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2012年12月10日 (月)

麻生久美子・大泉洋主演『グッモーエビアン!』オフィシャルインタビュー

グッモーエビアン

自由気ままに生きる母アキとロックが捨てられない彼氏ヤグに育てられた15歳のハツキが、二人の生き方を受け入れ、成長するまでの姿を描く青春ストーリー『グッモーエビアン!』。主人公アキとヤグをそれぞれ演じるのは、幅広い役柄を演じ続ける麻生久美子と北海道出身のエンターテイナー大泉洋。妊娠4ヶ月の時期に本作の撮影に参加し、新たな気持ちで強くて愛情深い母親像を体現した麻生久美子と、お調子者だけど人一倍優しいヤグのキャラクターを気に入り、出演を熱望した大泉洋のインタビューをお届けします。

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ふたりは初共演となりますが、共演が決まったときの最初の感想と、その時にお相手に対して抱いていたイメージを教えてください。また、共演してみて認識した、相手の予期せぬ部分などがあれば教えて下さい。

■麻生:共演が決まってから撮影まではずいぶん時間がたっているんです。はじめは共通の知り合いなどもいませんでしたが、大泉さんのイメージはとてもよかったです。すごく明るくて面白くて一緒に仕事をしたら現場を盛り上げてくれそうでお会いできるのを楽しみにしてました。それに北海道では大スターじゃないですか。北海道だけでの活動とかはあまりよく知らないのですが、ムコウじゃすごい人だという…

■大泉:ムコウじゃないですよ、外国みたいな言い方はやめてください(笑)。

■麻生:北海道でのバラエティの、バラエティというか…

■大泉:バラエティです。北海道では100%バラエティ以外の仕事はしていませんから。

■麻生:でもこっちでは役者さんもされていますので、実際お会いしてみてどんな方なのかとても興味があり、一度共演したいという思いは前からありました。なので共演できて嬉しかったです。

■大泉:本当にこの映画のお話いただいたのはもう何年か前なんですよね。色々とスケジュールがずれにずれて…。

■麻生:大泉さんが忙しいんですよ(笑)。スケジュールがいつも詰まってて。

■大泉:麻生さんが忙しいんですよ(笑)。果たして2人のスケジュールは合うのだろうかということでヤキモキしてました。脚本は楽しかったし、またそれを麻生さんがやると思いながら読みますととても楽しくて。ずれにずれていたので、麻生側がNGだしてるんじゃないだろうかと思ってました。麻生がやだっていってるのか!?と多少揉めたりしました(笑)。

■麻生:揉めてないですよ(笑)。

■大泉:本当にいつ実現するのかと、実現しなかったら悲しいなと思っていましたので今回なんとかやっと念願かなってインできるということで、すごく嬉しかったです。2011年の春ぐらいにもやるか、みたいな話もあったんですが、もっとスケジュールがタイトで10日間でみたいな感じで…。

■麻生:そうなんですか!?初めて聞いた。それは無理です。

■大泉:本当にインできてすごくうれしかったです。


共演されてイメージは変わりましたか?

■麻生:あまり変わらなかったですが、やっぱりいつも笑ってるわけじゃないんだとは思いました。

■大泉:いつも笑ってるでしょ。

■麻生:あ、そう言うとイメージ悪くなっちゃうか(笑)。

■大泉:やめてください。そういう言い方が余計にいかにも普段むすっとしてるみたいな感じになるじゃないですか。

■麻生:(笑)。いい意味で普通。でも話しだすと面白い人です。それまでのイメージは明るい、わ~!みたいなイメージだったんです。

■大泉:メイクさんやスタイリストさんを通してお話を聞いてたんです。お互いその人たちからイメージは聞いていたんですけど、本当に素敵な方で、普通の感じですよ、と。実際お会いして本当に優しくて普通の方でした。麻生さんぐらいになったらもうちょっと高飛車でもいいじゃないですか。現場でも強気で、私から撮れないの?みたいなのとか、誰もいない中で一人で芝居やって、あとはこれで撮ってとか…(笑)。

僕は一番最初のバンドの練習で遅刻してやばいと思ってたんですけど、すごく優しくてほっとした思いがあります。帰ってもいいぐらいの女優さんなんですけどね、本当は。ギターをアンプに突き刺して帰ってもいいぐらいの…。

■麻生:(爆笑)。やっぱり面白いですね~大泉さんって。面白すぎる!


グッモーエビアン


実際に演奏しなければならないというのはどうでしたか?

■麻生:その前に、ひとついいですか?今回大泉さんよりひとつ年上の役なんですよ。はじめそれにすごい疑問を持って…。私は年上に見られがちだからいいんですけど。

■大泉:確かに、落ち着いていらっしゃるイメージがあるから、初めて年齢を聞いたときに5個も麻生さんが下だと知って、僕は永遠の大学生みたいなところもあるんで、いつまでたっても年下キャラでいいやと思ってたんですけど。僕が大学生の時に……、あ、僕は二浪してるんで計算ややこしいか。僕が高校生の時に小学生でしょ?なんで麻生さんって呼んでたんだろう、みたいな。おい久美子で良い訳ですよ。

■麻生:初めは大泉さんの方が年下に見えるのか不安だったんですけど、お芝居始まったら、本当にかわいくて仕方ないんですよ。そしたらやっぱり年下に見えます。

■大泉:今回はかわいいがテーマですので、三吉彩花にかわいさで負けたくないですね。大泉洋の方がかわいかったといわれたいです。

■大泉:あれ、もともとの質問なんでしたっけ?あ、そうだ、ギターは大変でしょ?

