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2018年12月 5日 (水)

映画『ジュリアン』に衝撃と絶賛の声 呉美保監督「鑑賞後、しばらく席を立てなかった」グザヴィエ・ルグラン監督の演出術とは 映画『ジュリアン』特別試写会

日時:12月4日(火)
会場:ユーロライブ
登壇者:グザヴィエ・ルグラン監督、トーマス・ジオリア(子役)、呉美保監督

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家族の関係を描いた繊細な人間ドラマでありながら、張り詰めた緊張感が観る者を襲う傑作サスペンス『ジュリアン』が、1月25日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開となる。本作を手掛けたグザヴィエ・ルグラン監督と主人公ジュリアン役のトーマス・ジオリアの来日公開を記念した特別試写会が行われた。


今冬注目のサスペンス映画『ジュリアン』のグザヴィエ・ルグラン監督とトーマス・ジオリア(ジュリアン役)が来日したのを記念し、特別試写会を実施。本作と同じく『きみはいい子』(15)、『そこのみにて光輝く』(14)などで家族をテーマにした映画を手がけられた呉美保監督と共にトークショーを行い、『ジュリアン』での細部にまでこだわりぬいた秀逸な演出術の裏側や本作の注目ポイントについて熱く語った。


呉監督は、登場早々から「最近見た映画の中で最も胸を打つ作品」と本作を絶賛。観賞後は涙を流し「しばらく席が立てなかった」と告白するほど、衝撃を受けたという。また、離婚した父親と母親の間で揺れ動く息子ジュリアンら家族の複雑な思いを丁寧に描いた本作の演出についての話になると、ジュリアン役を演じたトーマスは「素晴らしい演技指導をシーンごとにしていただいたので不安はなかったです」と笑顔。舞台俳優としても活躍するルグラン監督は「目線の指導など、細かく言いました」と、人物の作り込みやディテールへのこだわりを明かした。それを受けて呉監督も「まさに一番引き付けられたの目!」と続け、「冒頭から話が進んでいくにつれて登場人物の目の色が変わっていく。そこに怯えを感じ、家族のもろさや儚さを俳優の目で感じました」とコメントした。


また本作を語るうえで重要なポイントが“音”の使い方。ルグラン監督は、「通常の映画は後から音を入れたりもしますが、俳優たちを現実の本物のような環境に置き、その音が聞こえるように配慮した」と語り、呉監督は「そう!音に感情が動かされました。すごく繊細な音がついていて、それがクライマックスに結びついていく。そこが驚きでとても良かった!」とまたもや本作を絶賛した。


呉監督も大絶賛する本作は、《第74回ヴェネチア国際映画祭》にて最優秀監督賞にあたる銀獅子賞を受賞し、本国フランスで40万人動員のロングランヒットを記録。アメリカの映画批評サイトRotten Tomatoesでは94点の高評価を得ている注目作だ。

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『ジュリアン』

2019年1月25日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開
配給:アンプラグド
公式HP:https://julien-movie.com/
(C) 2016 - KG Productions – France 3 Cinéma

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