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2018年6月12日 (火)

『愛がなんだ』出演:岸井ゆきの、成田凌 恋愛映画の旗手、今泉力哉監督によって映画化決定!

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2005 年に「対岸の彼女」で第 132 回直木賞を受賞し、これまでにも『空中庭園』『八日目の蝉』『紙の月』など数々の著作が映画化されてきた作家、角田光代が 2006 年に発表した、傑作恋愛小説『愛がなんだ』(角川文庫刊)の映画化が決定した。


「好きになって、ごめんなさい。」
主人公は 28 歳の OL テルコ。彼女はマモルに想いを寄せている。マモルのためなら仕事も友達もそっちのけ。自分の時間のすべてをマモルに捧げてしまうテルコ。しかし、マモルはテルコのことが好きではないのだ。完全なる一方通行の恋。直木賞作家が濃密な筆致で綴る、全力疾走片思い小説が映画化。監督は、伊坂幸太郎の同名小説を三浦春馬主演で映画化した『アイネクライネナハトムジーク』の公開が控える、今泉力哉。これまでにも『サッドティー』『知らない、ふたり』『パンとバスと 2 度目のハツコイ』など、恋に翻弄される男女の人間模様を鋭く描き、“正解のない恋の形”を模索し続けてきた恋愛映画の旗手が、本作では“片思い”の可笑しさと切なさを徹底的に掘り下げる。


好きになってくれない男性を一途に追いかける主人公・テルコ役を演じるのは、TV ドラマ「小公女セイラ」でデビュー後、映画、TV、舞台、CM など幅広い分野で活躍している女優、岸井ゆきの。『ピンクとグレー』『森山中教習所』『友だちのパパが好き』など、様々なジャンルの良作への出演が続き、若手実力派女優の地位を確立。『おじいちゃん、死んじゃったって。』で映画初主演を果たし、本作品で第 39 回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞、本作が主演 2 作目となる。また、今年 10 月から放送される NHK 連続テレビ小説「まんぷく」では、安藤サクラ演じる主人公・福子の姪・香田タカ役で連続テレビ小説への初出演が決定するなど、ますます注目を浴びている。テルコが一方的に想いを寄せるマモル役には MEN'S NON-NO の専属モデルであり、映画、ドラマなどの出演オファーが相次ぐ、いま最も注目されている若手俳優、成田凌。『キセキ あの日のソビト』『ニワトリ★スター』などで注目を浴び、今後も『ここは退屈迎えに来て』や『チワワちゃん』など多くの出演作の公開が控えている。


「私はただ、ずっと彼のそばにはりついていたいのだ。」
人生のすべてが、マモル最優先のテルコ。このマモルへの執着の正体は、いったい何なのだろう?恋なのか。愛なのか。それとも…。周りが見えなくなるほど、マモルへの想いが膨れ上がっていくテルコ。エスカレートしていくテルコの暴走は、とびっきり痛快で滑稽。でも、彼女の不器用すぎる片思いっぷりは、苦い恋愛経験のある人なら決して他人ごとには思えないはず。全力すぎる片思いの末に、テルコが下した思いがけない「決断」とは…。苦しいはずなのに、どこか清々しい。可笑しくて、切ない、全力片思いラブストーリーに期待だ。


【あらすじ】
山田テルコ 28 歳。自尊心というものを道ばたに投げ捨てて唾をかけてみる。28 歳のテルコはマモル(マモちゃん)に一目惚れした5ヶ月前から、生活はすべてマモちゃんを中心に動いている。仕事中でも、真夜中でも、マモちゃんからの電話が常に最優先。仕事を失いかけても、親友に冷たい目で見られても、マモちゃんがいてくれるならテルコはこの上なく幸せなのだ。けれど、マモちゃんにとっては、テルコはただ都合のいい女でしかなかった。マモちゃんは、さっきまで機嫌良く笑っていたのに、ちょっと踏み込もうとすると、突然拒絶する。今の関係を保つことに必死なテルコは自分からは一切連絡をしないし、決して「好き」とは伝えられない。ある日、朝方まで飲んでマモちゃん家にお泊まりしたことから、2人は急接近。恋人に昇格できる!と有頂天になったテルコは、頼まれてもいないのに家事やお世話に勤しみ、その結果、マモちゃんからの連絡が突然途絶えてしまう…。それから3ヶ月が経ったころ、マモちゃんからひょっこり電話がかかってくる。会いにいくと、マモちゃんの隣には年上の女性、すみれさんがいた…。

■岸井ゆきのコメント

好きな人のためなら仕事中でも電話に出て、食事に誘われればすぐ退社。クビ寸前でも構わず、当たり前のように彼の時計で生きている、主人公・テルコをまさか演じることができるとは!原作の面白さ故のプレッシャーや不安は尽きませんが、今とても嬉しいです。映像だから出来ること、テルコなりの一、二歩、いや四、五歩先をいく気遣い、何周もまわりにまわった恋とも愛とも言い切れない奇妙な執着を、心強いスタッフキャストの皆さんと共に、映画へしっかりと繋いでいきたいと思っています。

■成田凌コメント

「愛がなんだ」どう生きていたらこの言葉を言える時が来るんでしょう。その一つの答えみたいな映画になればいいなと思います。勝手に、答え、とか言ってすみません。角田光代さんの物語の住人になれること、やっと、今泉力哉監督とご一緒できること、そして岸井ゆきのさんをはじめとする、素晴らしいキャストの皆様との共演を楽しみにしています。撮影はこれからですが、面白い作品になりそうです。


■今泉力哉監督コメント

両想いなんて存在しないのでは、と言い続けてきた私の元に、この小説を映画化しませんかという話が来て、これは、と嬉しくなりました。角田さんの小説は本当に面白く、台詞だけに限らず、その言葉や空気、テンポ、そのどれもがとても繊細で、滑稽で、映画化はすごく大変だな、怖いな、と思っております。でもそこは映画です。ひとりでつくるものではありません。ずっと憧れていた岸井ゆきのさん、独特の空気と色気を持つ成田凌さんをはじめとした魅力的なキャスト陣、とても理解ある脚本家の澤井さんと一緒につくっていった本、また経験豊富なスタッフ、そしてもちろん原作の魅力に頼りながら、自分なりの「愛がなんだ」がつくれたらと思っています。完成しても、絶対、愛がなにかなんてわかり得ないけれど。


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『愛がなんだ』

2019年より
配給:エレファントハウス

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