮影の時は役に入り込み過ぎてしんどかったから、「今回は大丈夫かな」とちょっと不安でした。案の定、今回ものめり込んでしまって、しばらく目つきが殺し屋でした(笑)。


役作りはどうやって?

■藤田:顔にでっかい日の丸のビジュアル、そして「弁当箱で人を殺す」ってどういうことって思いながらも、西村監督ならではの世界観をどう体現できるのか、やるからには思い切ってやろうと思ったんですが、運動神経には自信がないからなあって。でも身体を張って、死に物狂いで殺そうとしてるのがわかればいいと、開き直って臨みましたよ。キカは、純粋で強い。暗殺者として殺すことしか知らなかった彼女が知らない世界に投げ込まれて、ある女の子と知り合って優しさを知るんです。その切なさに感情移入しまくっちゃって、(撮影の)次の日のライブに影響出ちゃいました(笑)。


キカは東京のいろんな場所で初めて見るものに驚いたり、好奇心を持ったりしますね。藤田さん自身にとっても、新鮮な発見はありましたか?

■藤田:普段は新宿と渋谷への行き来くらいしかしない出不精な私ですから、最初は「合羽橋ってどこ?」って感じで。お弁当を丹念に作るシーンがあるんですが、その時に使う調理道具などを買い揃えられるこんな場所があるんだ、って驚きですよね。秋葉原にしても、グラビア関連の仕事でしか行ったことがなくて……。改めて気づいたんですが、駅ごとに違う顔を持っている。それって東京ならではだと思いました。もちろんキカにとっては初めての経験で、まるで宇宙人に会ったような衝撃だろうし、どうリアクションをとればいいかと考えて、好奇心を表情やしぐさに詰め込みました。それにしても、住み慣れた東京でもまだまだ知らないことばかりだなあ、と。少し怖くもなりました。いろんなことを知らないまま死んでいくんだと思うと……。


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キカのメイクは大変でしたか?

■藤田:髪の毛を粘土で固めて、顔に日の丸を書いて。1時間半以上かかりました。メイクされた顔を初めて鏡で見た時は、多少の絶望感がありました(笑)。「これ、私じゃなくてもいいんじゃないの?」と思ったけれど、だんだん愛着が湧いてきました。


撮影中は、いろんなコスチュームも楽しめましたか?

■藤田:ニッカポッカ姿がコスチュームの中でいちばん好き。私、大工さんになりたかった時期があったんですよ。高いところが好きで(笑)。


アクションとバイオレンスが満載で、ホラーの要素もあれば笑いやホロりとくるところもある。なかなか説明しづらい映画でしょうか。

■藤田:説明しやすいやすいですよ。「どういう役なんですか」と訊かれて、「お弁当箱で人を殺す役なんです」って。これでツカミはOK(笑)。


取材・文 川井英司

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『WELCOME TO JAPAN 日の丸ランチボックス』

10月11日よりヒューマントラストシネマ渋谷にて、2019年10月名古屋シネマスコーレ、11月8日よりシネリーブル梅田にてにて公開
(“シッチェス映画祭” ファンタスティック・セレクション2019)

配給:ブラウニー
公式HP:https://www.shochiku.co.jp/sitgesfanta/
(C)2019キングレコード

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