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2017年10月10日 (火)

オダギリジョー、阪本順治監督 歓喜!映画『エルネスト』ヒロシマ平和映画賞 受賞!!

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【没後50年】を迎えたキューバ革命の英雄“エルネスト・チェ・ゲバラ”。革命家、反帝国主義のカリスマとして、また、革新を想起させるシンボルとして今もなお世界中でゲバラの存在は明確に息づいている。そんな彼の“意志”に共感し、ボリビアの軍事政権との戦いで、1967年8月に25歳の若さで散った実在の日系人、フレディ前村の知られざる生涯を、日本・キューバ合作で描く映画『エルネスト』が10月6日(金)より公開され、大反響を呼んでいる。


そして、チェ・ゲバラの命日である10月9日の、福岡愼二映像文化支援基金により2016年から広島国際映画祭に創設された賞、“ヒロシマ平和映画賞”を本作が受賞した旨が広島で行われた舞台挨拶イベントで発表された。この賞は、「ヒロシマ映画祭2017」開催期間中に上映される全作品(2016年以降制作された作品)を対象とし、ヒロシマの心を世界に発信することに最も寄与したと思われる作品を制作した者の、さらなる制作活動に対して贈られる。昨年は、『この世界の片隅に』(監督:片渕須直)が受賞。これを皮切りに、映画賞を独占、大ヒット映画となり今もロングラン上映が続いている。


登壇した阪本順治監督は、「平穏や平和な日々をそれほど多く描いてはいないし、平和を直接訴える映画ではないので、本当に頂いていいのかなと思いながら、広島の方に選んで頂いたというのが一番嬉しいです」と感想を述べ、主演のオダギリジョーは「広島は自分が生まれて育った岡山から近く、思い入れのある土地でもあるので、そこで賞を頂けるのはとても嬉しく思います。また平和の象徴である広島という場所に、この作品が少しでも寄り添えることができたのであれば非常にありがたいことだと思います」と受賞の喜びを語った。


またこの舞台挨拶に、松井一實(マツイカズミ)広島市長が駆けつけ、“憎しみだけでは勝てない”“世界は、変えられる。”というチェ・ゲバラの言葉を引用し、「広島は被爆し大変な目に遭った。当時は憎しみの気持ちがあったかもし知れないが、それを乗り越えて、皆が良い世界にするという想いを積み上げて今の広島がある。そのようなことを象徴するまさに平和賞に相応しい映画だと思う」と祝福した。こちらの授賞式は、11月26日(日)、「広島国際映画祭2017」閉幕式で行われる予定となっている。さらに、オダギリジョーと阪本順治監督は、この舞台挨拶後に広島平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑に献花を行った。


一方で、10月9日(月・祝)がゲバラの命日であることを受け、作家の海堂尊を迎えてのトークショーが有楽町スバル座でも実施された。海堂尊は大ヒット作『チーム・バチスタの栄光』で、『このミステリーがすごい!』大賞を受賞。また、『チェ・ゲバラ、その生と死』を書き下ろし、昨年6月にはゲバラを主人公に据えた長編四部作の第一部『ポーラースター ゲバラ覚醒』、そして本年10月5日に第二部『ゲバラ漂流 ポーラースター』を執筆。


会場には、一般の観客も参加することのできるチェ・ゲバラの献花台が設けられ、多くの方がゲバラに思いを馳せ、献花する姿が見受けられた。チェ・ゲバラの印象について問われた海堂尊は、「ものすごく強烈に人を引きつける力が彼にはあった。だから、フレディもその磁場に惹きつけられたのだと思います。そして、ゲバラはフレディ前村に対して、同じ生き様を感じたのではないか」と語り、同じく壇上に設けられた献花台に花束を添えた。最後に「当時の背景を知るとさらに映画を楽しめると思います。私の作品も含めて楽しんでいただけると幸いです。」と語り、イベントは幕を閉じた。


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『エルネスト』

2017年10月6日よりTOHOシネマズほか全国にて
配給:キノフィルムズ/木下グループ
(c)2017 "ERNESTO" FILM PARTNERS.

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