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2012年1月10日 (火)

映画『CUT』1/8実施 アミール・ナデリ監督×鈴木卓爾 トークイベント

日時:1月8日(日)
場所:シネマート新宿
登壇者:アミール・ナデリ監督、鈴木卓爾

映画『CUT』1/8実施 アミール・ナデリ監督×鈴木卓爾 トークイベント

1月8日(日)に映画『CUT』トークイベント第二弾として、アミール・ナデリ監督×鈴木卓爾 トークイベントが開催された。いまやシネマート新宿の顔となりつつあるアミール・ナデリ監督と、自身も『ゲゲゲの女房』や『私は猫ストーカー』などの映画監督であり商業映画からインディペンデント作品に関わり続ける映画作家、鈴木卓爾(本作では西島秀俊演じる主人公・秀二の盟友である映画監督ナカミチを演じている)が登壇しました。ナデリ監督も鈴木も映画業界への想いや撮影秘話など、話が尽きない様子で一時間にも及ぶとても内容の濃いトークイベントとなった。

――『CUT』本編を見て

■鈴木卓爾:「今日のトークイベントの前に劇場で初めて『CUT』を見ました。こういう映画を本来なら日本人が日本で作ってもよかったんだなあと感じました。世界的にも映画が撮れない状況にありますが、誰がどこでなにを撮ってもいいんだと思いました。ナカミチにも秀二にも自分の状況に重ね合わせる部分がすごくあって、また秀二が偉い人には見えず、とても小さい人間に見えたことがとてもよかったと思います。ちょっと泣いてしまいました。」

■アミール・ナデリ監督:「鈴木さんから感想を伺ったのは初めてだったので、とてもうれしいです。ご自身も映画監督でいらっしゃって、洗練された感受性をお持ちの方がご自分の演じるキャラクターを気に入ってくださり、また『CUT』を日本映画として受け入れてくれたことに感謝しています。」


――ナデリ監督らしさ=風

■鈴木卓爾:「秀二が屋上で上映会を始めるシーンで、「今日は風が強いですが、サイレント映画に風がどういう効果を与えるか楽しみにしてください」と映画を紹介するやり方がとてもよかったです。また最後のシーンで100本の映画のカウントが始まる所から風の音がして、BGMが風の音だけになったのが、本当に良い演出だと思いました。」

■アミール・ナデリ監督:「私は砂漠育ちということもあり、過去の作品でも音楽の代わりに風を使ってきました。ですから風をどういう風に効果的に使うかは最初から考えていました。実は上映会のシーンはたまたま非常に風が強い日で、ならばこの強風を使おうとその場で取り入れました。」


――人生でこんなに走ったのは初めて!

■鈴木卓爾:「『CUT』の撮影で14回も走らされました。こんなに走ったことは生涯の中でも初めてでした。でも撮影が終わったあとに西島さんには「今日なんて楽な方ですよ。こんなもんじゃないですよ!」と言われたのが印象に残っています。また呼んでくださるのであれば、体を鍛えておきますので(笑)」


この日は会場に特殊メイクを担当した梅沢荘一が来場しており、監督から紹介されるサプライズも。舞台挨拶終了後にはいつものようにナデリ監督によるサイン&記念撮影会が開かれ、そこに鈴木卓爾も加わりサインと記念撮影に応じていた。

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『CUT』
2011年12月17日より シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開
配給:ビターズ・エンド
公式HP:http://www.bitters.co.jp/cut/

©CUT LLC 2011

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