« 第31回東京国際映画祭 『ギャングース』舞台挨拶イベント加藤諒、オネエ疑惑を払拭!「映画での男らしい姿が本当の僕です!」 | メイン | 『シンプル・ギフト~はじまりの歌声~』坂本真綾、井上芳雄ら、ミュージカル俳優らも大絶賛!尾木ママも熱烈おすすめ!感動コメントが到着! »

2018年11月 5日 (月)

『家族のレシピ』(原題:ラーメン・テー Ramen Teh)舞台挨拶・記者会見

1105_004


11月1日(木)東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門上映『家族のレシピ』(原題:ラーメン・テー Ramen Teh)の舞台挨拶が行われ、エリック・クー(監督)、斎藤工(主演)が登壇した。

エリック・クー監督:私は日本で映画を撮影することが夢でした。日本の人々、国、食に魅せられてきました。この映画の制作が決まった時、日本とシンガポールの私の愛する「食」をテーマにしようと決めたのです。そのアイデアに、斎藤工さんや松田聖子さんなど、素晴らしい方々が参加してくれました。聖子さんについては、私が10代の頃に大ファンだったのです。この映画のプロデューサーが彼女を知っていると聞いた瞬間、どうやったら聖子さんに会えるかと(笑)脚本をぜひ読んでもらいたい、美樹の役をやってもらえないかと思うようになりました。私にとっての「家族のレシピ」は私の母の作ってくれたチキンカレーです。映画の中での家族の食卓シーンにもチキンカレーが登場します。私の母はもう他界していますが、この味はいつになっても忘れられない、家族の味です。食には癒やしの力があり、人々を繋げる力があると感じています。今日は日本の観客の皆さんと一緒に映画を共有できて、とても嬉しいです。

斎藤:この作品は、俳優として今まで経験した事のない進行形の自分が映っています。俳優業の真髄、新しい扉を開いた体験でした。そしてエリック・クー監督は、フィルムメーカーとしての僕の未来も導いてくれたのです。『TATSUMI マンガに革命を起こした男』を拝見して、エリック監督の大ファンになりました。この映画のキャストを探していることを聞いて、通行人でもいいから出たいと思い、スカイプオーデションに臨んだのです。撮影中、一番印象に残ったエピソードは、最終日にエリックがチキンスープを作ってきてくれたこと。自分の作品の撮影中で、手が何本あっても足りないくらいなのに、手間のかかる煮込みスープを作ってくれた。それがめちゃめちゃ美味しくて、彼がスープを仕込むために使った見えない時間や気持ちがグッときて、涙が流れました。あのスープの味は忘れられません。


僕自身の「家族のレシピ」。印象深いのは、辛党一家のうちの父が作る麻婆豆腐。山椒が日に日に加算されていって、麻酔銃を口に撃たれた位にしびれたこともありました(笑)山椒と胡椒の上に豆腐がやや載っているくらいの割合ですね。そんな危機的な家族のレシピがありました。

この映画はフランス・パリのオペラ座の近くの映画館で上映しているのですが、そこは僕が20年前にバックパッカーでパリに住んでいた頃、なけなしのお金でチケットを買って通っていた劇場だったんです。そこで自分の主演作が上映しているという事、想像すらできなかった未来を、エリックに出会うことで味わう事が出来ました。昨日福山雅治さんから写メが届いて、劇場の外からの写真を撮って「すごい、上映してる!」って送ってきてくれました。こんな奇跡のような出来事も、全部エリックのおかげだと思っています。
食の力は言語を超えるものです。美味しいものを自分だけで留めるのでなく、人と共有する。食は国境や文化を超える、最大の言語だと思います。


____________________________________________________________

『家族のレシピ』

2019年3月9日より シネマート新宿ほか全国にて順次公開
配給:株式会社エレファントハウス
公式HP:https://www.ramenteh.com/
 (C)Wild Orange Artists/Zhao Wei Films/Comme des Cinemas/Version Originale

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/306383/34150533

『家族のレシピ』(原題:ラーメン・テー Ramen Teh)舞台挨拶・記者会見を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。




最新映画ナビ関連ブログ

最近の記事