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2012年12月13日 (木)

スパイス・ガールズのメンバー<メラニー・C>が魅せる魂のロック・オペラ『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』特別映像&インタビュー

ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012

聖書をもとにイエス・キリスト最後の7日間を描き、40年間世界中で愛され続けているロック・オペラ「ジーザス・クライスト=スーパースター」。ウェスト・エンド初演40周年を記念して2012年9月から組まれた、特別公演UKツアーの舞台を映画化した『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』が、12月15日(土)~12月20日(木)TOHOシネマズ スカラ座にて期間限定公開される。本作でマリー・マグダレン(マグダラのマリア)役を演じるスパイス・ガールズのメンバー、メラニー・Cのパフォーマンス映像とインタビューが解禁となった。

メラニー・Cのパフォーマンス映像はコチラ

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スパイス・ガールズといえば1996年にデビューしたイギリス出身の女性グループ。ガールパワーをキャッチフレーズに、世界中で600万枚を売り上げた「Wannabe」や「2become1」などのヒット曲で世界中を席巻、メンバーの中にはイングランドのサッカー選手、デビッド・ベッカムの妻ヴィクトリア・ベッカムもおり、日本でもご存じの方も多いだろう。2001年の活動停止後、今年の8月12日に行われたロンドンオリンピック閉会式で再結成(2007年にて1度再結成ツアー実施)。当時の雰囲気そのままの圧倒的なパフォーマンスに世界が酔いしれ、さらに一部では再結成ワールドツアーも計画されているとも報じられた。

そんな世界を代表する女性グループのメンバーであり、歌唱力がメンバー随一と評されるメラニー・Cが、この度、『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』にてその力強い美声を披露している。

今回解禁された映像は、イエス・キリストの癒しの存在、マリー・マグダレン最大の見せ場の一つ「私はイエスがわからない」のパフォーマンス映像。曲自体があまりに有名であること、また、マリーの複雑な心境を歌うことへの難しさを感じながらも、メラニー・Cは「私は舞台ミュージカルの歌手じゃなくてポップ・シンガーだけど、とにかくただ嘘をつかずに誠実であろうとしたの」「結果にはとても満足してる。やりとげたと思ってるわ」と本パフォーマンスに自信を見せる。

更には「(イギリスのアリーナ・ツアーの舞台に立ったことは)今までにやったことの中でも最高の経験のひとつ」と語った。


【メラニー・C インタビュー】
進行役:ジャスパー・リース(ロンドン在住の演劇評論家)
場所:イギリス バーミンガム NIAアリーナ(ナショナル・インドア・アリーナ)


メル、オリンピック・スタジアムのあとではこの会場は少し狭苦しいでしょう?

■メラニー:そんなことないわ。ここはとても大きなアリーナよ。スパイス・ガールズの頃にはツアーでたくさんのアリーナを回ったけど、ショーをやるならこんなに広ければ充分だわ。オリンピックは別格だもの。今夜は最高よ。最高の1年だったし、これは私が今までにやったことの中でも最高の経験のひとつだわ。


スパイス・ガールズからロック・シンガー、さらに今度は舞台のミュージカルへと、あなたにとって大切なのは常に新しいものに挑戦し続けることなのでしょうか。

■メラニー:そういうことがすごく楽しいからやってるだけよ。それに、いつも自分らしい音楽を奏でてるんだと感じていたいの。バンドといっしょにツアーや仕事をするのもすごくいいんだけど、舞台のミュージカルも大好きなの。子供の頃から好きだったわ。ミュージカル、特にアンドリュー・ロイド=ウェバーの作品といっしょに育ったようなものだし、16歳の頃にはミュージカルの勉強までしたの。ほんとにウェスト・エンドのミュージカルを目指してたんだけど、ガールズ・バンドのオーディションでスパイス・ガールズに参加することになったので、初めの目標からそれてしまったっていうか。だから、今は自分がスタート地点に戻ったような気がしてるの。


ガールパワーという観点から考えると、マリー・マグダレンはスパイス・ガールズの原点だと思いますか?

■メラニー:マリー・マグダレンを気に入ってるのは、彼女がとてもタフだから。生きていくためには、いやなことでもやらざるを得なかったのよ。ほんとはとても傷つきやすくて、キリストは彼女がそういった面をさらけ出すことに寛容だったし、たくさんの女性が彼女に共感すると思う。それに、キリストは彼女を有頂天にもさせるんだけど、女なら誰でもそんな気持ちを味わったことはあるはずよ。少なくともそう願うわ、だってほんとに楽しくなれるんですもの。


あなたの役は、この作品の新しいファンを生み出して、若い観客の興味を舞台のミュージカルに向けさせることができそうだと思いますか?

