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2018年8月 3日 (金)

ヴェネチア国際映画祭<金獅子賞・銀獅子賞>連続受賞の快挙! イスラエルの鬼才・サミュエル・マオズ監督とは

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ヴェネチア国際映画祭審査員グランプリ(銀獅子賞)を受賞した『運命は踊る』が、9月29日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開される。監督は、デビュー作『レバノン』で第66回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞に輝いた、イスラエルの鬼才サミュエル・マオズ。長編2本目となる本作で、再びヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞。デビュー作に続き、2作連続で主要賞を受賞する快挙を成し遂げ、その後も、各国の映画祭で数々の賞を受賞した。世界的にも今、最も目が離せない監督のひとりであるサミュエル・マオズ監督とは、どんな人物なのかー。その魅力に迫る。


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壮絶な戦争体験を基に描いた衝撃のデビュー作『レバノン』でいきなりヴェネチア国際映画祭金獅子賞!


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1962年5月23日イスラエル、テルアビブ生まれのサミュエル・マオズは、幼い頃から映画に関心を持ち、18歳の頃には何十本もの自主映画を撮るようになる。その後、兵役が義務づけられているイスラエル軍の戦車部隊に配属され砲手として訓練を受け、20歳になったばかりのマオズは、勃発したレバノン戦争に砲手として従軍し、壮絶な戦争体験をする。
撤退にともない帰国した後、ベイト・ツヴィ演劇学校でかねてより関心を持っていた映画を学び、1987年に卒業。翌年、自身の戦争体験を基にした脚本の執筆を試みるも、当時の生々しい記憶や匂いまでもが甦り書き進めることができず一時中断。カメラマンやプロダクションデザイナーとして映像作品に携わり経験を重ね、構想から約20年を経た2009年、レバノンでの戦争体験を基に、反戦の意思を込めた長編映画デビュー作『レバノン』を発表。『レバノン』では、戦車のスコープを通して緊迫感とリアリティに溢れた映像は各国の映画祭で絶賛された。そして、デビュー作にも関わらず、第66回ヴェネチア国際映画祭で最高賞であるグランプリ(金獅子賞)を受賞、第23回ヨーロッパ映画賞 ディスカバリー賞(初監督作品賞)など数々の賞を受賞し、華々しいデビューを飾った。


2本目の長編作『運命は踊る』でも審査員グランプリ受賞の快挙!新作は誰も見たことのない“新感覚のミステリー”!


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監督・脚本を手掛けた8年ぶり2作目の長編『運命は踊る』では、再びヴェネチア国際映画祭で審査員グランプリ(銀獅子賞)を受賞。
2 作連続で主要賞を受賞する快挙を成し遂げた。息子の訃報から始まる本作は、再びマオズ監督の実体験を基に描かれている。
ある朝、長女が乗るはずだったバスが爆弾で爆破され、何十人もの人が亡くなるテロが起きた。長女は、たまたまそのバスに乗り遅れたことによって難を逃れ、1 時間後に家に帰宅したのだが、長女と連絡がつながらない空白の1時間を「人生で最悪の時間を過ごすことになった。私自身の戦争の時期をすべて合わせたよりもひどい時間だった」と語っている。本作では、その体験を基に、夫婦のもとに届いた「息子の戦死」の知らせが誤報だとわかるまでの時間や夫婦の心情を生々しく描き出す。そして、誰にでも起こり得るような運命のボタンの掛け違いによって翻弄される登場人物を通 し、誰もが共感できる普遍的な家族の物語を作り上げている。


そんな本作は、各国の映画祭で数々の賞を受賞し、本国でも、イスラエル・アカデミー賞であるオフィール賞で最多 8 部門受賞、おしくもショートリストまでの選出となったが、アカデミー賞(R)外国語映画賞のイスラエル代表に選ばれた。ナショナル・ボード・オブ・レビューでは、見事外国語映画賞を受賞。そして、2018年、ヴァラエティ誌が毎年発表している観るべき 10 人の監督に『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグらと共に選ばれるなど、世界的にも今、最も目が離せない監督のひとりなのだ。


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『運命は踊る』

2018年9月29日より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開
配給:ビターズ・エンド
製作国:イスラエル=ドイツ=フランス=スイス(2017)
(C) Pola Pandora - Spiro Films - A.S.A.P. Films - Knm - Arte France Cinema - 2017

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