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2012年12月13日 (木)

小津安二郎監督生誕110年となる記念すべき日に、山田洋次監督、出演者が集結。『東京家族』完成披露試写会

■日時12月12日(水)
■場所:丸の内ピカデリー1
■登壇者:橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優、山田洋次監督

東京家族

『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、「学校」シリーズ、『おとうと』、そして「男はつらいよ」シリーズで、その時代、時代の家族を見つめ続けてきた山田洋次監督が、今の日本、そして私たち家族の物語を描く『東京家族』。監督作81作目となる本作は、日本映画界の巨匠小津安二郎監督に捧げられた作品。

1月19日からの公開に先駆けて、小津安二郎監督の生誕110年となる12月12日の誕生日に、完成披露試写会が開催され、山田洋次監督と出演者が一同に介して舞台挨拶を行った。出演者が演じたそれぞれの世代の家族に対しての思いや、山田監督の小津監督への思いなどが語られ、さらに先日の山田監督の文化勲章授章や、本日誕生日を迎えた西村雅彦をサプライズでお祝いするなど、本作同様、非常に心温まる、そして、家族の絆を感じさせる舞台挨拶となった。

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監督・出演者の皆様からご挨拶をお願いいたします

■山田洋次監督:今日は寒いところ、たくさんの方にお越しいただき、ありがとうございました。一昨年から準備を始めて、クランクインを目前に控えた2011年3月11日に大災害が起きてしまい、延期となり、今年の3月から撮影を再開して、ようやく完成しました。ですので、「ようやくこの日がきたな」という、特別の感慨が僕にはあります。初めての東京でのお披露目なので、是非皆さんに気に入っていただきたいです。


主人公・平山周吉役の橋爪功さん、お願いいたします

■橋爪:完成披露で皆さんの目にどういう風に写るのかとドキドキしています。公開日に、もう一回ドキドキしなくちゃいけないのかなと思ってます。山田監督が寅さんを作られたとき、お客さんが笑ってくれるのか不安だということをおっしゃってましたが、そういうことだと思います。今は、満足した皆さんの顔を拝見したいという気持ちです。


周吉の妻・平山とみこ役の吉行和子さん、お願いいたします

■吉行:この作品に出演することができて、本当に嬉しかったです。色々な思い出がたくさんありますが、家族というものをもう一度考える機会になりました。長い間女優をやっていますが、この作品に出られて良かったと思いました。


続きまして、長男・平山幸一役の西村雅彦さん、お願いいたします

■西村:今とてもドキドキしています。寧ろ、ドキドキを通り越してドキマギしています。しゃべる言葉もたどたどしく、緊張でいっぱい、胸もいっぱいです。この作品に参加できて、本当に光栄に思っています。まさか自分が山田さんの作品に出られるなんて。いつも隅っこにいる俺が舞台に立てるなんて。華々しい場所が似合わない男がここにいるなんて…(笑)。皆さん最後まで楽しんでいってください。


幸一の妻・平山文子役の夏川結衣さん、お願いいたします

■夏川:今日を迎えられたのを本当に嬉しく思いますし、この家族の一員として過ごせたのを誇りに思います。山田組に参加できたのは、とても勉強になりましたし、これからの自分にも良い影響になりました。この家族の一員になれて幸せでした。


続きまして、長女・金井滋子役の中嶋朋子さん、お願いいたします

■中嶋:この日を迎えられたのが、何よりも嬉しいです。この作品に参加できたことは、今でも毎日毎日噛み締めています。私には息子がいるんですが、家に帰って家族と過ごせるという幸せを感じています。とても素敵なギフトをもらえました。皆さん楽しんでいって下さい。


滋子の夫・金井庫造役の林家正蔵さん、お願いいたします

■林家:うちはとても濃い家庭に生まれました。でも、家族って本当にいいなと思いました。皆さんもきっと、ご覧になったあと、親孝行をしたい、家族を大事にしたいと思うと思います。ゆっくり楽しんでいって下さい。


次男・平山昌次役の妻夫木聡さん、お願いいたします

■妻夫木:山田監督の作品に出られたのはとても嬉しかったです。現場でも緊張してしまって、芝居が出来ないかもしれないと思いましたが、監督1つ1つの演出が愛情に感じられて、いい緊張感の中で出来ました。出来上がったのを観るとき、いつもは自分の反省点を探してしまうんですが、この作品は入り込んでしまって、気づいたら終わっていました。周りを見たら、誰かを思いながら涙してる関係者の方々がいて、家族っていいなと改めて思いました。僕も親に連絡したくなりましたし、「東京家族、いいよ」と伝え、早く見せたいと思いました。ですので、今日観ていただいた方々からも、1人でも多くの方に伝わって、幸せの連鎖ができればいいなと思います。