■メラニー:アンドリューの熱意はすごいと思うわ。演劇、それもミュージカルを追求することにかけては疲れを知らないし、イギリス国内だけでなく世界規模でも、コマーシャル的に大成功を連発してる。この勢いをテレビ番組にまで持ち込んで、舞台ミュージカルの新スターを発掘した上に、これまで劇場に興味がなかった人や、劇場に行くには幼すぎたような人たちを呼び寄せるようなことまでするなんて、驚くしかないわ。『ジーザス・クライスト=スーパースター』が素晴らしいのは、音楽的に言うとほんとは舞台ミュージカルじゃないっていう点だと思うの。ロックテイストにあふれててソウルフルで、あらゆる人々にアピールするから、会場をアリーナにすることでずっとたくさんの観客に浸透していくと思うわ。それにDVDにもなるしね。


あなたが舞台ミュージカルの世界にもどったことを知らない人もいます。ウェスト・エンドの『BLOOD BROTHERS』に出演して、ローレンス・オリヴィエ賞の候補にもなりました。あれは当時あなたが熱望していたことですか?

■メラニー:もちろんよ。10代の頃は舞台ミュージカルが大好きだったし、そのためにトレーニングまでやるところだったのに、その後はチャンスが巡って来なかったの。だから満たされない欲求がいつもくすぶってて。しかも今の私の仕事はそれとは関係ない。バンドと仕事をしたりポップ・グループと仕事をしたりだから、あの舞台のときはほんとにきつかったわ。自分への大きな挑戦だった。でも、やりたいと思った理由もまさにそれ。難しい仕事にいきなり飛び込んでみたかったの。それと、私も母親になったので、仕事がロンドンでできて昼間は家にいられるんだから、人生のこの時期にやるのはこれだと思って。批評のことは考えなかったし、賞の候補のことも考えなかった。そんなこと思いつきもしなかったわ。それからオリヴィエ賞とイブニング・スタンダード賞の候補が発表になって、とにかくびっくりしたの。すごくうれしかった。舞台の私の演技について、言おうと思えばどんなことでも言えたはずなのよ、ポップ・グループの女がいきなり舞台に立ったんだから。それでしみじみ思ったわ――演劇界から受け入れられたんだって。みんなが寛容で、偏見なく私を見てくれたことにほんとに感謝するわ。


観客の顔が間近に見えることに少しばかり戸惑ったんじゃありませんか?

■メラニー:全然そんなことないわ。私は仕事運がよかったのね、あちこちで歌わせてもらったわ。スタジアム、アリーナ、劇場、クラブ。ひどい照明の会議室みたいなところからラジオのために歌ったこともあるし、思いつく限りのどんな会場も経験してるわよ。


あなたの声は実に素晴らしいですが、舞台のミュージカルではそれとはちょっと違うことを要求されます。つまり、ある役に扮するための演技というものですが。これを経験して楽しかったですか?また、もしあればですが、何かその経験の中で難しかったことはありますか?

■メラニー:演技は昔からずっと大好きだったわ。以前はよくやったものだけど、素人にすぎなかったし、プロとしてやり始めてほんとにきつい仕事だとわかった。でもこれまでふたつの作品に出演していろいろ学んだわ。俳優の運命は実のところ演出家が握ってるってわかったし、心を開いて相手の言うことをよく聞いて、それに従おうと努めれば、ヘマなんてする方が無理っていうものよ。それに、私にとって全く新しい経験だからわくわくするし、この先も続けたいと思ってるの。


『ジーザス・クライスト=スーパースター』を初めて聞いたときのことは覚えていますか?

■メラニー:母が持ってたレコード・コレクションのアルバムの中にあったので、私もよく聞いてたわ。コレクションの幅は広くて、母がスティーヴィー・ワンダーの大ファンだったこともあってモータウンのものが多かったし、ビートルズはリバプール出身だから当然持ってたわ。その頃はやってた他のバンドのものもたくさんあった。そんな中のひとつが『ジーザス・クライスト=スーパースター』よ。とてもはっきり覚えてるわ、アルバムのデザインまで。よくかけてたものよ。ほんと、私の世代から上の人たちはこのミュージカルで育ったのよ。影響は他の作品以上だわ。


あなた自身が歌う歌についてはどうですか? 「私はイエスがわからない」などを歌って難しいと感じることは?

