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2013年5月31日 (金)

『コン・ティキ』探検家の関野吉晴が天国での再開を約束?!トール・ヘイエルダールJr.×関野吉晴トークショー

『コン・ティキ』トークショー<br />

1947年に歴史的大冒険としてその名を残し、のちに多くの冒険家や探検家に影響を与えた、いかだ“コン・ティキ”号の伝説的な航海を映画化した作品『コン・ティキ』が、6月29日より公開される。本作の公開に先駆けて、主人公トール・ヘイエルダールの実の息子であり、父の亡き後、本作のスーパーバイザーとして製作に関わり、ノルウェーのコン・ティキ博物館の理事長でもある、海洋学者のトール・ヘイエルダールJr.と、国立科学博物館にて6月9日(日)まで開催中の特別展「グレートジャーニー 人類の旅」にて監修を務める、探検家で医師の関野吉晴とのトークショーが31日、開催された。

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1947年、ポリネシア人の祖先、起源を調べるために、いかだコン・ティキ号で太平洋8000キロの無謀な旅に出たトール・ヘイエルダールと、人類はどのように地球上に拡散し、どうやって生きてきたのかを自分の足で辿った探険家・関野吉晴。異なる時代に同じように人類のルーツを探る旅に出た2人の映画と展覧会が、今年上映・開催される記念から今回のトークショーが実現した。会場は、約150人の観客で満席で、立ち見が出るほどの盛況ぶりだった。人類のルーツに魅せられた2人の熱く楽しいトークショーに、会場は何度も笑いに包まれた。


■トール・ヘイエルダールJr:この秋で75歳になるが、死ぬ前に日本に来られて良かったです(笑)。トール・ヘイエルダールという名前は、先祖代々続いています。自分の父、自分、息子、孫…この世に全部で5人のトール・ヘイエルダールがいるが、自分はナンバー3と呼んでください(笑)。

■関野:縄文号は、古代から伝わる製鉄法で鉄を作るところからはじめて、全て自然にある素材で舟を作りました。GPSはもちろんコンパスも使わず星と島影だけで航海をしました。コンティキ号が航海をした時は、僕はまだ生まれていませんでしたが、縄文号と大変似ていると思います。

■トール・ヘイエルダールJr:縄文号、そしてこの「グレートジャーニー 人類の旅」には、本当に心から感心しています。ただひとつ残念なことは、ここに父がいないことです。僕が冥土で父に会ったら、あなたと会ったことを土産話にしたいです(笑)。ここに僕の父がいたら、間違いなくあなたを船員としてスカウトすると思いますよ。

■関野:僕も冥土であなたのお父さんに会いたいです(笑)。

■トール・ヘイエルダールJr:僕はノルウェーでコンティキ博物館の理事をしています。ですから世界中の博物館を見てきましたが、中でもこの展示は特に素晴らしいです。本当に感動しました。なぜ期間限定の特別展示なのか、と不思議に思います。絶対に、永久展示にすべきだと思います。

■関野:サンキュー!

■トール・ヘイエルダールJr:自分の父は、国境を超えて人々がひとつのことを乗り越えられると信じている人だった。縄文号とコンティキ号が似ているのは、古代の素材で舟を作っている点と、そしてもう一つ、海は壁ではなく大陸と大陸を繋ぐ「道」だと考えている点だと思います。

■関野:僕も本当にそう思います。ここ上野も下町ですので海がすぐ近くです。そこからノルウェーにもアメリカにもインドネシアにも行けます。

■トール・ヘイエルダールJr:ぜひ海から舟でノルウェーに来てください。コンティキ博物館を案内しますよ(笑)。

■関野:ヘイエルダールさんの3度目の航海の時は、僕はアマゾンに通っていました。ヘイエルダールさんの舟に日本人の乗組員がいると聞いて、すごくうらやましかったんです。

■トール・ヘイエルダールJr:私は海が怖いので、できればアマゾンに付き合いたいです(笑)。

■関野:7月に行きますよ。一緒にどうですか?

■トール・ヘイエルダールJr:サンキュー!

■関野:僕は探検の定義は、右手に冒険、左手にサイエンス、頭の上にロマン、だと思っています。映画『コン・ティキ』は主人公のトール・ヘイエルダールさんの冒険を、正にその通りに描いていると思いました。ぜひご覧ください。

■トール・ヘイエルダールJr:ありがとうございます。私にとっては、今日関野さんと会えたことが、正にグレートアドベンチャーでした。


【トール・ヘイエルダールJr.】
1938年9月26日、ノルウェー生まれ。父は人類学者で冒険家のトール・ヘイエルダール。ノルウェーのオスロ大学で自然科学の理学修士を取得、専攻は海洋生物学。長年、海洋科学者としてノルウェー、ベルゲンにある海洋調査機関に勤務。国連の下にある国連連動食料農業機関(FAO)でインド洋を研究する水産業の専門家として従事したこともある。また、オスロにあるコン・ティキ博物館の理事長を20年以上務めており、海洋学に関わる問題について、父と密に協力して研究を続けた。世界自然保護基金ノルウェー支部の委員や米国ニューヨークに本部のある探検家クラブ委員、故郷リレハンメルの市議会議員、南米ペルーのノルウェー名誉領事を務めたこともある。

【関野吉晴】
探検家・医師のほかに武蔵野美術大学教授の肩書を持つ。1993年から南米大陸最南端のナバリーノ島をスタート地点に人類拡散ルートである「グレートジャーニー」を遡行する旅を開始。足かけ10年の歳月をかけ「グレートジャーニー」踏破後、2004年日本人のルーツをたどる「新グレートジャーニー」へと挑み2011年6月にゴールを迎える。

いよいよフィナーレ!特別展「グレートジャーニー 人類の旅(監修:関野吉晴 他)」は国立科学博物館にて6/9(日)まで開催 公式HP http://gj2013.jp

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『コン・ティキ』
2013年6月29日よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて
配給:ブロードメディア・スタジオ
公式HP:http://www.kontiki.jp/
©2012 NORDISK FILM PRODUCTION AS

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