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2014年1月 7日 (火)

『キリングゲーム』ジョン・トラボルタ、オフィシャルインタビュー「戦争が引き起こす皮肉を暴くには、人々に共通する最低レベルの考えを示す必要がある」

キリングゲーム
いよいよ公開を目前に控えた映画『キリングゲーム』(1月11日公開)から主演の一人、ジョン・トラボルタのオフィシャルインタビューが届いた。 ロバート・デ・ニーロとトラボルタという2大スターの初競演で注目を浴びる同作品。トラボルタはボスニア紛争時に、デ・ニーロらアメリカ軍人の“処刑”から生き残った元セルビア兵士を演じる。

トラボルタがこの作品に込めた思い、そしてデ・ニーロとの競演についてを語った。

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『キリングゲーム』のテーマについて

この脚本の本質は、戦争についてのエッセイであり、戦争の縮図である。僕のセリフに「戦争がここに凝縮されているんだ」というのがある。その一言がこの映画を表わしている。二人は戦争の最も悲惨なものを象徴しているんだ。支配的で無情な方法で祖国を守るという観点だけでない。人類に対する罪、戦争犯罪……二人とも戦争犯罪者であり既に人類にとって十分すぎるほど辛い戦争という波に乗らざるを得なかったんだ。

コヴァチとフォードについて

題材がこれほど暗いもののとき、登場人物それぞれの人間性でバランスを取りたくなる。事実、この二人は善人なんだ。ただ戦争に心を支配されてしまった、戦争に猟奇的な人々と肩を並べてしまったんだ。それゆえに、本来なら慎み深い人間として彼らがやらないようなことを自らすることを許容してしまい、自らの高潔さに妥協させてしまったんだ。

彼ら、特に僕の役には他に選択がなかった。もし賛同しなければ殺されていただろうし、自分を犠牲にできるかどうか決めなくてはならなかった……しかし、この妥協のせいで彼らは酷い罪を犯してしまう。そしてどう動いても負けるという抑圧の典型例にハマってしまうのさ。

『キリングゲーム』の重要性について

意味がある映画だと思う。多からず少なからず反戦メッセージを訴える映画だ。戦争が引き起こす最も悲惨な皮肉を暴くには、戦争の醜さ、人として最低なレベルの思考、人々に共通する最低レベルの考えというものを示す必要があるんだ。

事前調査について

これまでの作品の中で最も多くのリサーチを必要としたよ。なぜならこの戦争を十分に理解できていなかったから。もっと説明が必要だった。

自費でボスニアとクロアチアへ足を運び、この戦争へのそれぞれの見解に対する理解を深めるため、クロアチア人とボスニア人へインタビューをしたんだ。そしてやっと理解できた。彼らの見解はとてもシンプルなことだった。戦争そのものは自分たち以外の外の力によって致し方なく始まったにも関わらず、誰もがお互いを責め合っているんだ。

バルカン半島の社会情勢について

僕には親しいセルビア人の友人もいれば、親しいボスニア人の友人もいる。彼らは今回の登場人物の背景にある宗教的、政治的、民族的なコンセプトへの理解を深めるのを手伝ってくれた。彼らとたくさん、深い議論を交わし、彼らに幾度か脚本を読んでもらい同意できるポイントやそうでないポイントを話し合い、僕はやっと自分がこのキャラクターの可能性を理解したと感じられたんだ。ロバート・デ・ニーロのキャラクターも僕のキャラクターも、ある意味、このような間違った行動を起こさざるを得なくした状況の犠牲者だと思う。

二人の対立について

興味深いのは、彼らは共通点が多いことさ。普通の環境下だったら、彼らは恐らく良い友達になっていただろう。でも僕は彼が直接的にそして間接的に僕や祖国の人々に対して犯したと信じる罪をつぐなわせるために、母国から彼の住む国へやってきた。僕は彼に罪を認めさせたいんだ。ストーリーを通して僕の役の狙いは彼から真実を引き出すこと。これを解決する、つまり彼が罪を白状することなんだ。

僕も全てのことを洗いざらい明らかにし、彼にも本当の事を話してほしい。僕のキャラクターは、自分が犯した罪を赦免したいわけではない。ただ、自分がやったことを認められるようになりたいだけ。許されたり、改心するチャンスを与えられたい訳じゃないんだ。彼は、生きる道を見つけるたくて、フォードと抱えている苦悩を解決したいのかもしれない。僕は彼に手を差し伸べてくれること、または彼の描く解決へと導いてくれることを望んでいるんだ。
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ロバート・デ・ニーロについて

僕は最高の俳優と働く幸運に恵まれてきた。でもロバートは……ロバート・デ・ニーロは特別な存在だ。

僕が映画俳優を始めた頃、彼が目標になっていた。つまり、彼が演技の新たな基準を築きあげていた。僕たち若手俳優に対しその基準を彼が上げていた。そのおかげで、もし役を演じるなら、自分がすべきことをきちんと学ばなくてはならなかった。

ボクサーの役を演じるなら、本物のボクサーにならなくてはならなかった。もしサックスフォンを吹く予定があるなら、どう演奏するのかなどを1年かけて学ばなくてはならなかった。自分の人生においてそれを初めて体現したのは『サタデー・ナイト・フィーバー』で「偉大な男たちに負けないでついていくなら」と自分に言いきかせ、その役に相応しい素晴らしいダンサーになるために9カ月間毎日練習して……そのキャラクターがするだろうダンスを毎日ね。

役作りについて

映画では、誰か他の人になれるチャンスがある。演じる彼は、知っている誰かでも、観察してきた人物でもなく、全く別の人間になれるんだ。そして、完璧に他のパーソナリティを装うのは楽しいよ。それこそが挑戦だし、うまくできれば、楽しい。

マーク・スティーヴン・ジョンソン監督について

マークは本当に賢いんだ。彼はストーリーを理解し、自分が特別な映画、彼が今まで作った映画とは違うものを作ることをわかっていた。だからこの映画は彼にとって重要だった。彼はこの企画を良い方向に進めるために一生懸命だった。そのために彼は賢明に努めた。彼は誰に対しても共同作業することをオープンに受け付けたよ。みんなのいい意見を出し合っていて、そこには誰のエゴも存在しなかった。
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『キリングゲーム』

2014年1月11日より新宿バルト9ほか全国にて
配給:ショウゲート
公式HP:killing-game.jp
©2013 PROMISED LAND PRODUCTIONS, INC. All Rights Reserved.

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