« 【パシフィック・リム】芦田愛菜オフィシャルインタビュー「これからも外国映画に出られたらいいな」 | メイン | 『日本の悲劇』マスコミ試写にサプライズ登壇 小林政広監督と仲代達矢が製作の経緯を語る »

2013年8月 8日 (木)

【タイピスト!】デボラ・フランソワのオフィシャルインタビューが到着

タイピスト!

8月17日公開の映画『タイピスト!』でヒロインを演じたデボラ・フランソワのオフィシャルインタビューが到着した。50年代のフランスを舞台に、実在したタイプ早打ち世界大会に全てをかけるヒロインを熱演したデボラが明かす、撮影秘話とは?

『タイピスト!』予告編はこちら

____________________________________________________________

50年代の女性を演じるにあたって、こだわったことは? あなたが考えるその当時の女性たちの特徴は?

■デボラ:今回の役作りにあたって、50年代の映画をたくさん観ました。また、監督からもたくさんの雑誌や新聞などの資料、それとさまざまなタイプライティングの教本をもらって研究しました。

50年代の女性というのは、今とは服装も動き方も話し方も違うので、そういったディテールにすごく注意をしながら監督と相談しながら進めていきました。

この時代の映画は自分の観ている中でものすごく好きな時代です。今回の役を演じるにあたって、監督から勧められた作品や以前に観たことのある作品をもう一度観て研究しました。

当時は“女性解放”への始まりの時代であって、今に比べて女性が持てる権利も少なく、勉強したり仕事を見つけたいと思ってもなかなかうまくいかなかったり……そんなことをすると周りから変な目で見られたりしていたようです。また、25~6歳になると結婚して家にいて子供を産むことが当たり前、そういったさまざまな制約がある時代で。でも今回演じたローズという役柄はその逆へいこうとするキャラクターでしたね。

50年代の女性と現代女性の違いは? 彼女たちから学べることは?

■デボラ:自由を求めるために戦うという姿勢ですね。今では女性の自由が当たり前のように思われがちですが、戦いは今でも続いていることを忘れてしまっています。もうすべて手に入れて男性と平等だと思われがちですが、そんなことはありません。今でも給与の格差や、男女間の不平等は続いています。ぜひともこの映画を観て、まだ私たちにやるべきことがあるんだっていうことを学んでほしいと思います。

50年代ファッションを着用してみて感想は? 衣装の多くはこの映画のために作られたそうだが、お気に入りの衣装は?

■デボラ:今回は衣装担当と話し合いながら、いくつものドレスを作りました。布からデザインまで、ディテールを相談してこだわっています。

どれも本当に素敵で一つを挙げるのはなかなか難しいですが、強いて言うなら最後の大会の優勝するシーンで着ていたドレスでしょうか。あまりにも気に入ったので頂きました。“ローズ”という色は華やかさや夢を象徴しているかのよう。名前が主人公と同じですし、一番好きなドレスです。

ロマン・デュリスの印象は?

■デボラ:ロマンには大変いい印象を持っていて、最初からとても素晴らしい仕事を一緒にすることができました。彼はどっぷりとルイ・エシャールという人物になりきっていて、ロマンと演じているのに彼を通じてルイ・エシャールを見ているような感じで。本当にプロフェッショナルで素晴らしいテクニックをもった俳優だったので、共演できたのはいい経験になりました。

撮影前にタイプライターに触ったことは? タイピングの練習はどの程度したのか

■デボラ:今回の撮影に臨むにあたって6カ月間、毎日2~3時間練習しました。映画に出てくるように早打ちをする必要があったのですが、あれは映像を早回ししているのではなくて、本当にあのスピードで打って撮ってもらったんです。観る人を騙してはいけませんからね。映画の中と同じで、大会に勝つような早さで打てるようになるのは、私にとって大きなチャレンジでした。
実生活でもコーチについてもらって週に3回コーチと一緒に練習をしていたんです。コーチが来ない日も宿題が出されたり、とにかくずっと練習を続けました。

私の父がパソコンが普及する前にタイプライターを使っていたので触ったことはありましたが、実際に打ったことはありませんでした。10本の指を使って打つっていうのも知らなくて。私たちのようにタイプライターを触ったこともないような世代では、打てたとしても多分2本指でしか打てないでしょう。それを10本の指を使わなければいけなかったので、ハードな練習でした。

この作品の見どころは?

■デボラ:たくさんのシーンが好きなので一つを挙げるのは難しいですが、とりわけ気に入っているのは最初のラブシーンの前。赤いドレスを着てバスルームから出てくるところなんですが、あれはヒッチコックの『めまい』をオマージュしています。美しく本当に素敵なシーンなので気に入っています。

あと、すごく好きなのは最後の大会で優勝するシーンでしょうか。自分の人生の中で何かに勝つことや優勝するっていうのはすごく好きなことなんです。

それと自分が出ていないシーンですが、ロマン・デュリスとベレニス・ベジョが2人で話し合って「どうして自分じゃいけなかったんだ」と問い詰めるシーン。映画が完成してから初めて観ましたが、あれはすごく感動的で好きなシーンです。

日本のファンにメッセージを。

■デボラ:ぜひ『タイピスト!』を観に来てください。大変スタイリッシュで素敵なコメディ映画です。日本の皆さん大好きです!

____________________________________________________________

『タイピスト!』

2013年8月17日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開
配給:ギャガ
公式HP:typist.gaga.ne.jp
©2012 Les Productions du Tresor - France 3 Cinema - France 2 Cinema - Mars Films - Wild Bunch - Panache Productions - La Cie Cinematographique - RTBF (Television belge)(C)Photos - Jair Sfez.




最新映画ナビ関連ブログ

最近の記事