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2017年4月21日 (金)

学芸員が命をかけて美術品を守った知られざる裏側『 エルミタージュ美術館 美を守る宮殿 』試写会&トークイベント

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ドキュメンタリー映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』4/29(土)公開に先駆け、日本の大学として初めて、創価大学に開設されたロシアセンターとの共催にて試写会が開催され、ロシアセンター長ステラ・シバコーバ教授、佐々木精治教授によるトークイベントも実施された。

八王子の創価大学ロシアセンター共催による19日(水)、『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』の特別試写会が行われ同センター長ステラ・シバコーバ教授、(通訳・文学部 江口満教授)、文学部 佐々木精治教授が上映後のトークイベントに出席。エルミタージュ美術館とロシアの歴史について語った。本作は女帝エカテリーナ2世の絵画コレクションから始まったエルミタージュ美術館の300万点を越える至宝の数々とロシア革命や第二次世界大戦に翻弄され、美術品を守るために戦った館長・学芸員たちの姿を映しだす。

本作についてシバコーバ教授は「素晴らしい映画です。普段は一般客が見ることができない収蔵庫の中も映し出されています。そして、第二次世界大戦下のレニングラード包囲戦の中での館長や学芸員の苦悩を知ることができました。その部分も反響があるのではないでしょうか」とコメント。佐々木教授も「世界で初めて労働者を中心に蜂起した革命の中で自由に働くことが出来なかった歴代の館長の姿、そしてエルミタージュはロシアの歴史そのものであるという現館長のピオトロフスキー氏の言葉が印象的でした」と語った。佐々木教授は本編に登場するロシア革命時に館長・学芸員たちが収蔵品を戦火から守るために列車でモスクワに送ったというエピソードは初めて知ったと語った。


また、レニングラード包囲戦当時のエルミタージュ美術館についてシバコーバ教授は、「ロシアに‘人はパンのみに生きるにあらず’ということわざがあります。これこそロシア人の精神性を良く表しています。人間は死を目前にした時にこそ美しいもの、崇高なものをより深く認識するのではないかと思います。そしてそれが芸術だったわけです。戦時中、お腹を空かせた兵士たちは自らの死を目の当たりにしていました。そうした彼らが勇気を持って死と対峙する力を与えてくれたのがエルミタージュ美術館の作品だったのだと思います。」と戦時中のエルミタージュ美術館が果たした役割について語った。この時、絵画は館長・学芸員総出でウラル山脈に避難させた後で、館内は空の額縁ばかりだった。学芸員は兵士たちに空の額縁を指さしながら美術品の説明をし、彼らの疲弊した心を癒したという。今、日本でもエルミタージュの絵画が見られるのは命を懸けて美術品を守った学芸員たちがいたからなのである。

映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』は4/29(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開。

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『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』

2017年4月29日より ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開
配給:ファインフィルムズ
公式HP:http://www.finefilms.co.jp/hermitage/
(C) Foxtrot Hermitage Ltd. All Rights Reserved. 

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