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2012年12月 7日 (金)

『砂漠でサーモン・フィッシング』ユアン・マクレガー オフィシャルインタビュー

砂漠でサーモン・フィッシング

『スラムドッグ$ミリオネア』の脚本家と『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督が人生に悩むすべての人に贈る、笑いと涙の感動作『砂漠でサーモン・フィッシング』。「砂漠の国で鮭釣りがしたい」という無理難題を与えられた水産学者が、英国と中東との緊張緩和を目的に国家プロジェクトに発展したこの夢物語を実現させるために奔走する姿、プロジェクトにかかわる人間たちの恋や友情をユーモラスかつ感動的に描く。12月8日(土)から公開となる本作で、釣りだけが取り柄のサエない水産学者を演じたユアン・マクレガーのインタビューが到着した。

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作品への参加について

■ユアン:カテゴリーにフィットしない映画好きなんだ。そのほうがおもしろいと思う。いくつかの理由で惹かれたんだ。いつだって脚本が企画に入りこむ入口なんだ。自分の頭で映画をみてみる、というか。脚本に惹かれなかったら監督が誰だろうと共演者が誰だろうと、自分のいい仕事なんかできない。今回はまず脚本に惹かれた。普通じゃなくて、素晴らしい。サーモン・フィッシングをイエメンの砂漠で。政治的にもおもしろいし、ストーリーそのものもいい。僕の演じるアルフレッド・ジョーンズのキャラクターも面白いと思った。やったことのない役だし。そしてラッセ・ハルストレム監督、彼の作品は好きだし、とても楽しみだった。彼と働けるのもエキサイティングだった。そしてエミリー・ブラントが共演。彼女とはずっと働きたかったから嬉しかったなのでこの映画をやりたい理由はたくさんあって簡単な判断だったよ。


撮影で難しかったことは?

■ユアン:アルフレッドのピッチを正しいところにおくことかな、彼はとてもぴちっとしたキャラクターで、最初あまり幸せじゃなく、自分自身になじんでいないんだ。最後のほうには変化する。それをきちんと演じること、そのときの正しい感情でいること、というのが作品の中で唯一トリッキーな部分だった。

他は本当に簡単なんだ。ラッセは本当にやりやすい人だし、エミリーとは本当に仲良くなって楽しい時間を一緒に過ごした。ずっと、3ヶ月間笑わせてくれた。一緒の撮影も心地もよかった。だからこの映画撮影はとても簡単だったんだ。


監督との事前打合せは?

■ユアン:そんなにしない。ラッセは落ち着いた監督なんだ。ロンドンであってリハーサルはじめるまで、実際ほとんどディスカッションしていないよ。フレッドのはじまりについては話し合ったね。彼が幸せではない理由とか、彼はなぜいい人ではないか。ハリエットにも最初いやな態度をとる、変わるまで時間がかかる。なぜ変わるかは理解できたが、はじまりをどこに設定するかは確認するのが大事だったんだ。ラッセはとても助けてくれたよ。


エミリーとの共演について

■ユアン:なんでもやっていいと思える相性、恥ずかしくなくやってみせられる。だからやってみてどうなるか試せるんだ、それは本当に楽しかった。別に議論したりしないし、僕らがそういうタイプの俳優じゃないんだけど、テイクの前は試してみるんだ。
今回、僕はあるスコットランド訛りで演じてる。彼にスコットランド人になってほしかったんだ。原作では違うけど。スコットランド人でダメな理由がなかったし、そのほうがいいと思った。今回すごく特定されたスコットランド訛りで話したが、ぴしっとしすぎるかもしれないと思ったし、映画の中で恋の要素もあったからそれをやるべきかどうかわからなかった。エンボラ地区のとても気どった、セクシーじゃない発音だ。それでエミリーが「アクセントつきとなしで読んでみて」といった。それで両方やってみた。アクセントつきで読み終わった瞬間エミリーが「それでやるべきよ。素晴らしいわ。おかしいわ」といった。信用できる、いい共演者と一緒だとわかったよ。楽しい、いい時間だった。


釣りについて

■ユアン:鮭釣りは結構複雑なんだ。撮影の日は風が強いときが多くて難しかったけど、ベストは尽くしたよ。ロンドンと、スコットランドの撮影時に先生が二人いて、一匹も釣れなかったけど、釣れるようにはみせられたよ。


「砂漠で鮭釣り」突拍子もないけど、環境的な側面を考えるシャイフについて

■ユアン:アマールが演じるシャイフのキャラクター、とても哲学的でとてもやりたいことが見えている。自分が好きな釣りをイエメンにもってきたいっていう理由もありながら、自分の地区のことを考えている。土地をかんがいして蘇らせ、地元の人のためにするとか、彼はとても思慮深い。そしてそれは感動的だ。でも地元の人に反対されたりするんだけど。


アルフレッド・ジョーンズの変化や、ミッドライフクライシスについて

■ユアン:彼はとても成功している水産学者だ。科学界ではとても専門的な分野だ。でも彼はとても幸せじゃない。結婚生活が明らかにうまくいっていない。お互い仕事優先で一緒にいる時間もない。だから人生に満足していない。それで仕事にも満足していない、小さい世界で生きてて、彼にとっては大事でも、一般的には興味を持たれない仕事、彼は多くの時間をレポート作成に費やしている、魚が食べるトビケラのね。そんなに多くの人が興味をもたない内容だ。

そしてこのプロジェクトが立ちあがる、彼の世界を広げる。最初ばかげてるし、ありえないと思い、彼の化学知識を侮辱していると感じるし、砂漠でサーモン・フィッシングなんてありえないと思っている。でもエミリー演じるハリエットと出会い、少しずつ引き込まれていく。そして彼女と恋に落ちるんだ。脚本で気に行っているのが、とてもリアルなこと、人生の真実だ。ラブコメってだいたい決まっていて、そのまんまということが多い。
でも本作はリアルだ。彼は結婚しててうまくいっていない。ハリエットは若い兵隊と恋をはじめたところで彼は派兵され、戦闘中行方不明となり、死んだと思われている。これはそんな二人の恋だ。結婚している人と恋人がいる人、だから気まずいストーリーラインだ。でもそこがいい、ヒューマンだ。彼女のおかげで彼は人生を取り戻すんだ。そして、自分を取り戻すんだ。


信じることについて

■ユアン:完全に新しい可能性をみつけるんだ。彼のつまらない仕事をやめて、シェイクに学ぶんだ、信じることを。今までは夢がなかった。でも女性が現れ、シェイクが現れ、プロジェクトが現れる。そして奇跡を信じる。最初ばかばかしい不可能なことも可能かもと思い始めるんだ。

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『砂漠でサーモン・フィッシング』
2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて
配給:ギャガ
公式HP:http://salmon.gaga.ne.jp/
©2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.

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