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2019年4月24日 (水)

『僕に、会いたかった』「TAKAHIRO くんも松坂さんも、みんな“島留学生”だった」錦織良成監督×水谷智之(地域・教育魅力化プラットフォーム 代表理事)トークショー

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日本の音楽シーンをリードするダンス&ヴォーカルグループ「EXILE」のヴォーカリストとして確固たる人気を誇り、俳優としても活躍する TAKAHIRO が、満を持して長編映画で初めて単独主演した感動作『僕に、会いたかった』。このたび5月10日(金)から TOHO シネマズ 日比谷ほか全国ロードショーとなる。記憶を失くした漁師・徹を演じる TAKAHIRO のほか、山口まゆ、柴田杏花、板垣瑞生ら今が旬の若手俳優たちが出演。松坂慶子、小市慢太郎ら実力派のベテランが物語を支える。監督は、何気ない日常をとらえる描写力と柔らかな映像センスに定評がある錦織良成。家族との「今」を大切にしたくなる、絆と再生を描いた感動の人間ドラマが誕生した。


4 月22 日(月)、渋谷ユーロライブにて本作の試写会が行われ、錦織監督と、映画に登場する“島留学”の仕掛け人である地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事の水谷智之さんが登壇し、ローカル発信の教育の魅力について語った。


水谷さんは、錦織監督の『白い船』(02)を偶然見て、「子供が育っていくのはこういうことなのか」と感動し、教育の環境づくりについて考えるようになったとのこと。本作を見て「島の温度感というか、包まれている感がありました。理屈をこえて包まれている安心感。島や島留学が人を変えていくのを知っているからこそ、感動がありました」と語った。錦織監督も「最初、島留学ってどんな子が行くんだろうと思っていたんです。会うと、前向きで明るくて、自分の言葉でしゃべる子が多い。みんな自分で選んで来てるんです。そして、島の大人たちが子供に本気で向かいあっている。それが包まれている感なのかなと思います。」映画にも学校で勉強するシーンよりも、子供たちが地域の人々のふれあいから成長していく様子が多く描かれている。

「TAKAHIRO くんは実はものすごく器用です。そしてすごく感受性豊かな人。演じるのではなく島に溶け込んでくれて。島の人と同化してくれました」と錦織監督が語ると水谷さんも「(TAKAHIRO の釣りシーンの)あのルアーさばきはやばかったですね!演技とかいう次元じゃない」と深く同意。「リハーサルで釣る真似してたら本当に釣れちゃったんですよ(笑)」と撮影のエピソードを披露していた。


水谷さんは「僕は 50 歳で島に望まれもせずに島に行って(笑)。島前高校のある、海士町の島民は約2300 人中350 人くらいが I ターンでできているんです。稼ぎがいいわけではない、でも地域のありかた、社会のあり方を学びに行っているんです。高校生の島留学と同じく、大人の島留学なんですね」と語ると錦織監督も「僕もローカルのほうが最先端だという考え。月10 万代なのに、古いクルーザーをもらってきて、みんなで直して、満天の星空の下で海に飛び込んでとったアワビやさざえでバーベキューをしたり。それが当たり前の暮らしをしている。目からうろこでした。TAKAHIRO くんも松坂さんもそんな場所に素直に純粋に身を投げて、島に溶け込んでくれた。まさに島留学生でした」と語った。


今、隠岐島前高校から始まった島留学は“地域みらい留学”として全国25 道県52 校まで広がり、“留学生”希望者は 1200 人にまで増えている。錦織監督は「隠岐には東京からも日本の教育現場、学校のあり方に限界を感じて、変えたい、可能性を見出したいという 30~50 代の方がたくさん来ておられますね」というと水谷さんは、「学校の先生と親以外の大人との本気のふれあいが 15~18 歳の時間でなかなか作れない現実があるんです。実社会の中でいろんな人に囲まれながら育っていく環境が大事、それを作ろうという試みでもあります」とその意図を語った。


「(板垣瑞生演じる)雄一が、お母さんが迎えにきたけれど「僕は帰らないよ」というシーン。あれは世間のものさしから自分のものさしで生きると決めた瞬間だと思いました。大人も含めて島のなかで自分を見つけて、世間に流されない価値観を吸収したり学んでるんだろうなと改めて思いました」との水谷さんの言葉に錦織監督は、「島の人と、役者スタッフと想いをこめてこの映画を作れたことを誇りに思っています。水谷さんはじめ島の皆さんと一緒に、みんなで自分の幸せをつかむために自分の目で見て確かめながら前へ進む映画を作り続けたいなと思っています。この映画は TAKAHIRO くんや松坂さんはじめ、島の人たちと一緒に作った共同作品です。」と締めくくった。


観客から「監督が想像していた以上のものが撮れたシーンは?」と聞かれると錦織監督は「たくさんあるんですが、最後の TAKAHIRO くんの表情。あの表情がすべてを語っていたので、カットをかけずにずっと 10 分以上撮り続けていました。」と語った。その渾身のシーンはぜひ劇場の大スクリーンで確かめてほしい。

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『僕に、会いたかった』

2019年5月10日より TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて
配給:LDH PICTURES
公式HP:https://bokuai.jp/
(C)2019「僕に、会いたかった」製作委員会

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