■麻生:本当に大変でした。今もぜんぜんできないんですけど。一個一個ちゃんと進んでいかないとできない性格なんです。曲を弾いてほしいといわれて、その時は振りだけで撮っていくのかなと甘い考えをしていたら、実際に弾けるようになってほしいと言われて、、しかも2曲。とても早いので思ってたよりも難しくて。まず弾けるようになり、その後コーラスも歌わなきゃいけないということで、弾くのと同時に歌うのはすごく難しくて、、スタジオでひとりイライラしてました(笑)。

■大泉:そのイライラしてるのもかわいいんですよ。でも大変だったと思う。ちゃんと音が出ててすごいと思った。弾いてくださいっていわれたんですか?僕はもっと何十倍も簡単なギターを弾かなきゃいけなかったんだけど、最初から監督にはそんなに寄って撮りませんから弾けなくてもいいです、といわれて。監督は僕には期待してないじゃないかと思って。僕は3日前ですから、ギターを渡されたの。

家で生まれたばかりの赤ちゃんがいるんで、寝てるのを起こしちゃいけないんで、なるべく赤ちゃんから遠い部屋で朝5時、6時に「この木何の木」を練習してなかなか大変でした。もう少し早く楽曲をいただいていれば僕ももう少し弾けたと思うんですけど。僕は大泉ワンマンショーというイベントで全国回ってたんでなかなかできなくて大変でした。でも麻生さんは分量も多くて本当に大変ですよ。ソロまでありますからね。

■麻生:ソロとか、動き回ってほしいとかいろいろいわれるんですけど、わけがわからなくなってできなくて、やっと今日少しだけ歩けるようになりました。段階を踏んでます。

■大泉:弾き始める前にこれ踏んでください!とかね。

■麻生:そうです。なんのことか分からない(笑)。


参考にしたミュージシャンはいますか?

■麻生:監督に外国人の方の映像を見せていただいたり、川村かおりさんが参考になるんじゃないかと映像をみたりしました。

■大泉:僕はレディ・ガガ。困ったらレディ・ガガと言う事にしてるんです。僕にはまったくロックの血が無くて、ムード歌謡の血しかないんで、全くどうしていいかわからないです、と言ったら監督から外国のアーティストの方や日本のアーティストの方の織り交ざった映像を見せてもらって。本当に大変でした。どっちかといえば僕は演歌が好きなんですよ。演歌をやってくれといわれたらそんなに練習いらないかもしれないです。


『グッモーエビアン!』のような明るく、家族の温かさを描く作品の持つ意義は、今の時期は特に大きいのではないかと思うのですが、お二人にとって、この作品はどういう立ち位置の作品になるとお考えですか?どのような作品になってほしいですか?

■麻生:観てくれた人たちが笑顔になってくれたらいいなというのはあります。家族の話だけど、血のつながりだけではなく、思いの強さとか愛情とかがかわいらしく表現できている映画だと思います。気合入れて観なくても、いいものが観れたな、という気持ちになってもらえれば嬉しいです。

■大泉:僕はいつも準備稿みたいな段階で脚本を読むことが多くて、これから直していきます、という段階で読むんですが、今まで初稿の段階で面白いと思うことは無かったんです。今回、初めて脚本を読んですぐに、これはやりたい!と思いました。一番最初からそんなに面白いと思うことも無かったし、今でも楽しみです。若いハツキというアキの娘の目線の話なんですけど、ものすごくストレートでかわいくて、ものすごくきゅんとくる話です。脚本を読んで泣きました。その時の涙がものすごく気持ちがいい涙で、すばらしい脚本だなと思いました。

麻生さんがやるというのも僕はすぐイメージが沸きました。僕のヤグという役もちゃらんぽらんな感じなんですけどハートがあるという魅力的な役で、僕が初めて脚本を読んだときのように楽しさや、切なさが皆さんに伝わればいいなと思います。あまり考えないでみていいもの観たと思える映画ですよ。いろんな世代で観られる映画だと思います。10代の子達は抱えてるもやもやした悩みとかがきれいに出ていて、もちろん僕たちの世代でも楽しめる映画になっていると思います。


最後に一言コメントをお願いします

■麻生:『グッモーエビアン!』は笑えるだけではなく観終わった後にちょっと切ないけれどもすごく心が温まるような映画になっています。

■大泉:その通りです。どうぞ皆さん公開をお楽しみに!

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『グッモーエビアン!』
2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて
配給:ショウゲート
公式HP:http://gme-movie.com/
©2012『グッモーエビアン!』製作委員会

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