昌次の恋人・間宮紀子役の蒼井優さん、お願いいたします

■蒼井:私は、2度目の山田組だったのですが、2度も出られるなんて思わなかったので、本当に嬉しかったです。また、こんな素晴らしい諸先輩方とお仕事出来たのを誇りに思います。この作品は、日本人の昔から大切にしてきた心が映し出されていますし、実家に帰ってきたようなほっとした感じがあるんですよね。お正月明けから公開ですが、本当に実家に帰ったような気持ちになれるので、劇場へ是非足を運んでいただき、皆さんに足を運んでもらえるためにも、私達も頑張って宣伝していければと思っています。今日はありがとうございました。


本作は4組のカップルを中心に物語が展開されますが、それぞれどのようなカップルだったのでしょうか。皆さんにお聞きしたいと思います。
はじめに、周吉・とみこカップルについてお聞きします。橋爪さん、吉行さんは共演されていかがでしたか?

■橋爪:吉行さんとは、映画では3度目の夫婦役なんです。ですので、改めて
というよりは、そのままの雰囲気でいけたので、撮影の帰りも吉行さんと一緒に思わず家まで帰りそうになるくらいでした(笑)。

■吉行:橋爪さんとは、舞台も一緒にやったり、映画でも夫婦を演じていたので、「これが長年連れ添った夫婦だろう」というところが出せました。2人の間に変な緊張感もなかったんですが、古女房だっと思ってるみたいで(笑)。若い優ちゃんには話すのに、私との会話は、ほとんどありませんでした(笑)。

■橋爪:当たらずとも遠からずですね(笑)。でも、吉行さんと一緒に出来て本当に幸せでした。演じやすかったですし、嬉しかったです。見終わった後も、「もしかして俺の女房だったのかな?」と思うくらいでした(笑)。


西村さん、夏川さんは共演されていかがでしたか?

■西村:旦那を立てることができる、良く出来た嫁です。

■夏川:よく働く真面目ないい旦那さんでした。

■橋爪:この2人は、口だけは上手いんですよね。役者は信用しないほうがいいですよ(笑)。


中嶋さん、林家さんは共演されていかがでしたか?

■中嶋:撮影が楽しくて楽しくて本当に幸せでした。この夫婦は本当に仲がいいんです。映画を見てもらえれば、その深い意味がわかってもらえると思います。

■林家:この家族は奥さんが強い!強い!親の事を強く思う奥さんを持った亭主は幸せです。


妻夫木さん、蒼井さんは共演されていかがでしたか?

■妻夫木:蒼井さんは素直で裏表がない人なので、お芝居をしていても、橋爪さんと吉行さんの話にもありましたが、意識せずに二人の距離感を作る事が出来ました。

■蒼井:舞台の稽古では4ヶ月間妻夫木さんと一緒にいた事もあったので、変な緊張感がなく出来ました。この映画では妻夫木さんとより生っぽい会話が出来たので、とても楽しかったです。


先日、山田洋次監督が文化勲章を受章されました。そして、この『東京家族』は監督生活50周年目の記念作品です。文化勲章を受章した映画監督は、黒澤明監督、新藤兼人監督に続いて、史上3人目ということです。受章の知らせを受けた時に、どう思われましたか?

■山田監督:お話を聞いた時は、かなりびっくりしましたが、映画界を代表してという気持ちで、映画界を盛り上げていく為にも、もっと頑張らなきゃいけないという気持ちでこの章を受けようと思いました。


さらに本日は、山田監督も多大なる影響を受けている小津安二郎監督の誕生日です。今年で小津安二郎監督、生誕110年になります。『東京家族』は、小津監督の『東京物語』をモチーフに作られていますが、小津安二郎監督という方は、監督にとってどのような存在でしょうか?

■山田監督:小津監督は、『明日は来らず』というアメリカ映画に影響を受けて、1953年に『東京物語』を作りましたが、私はそれから60年の時を経て、『東京物語』に影響を受けて『東京家族』を作りました。私たちは先祖のいいところを伝承しながら仕事をしているんだと、その先祖のおかげでこの作品が出来ているんだという小津監督への感謝の気持ちでいっぱいです。


来年は小津安二郎監督生誕110年プロジェクトとして、国内外で様々なイベントが予定されているということです。さて、本日もう一方お誕生日を迎えられた方がいらっしゃいます。西村雅彦さんです。橋爪さんから、52歳の誕生日のお祝いの言葉をいただきたいと思います

■橋爪:意外と照れずに立ってるね(笑)。

■西村:自分が小津さんと同じ誕生日だという事は知っていたので、うすうす
感づいてはいですが(笑)。今日のことはしばらく忘れません。


そして、明日、12月13日は妻夫木聡さんのお誕生日ということです。(拍手起こる)妻夫木さん、いかがですか?

■妻夫木:西村さんのお話を聞いた時に、初めて自分の誕生日が明日だという事を思い出しました。惜しいところが自分らしいです(笑)。

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『東京家族』
2013年1月19日より全国にて
配給:松竹
公式HP:http://www.tokyo-kazoku.jp/
©2013「東京家族」製作委員会

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