■メラニー:「私はイエスがわからない」を歌おうとしてまず直面する困難といったら、この歌があまりにも有名だっていうことね。みんなが好きな歌だし、いくつものバージョンがあってどれもすごく美しいから、この歌を自分のものとして歌いこなす必要があった。結果にはとても満足してる。やりとげたと思ってるわ。出演メンバーに選ばれてから、特にこの作品で描かれるマリーがどういう人間なのか真剣に考えたし、自分を見失わないように心がけたわ。私は舞台ミュージカルの歌手じゃなくてポップ・シンガーだけど、とにかくただ嘘をつかずに誠実であろうとしたのよ。


舞台のミュージカルとポップ・シンガーの違いは何だと思いますか?

■メラニー:人を悪く言うのはよくないことかもしれないけれど、舞台のやり方は独特だわ。私にはボーカルの技術があって、自分でもそれを誇りに思ってるの。ボーカル・トレーニングもたくさん積んできた。でも舞台のミュージカルでは何もかも正確に発音するし、その調子も一種独特なのよ。ときどき思うんだけど、舞台のミュージカルはそのせいでつまらなくなってるんじゃないかって。あのやり方だと心を込めて歌うのは難しいの。だから、違う世界の人が参加するのはとてもいいことだと思う。


今回の共演者にはさまざまなタイプの人がいます。無心論者のコメディアン、大衆を煽るのが好きなDJ、タレントショーで選ばれた新人。ほんとに多岐に渡っています。舞台専門ではないキャストと仕事をするのはどんな感じですか?


■メラニー:素晴らしいわ。どんなハプニングがあってもおかしくなかったのにね。テレビの『スーパースター』に参加してたから、ベンとは前から知り合いで、だから彼がキリスト役に選ばれたときはほんとにうれしかった。ベンは私のお気に入りだったの。しかもありがたいことにそれで万事うまくいったのよ。イギリスの視聴者のみなさんは正しかった。彼はこの役にぴったりだもの。とても素敵な人で、いっしょにいると最高よ。豊かな才能に恵まれてて、それは他の出演者も同じ。ティムはすごいわ。あの人には毎日驚かされる。舞台の上の彼は素晴らしいわ。才能も知性もあるし、ほんとに素敵な人。最初に会ったときはこわい人じゃないかと思ったんだけど、全然そうじゃなかった。すごくやさしいわ。クリスとは、当然のことだけどずっと前から何度も会ってる。ラジオ1で何度もインタビューされたし、彼も素晴らしい人よ。いっしょに楽しいことばかりしてるわ。クリスはすごく図々しいんだけど、あの人のおかげで笑いが絶えることがないの。それにもちろんピラトに扮するアレックス・ハンソンがいる。この現場に洗練と格調を与えてるわ。涙が出るほど面白い話はたくさんあるのよ。わたしたちの間でどんなことが起きてるかきっと想像もつかないと思う。とにかくこのツアーはすごく楽しいの。それって素晴らしいことだわ。


ITVのオーディション番組に出ていたとき、ベン・フォースターがあなたのお気に入りで、彼こそが恋に落ちたい相手だと匂わせたことが投票に影響を与えたと思いますか?

■メラニーわたしがイギリスの視聴者にそれほどの影響を与えられるかしら。たぶん無理だと思うわ。ベンは私にとても感謝してて、私のコメントのおかげでキリスト役を射止められたんだと本気で思ってるのよ。でもどうかしら。ベンは自分の力でやり遂げたんだわ。あの役にはいちばん合ってた。ボーカルは並外れてるし俳優としても立派だし。


『ジーザス・クライスト=スーパースター』が作られてもう41年になります。福音書についてのロック・オペラが、なぜこれほど長く支持され続けているのでしょうか?

■メラニー:この作品がとにかく素晴らしいからじゃないかしら。音楽も歌詞もすごいわ。感動的でドラマチックで、とても楽しめて、見る人の感情に訴えるし。要するにこの作品にはあらゆるものが詰まってるんだけど、特に今回のものはとても現代的で、時代の先端を行ってるから、観客は舞台の上で起こることの多くに深く共感できると思うわ。今回のバージョンがこの作品の人気をますます高めてくれることを願ってるの。

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『ジーザス・クライスト=スーパースター アリーナ・ツアー2012』
2012年12月15日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて
配給:東宝東和
公式HP:http://www.jcs-movie.com/
Photo: Tristram Kenton

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