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2019年9月11日 (水)

『108~海馬五郎の復讐と冒険~』笑いにこだわり続けた喜劇人・松尾スズキの到達点「絶対におもしろいっていう確信がありました」映画製作秘話

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「大人計画」の主宰・松尾スズキが監督・脚本・主演を務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』が10月25日(金)にTOHOシネマズ 日比谷 ほか全国公開となる。


昨年大人計画30周年という節目を迎え、作家、演出家、映画監督、俳優など多岐にわたって活動を続けてきた松尾スズキ。9月9日には、なんと東京・渋谷Bunkamuraシアターコクーンの芸術監督に就任することが発表された。1989年の本劇場開館時から1996年までを串田和美、1999年からは蜷川幸雄が芸術監督を務め、数多くの話題作を発表してきた劇場。就任第一弾作品として上演される「キレイ-神様と待ち合わせした女-」を皮切りに、シアターコクーン芸術監督としても活躍が見逃せない。


そんな誰もが認めるアーティストとして注目を集めている松尾だが、今回挑むのは、長編監督映画4作目にして初めて監督・脚本・主演全てを務めた映画『108~海馬五郎の復讐と冒険~』。愛する妻がSNSに投稿した浮気写真を見て激怒した男が、投稿についた「いいね!」の数だけ女を抱き、資産1000万円を使って復讐するという耳を疑うような物語だ。

主人公・海馬五郎を演じながらも、同時に監督として演出を行う必要があった松尾。これまで『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(15)でも監督をしながら俳優として出演しているが、今回はほとんどのシーンを自ら演じるため消費カロリーは相当高い。現場を共にした制作スタッフは「現場を和やかな雰囲気にし、数秒前まで裸で演技していたかと思えば、すぐにモニターでチェックを行い、モードを切り替え出来ていたのが凄い」と、その離れ業を絶賛。


今回解禁されたメイキングスチールには、前のシーンで栗原類演じる息子に頭に殴られ、包帯を巻いたまま監督として自分の演技をチェックする姿が収められている。思わず笑ってしまいそうな一幕だが、モニターを見る眼差しは真剣そのもの。


もちろん自分の裸のシーンの撮影中であってもモニターチェックは必要だったが、松尾は「どうせすぐに裸になるのであまり意味はないのですが、監督としての威厳を保つためにチェックの時は一応バスローブを着てました(笑)」と撮影当時を振り返る。


本作はコメディでありながら、「いいね!」の数だけ女を抱くという衝撃的な内容でR18映画に指定されている。この挑戦的な企画を実現するにあたり、松尾スズキは「これは絶対におもしろいっていう確信があったので、妥協してなるものかという気持ちでした」と語る。監督としても、俳優としても、笑いに徹底的にこだわり抜いた本作に注目したい。

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『108~海馬五郎の復讐と冒険~』

2019年10月25日より全国にて
配給: ファントム・フィルム
公式HP:https://108-movie.com/
(C)2019「108~海馬五郎の復讐と冒険~」製作委員会

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