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2017年3月31日 (金)

『暗黒女子』女優・清水富美加の凄みが集約した本編映像解禁 「作品を俯瞰して見られる稀有な存在」耶雲監督が清水との作業を振り返るコメントも

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清水富美加、飯豊まりえW主演、全ての予測を裏切る、ラスト24分のどんでん返しが、話題となっている映画『暗黒女子』が、4月1日(土)に全国公開となる。

ミッション系お嬢様学校である聖母マリア女子高等学院の理事長の娘で全校生徒の憧れの的である白石いつみが謎の死を遂げる。彼女が会長を務めていた文学サークルのメンバーに疑いの目が向けられる中、会長の座を引き継いだ親友の澄川小百合は、いつみが死んだ理由と真犯人を突き止めるために、メンバー達に<いつみの死>について小説を書かせ闇鍋をしながら朗読会を開くことにする。

そんな小百合を演じる清水自身が持つ女優としての凄みと天性の勘を感じさせる本編映像が解禁に! 合わせて、本作で共同作業を行った耶雲哉治監督が、彼女について惜しみなく語るインタビューコメントも到着した。

この映像は、文学サークルのメンバーがそれぞれ犯人を告発する小説を朗読し終えた場面。いつみが場面ごとに表情をくるくると変えるキャラクターであるのに対して、小百合は常に控えめで一貫して感情の抑揚を外に出さない謎めいた役どころ。その中でも、いつみが遺した小説が存在すると知った高校生作家・高岡志夜(清野菜名)が激しく動揺するのに対して、声を荒げることなくかすかな口調の変化やスピード、表情の変化だけでとてつもない威圧感を与えている。


この清水の細かな目盛り設定さながらの緻密な演技について、耶雲監督は、「清水さんにはある程度のイメージだけ伝えていて、それに対して彼女が提出してきたものです。彼女とは見えているイメージが同じだったので、“あ、今の失敗しました!こう言わなきゃいけないのに!もう1回お願いします!”と自分から申し出てくれることも結構ありました」と振り返る。

また、小百合自身はいつみを影で支えるキャラクターで、佇まいや言葉遣いにもどこか現代的ではない古風さも持つ。キャラクター作りの参考にと監督が清水に薦めたのは、市川崑監督作『黒い十人の女』(61)での山本富士子や岸恵子といった昭和の大女優の存在。清水は、クランクインに向けて監督が求めるゆっくりとしつつ語尾を大事にするような言葉遣いを完璧にマスターしてきたが、彼女が実際に参考にしたのは自身で腑に落ちることができた滝川クリステルだった。監督は、清水の“勝手なアレンジ”を笑って受け入れつつ、「難しい課題に対して自分なりに考えて答えを導き出せる女優なんだな」と、その時に思ったことを明かす。

劇中、いつみと小百合が重なって見える場面がいくつかあるが、監督は、本作を通じての清水とのやりとりで最も印象的だったエピソードとして、清水と飯豊が同じセリフを言う場面などを撮った時のことを挙げる。小百合役の清水がいつみの書いた朗読小説を代読するシーンの撮影では、「清水さんは“すごく難しい!まりえちゃんはこんな難しい役やってるの!?”とか、“私のは使わないでください!っていうぐらいに難しい!”とか、“いつみの気持ちで読むこの独白は本当に難しい”ということを何度も繰り返し言っていたのが印象的でした」と明かし、その録音作業の後で飲みに行った時になってもなお“まりえちゃんの声の方がいいですよ”と言い続けていたという裏話を教えてくれた。監督は、「何でも上手にさらっとやってしまうような印象があったけど、清水さんでもそんな風に思うんだ…と意外に感じました」と語る。

最後に監督は、本作の撮影を通じて感じた清水富美加という女優について、「作品のためになるアイデアを出してくれる方で、ある意味で天才かなと思います」ときっぱり語る。さらに、「このキャラクターがこの映画の中でどう見えればこの作品がよく見えるのかと、というところまで俯瞰で見えている部分が他の役者さんとは違う気がします。その上で、自分が演じるこのキャラクターがやるべき到達点、逆にやるべきでないこと…といった計算が出来る人です」と手放しで称える。
本作のラスト24分の中で、小百合の複雑な内面が見事に表れている印象的な場面があるが、この場面は脚本には書かれておらず、小百合の気持ちになって考えた清水の提案で追加の撮影がされ、本編に実際に採用されたものだ。小百合を演じた清水の一挙手一投足を、今だからこそ、ぜひひとつひとつ味わってみてほしい。

映画「暗黒女子」本編特別映像
https://youtu.be/h5oAirGQVRw

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『暗黒女子』

2017年4月1日より 全国にて
配給:東映、ショウゲート
公式HP:http://ankoku-movie.jp/
(C)2017「暗黒女子」製作委員会 (C)秋吉理香子/双葉社

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