『白いリボン』 公開記念 映画祭「ミヒャエル・ハネケの軌跡」全10作品一挙上映 + 特別上映(ドキュメンタリー「毎秒[24]の真実」)
![『白いリボン』 公開記念 映画祭「ミヒャエル・ハネケの軌跡」全10作品一挙上映 + 特別上映(ドキュメンタリー「毎秒[24]の真実」) 『白いリボン』 公開記念 映画祭「ミヒャエル・ハネケの軌跡」全10作品一挙上映 + 特別上映(ドキュメンタリー「毎秒[24]の真実」)](http://eiganavi.entermeitele.net/photos/uncategorized/2010/11/17/101117_mh.jpg)
12月4日(土)より銀座テアトルシネマにて公開される、カンヌ映画祭パルムドール受賞作『白いリボン』の日本公開を記念し、巨匠ミヒャエル・ハネケの軌跡を振り返る映画祭が開催されることが決定した。
『白いリボン』の封切と並行して、12/4(土)より2週間限定で、ハネケ監督の全10作品を一挙上映。日本で劇場公開された4作品『ファニーゲーム』『ピアニスト』『隠された記憶』『ファニーゲームU.S.A.』はもちろん、これまで日本では映画祭でも上映されたことがなかった『タイム・オブ・ザ・ウルフ』をスクリーン初上映するほか、2年半に渡って監督に密着し、“映画職人”ハネケに迫ったドキュメンタリー『毎秒[24]の真実』が特別上映される。
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悪意、暴力、欺瞞、孤独。人間の内側に潜む感情を、容赦のない冷徹さで鋭く抉り取り、常に物議をかもした作品を世に送り出してきたミヒャエル・ハネケ。2012年完成予定の次回作では、老年をテーマに“苛立ち”“嘘”について描くと語っている。
2001年6月、日本に初めて紹介された第23回ぴあフィルムフェスティバルから約10年。集大成となった最新作『白いリボン』の公開と並行して、全10作品の軌跡を振り返る2週間が始まる。
映画祭「ミヒャエル・ハネケの軌跡」
「すべては映画の中に」
ついに頂点に輝いた“恐るべき”映画作家は毎秒 [ 24 ] の嘘に 真実を託す--オーストリア発 フランス経由 美と洗練の北ドイツへ
開催日時:12/4(土)~17(金) @ヒューマントラストシネマ有楽町
(劇場HP:http://www.ttcg.jp/human_yurakucho)
当日料金のみ \1,200均一 (※ 全席指定・定員入替制 ※ 当日朝、開館時より全回の指定席券を販売)
企画協力:シネカノン、角川映画、ロングライド、東京テアトル、デイライト
(1) セブンス・コンチネント Der Siebente Kontinent
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1989年/オーストリア/111分/出演:ビルギット・ドル、ディータ・ベルナー
1989年カンヌ映画祭監督週間出品
1989年ロカルノ国際映画祭<ブロンズ・レパード賞>受賞
1989年ヘント映画祭<最優秀音楽・音響賞>受賞
ハネケの最高傑作とも呼ばれてきた劇映画デビュー作で、監督自ら名付けた「感情の氷河化」三部作の第一作。オーストリアへの移住を希望する一家の3年間。淡々と描かれるドラマは一転、ラストは史上空前の破壊劇が観客を待ち受ける。
(2) ベニーズ・ビデオ Benny’s video 撮影:クリスティアン・ベルガー
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1992年/オーストリア/105分/出演:アルノ・フリッシュ、アンゲラ・ヴィンクラー
1992年カンヌ映画祭監督週間出品
1992年テサロニキ映画祭<国際批評家協会賞>受賞
1992年ヨーロッパ映画賞<国際批評家協会賞>受賞
1994年オーストリア映画賞<最優秀作品賞>受賞
「感情の氷河化」三部作の第二作。中学生のベニーは、屠殺される豚の映像に魅せられていた。ある日、偶然知り合った少女を衝動的に殺害、一部始終をビデオに収める。そのビデオを目撃した両親が選択した道は・・・。
(3) 71フラグメンツ 71 Fragmente einer Chronologie des Zufalls 小作人:ブランコ・サマロフスキー 出演作品
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1994年/オーストリア/95分/出演:ガブリエル・コスミン・ウルデス、ルーカス・ミコ
1992年カンヌ映画祭監督週間出品
1994年シカゴ国際映画祭<ゴ-ルデン・ヒューゴー賞>受賞ほか
「感情の氷河化」三部作の最終作。クリスマスのウィーンで、19歳の大学生が銀行で銃を乱射した。3人が死亡し、本人も自殺を図った。実事件を基に、過剰な描写なしに被害者と加害者それぞれの過去を遡りながら、現代社会の矛盾に迫る。
(4) カフカの「城」 Das Schloss 出演:スザンヌ・ロタール(助産婦)
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1997年/オーストリア/125分/出演:ウルリッヒ・ミューエ、スザンヌ・ロタール
1998年オーストリア教育連盟 <最優秀テレビ作品賞>受賞
※35mmのテレビ映画として制作されたが、後に映画館上映
カフカ未完の傑作小説を、リアリズムの手法で忠実に描ききった異色作。城に支配された村に辿り着いた測量技師K。不条理な迷宮で彼を待ち受けるのは、常軌を逸した論理と倫理が織りなす輪廻・・・細部まで巧みに構成された悪夢の世界は必見!
(5) ファニ-ゲ-ム Funny Games [2001年10月日本公開] 美術:クリストフ・カンター
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1997年/オーストリア/109分/出演:スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ 出演:スザンヌ・ロタール(助産婦)
1997年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品
1997年シカゴ国際映画祭<シルバー・ヒューゴー賞>受賞
1997年フランダース国際映画祭<国際批評家協会賞>受賞
日本で初めて劇場公開され、その衝撃の凄さが後のハネケ像を決定づけた運命の作品。「卵を貸してくれませんか?」別荘のドアを叩いた礼儀正しい青年が、幸せな親子3人に襲い掛かる・・・。戦慄の青年を演じたのは「ベニーズ・ビデオ」のベニーことアルノ・フリッシュ。
(6) コード:アンノウン Code inconnu 出演:ヨーゼフ・ビアビヒラー(家令)
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2000年/フランス/111分/出演:ジュリエット・ビノシュ、ティエリー・ヌーヴィック
2000年カンヌ国際映画祭〈エキュメニカル賞(人道賞)〉受賞
ハネケがフランス映画界へ進出を果たした記念すべき作品。パリに住む女優と報道カメラマンの恋人、そして彼の家族。道端のルーマニアからの違法移民の女と、故郷の家族・・・。ワンシーン・ワンカットの手法で織りなすハネケ流の群像劇が、社会・人間をえぐり出していく。
(7) ピアニスト La Pianiste (原作:エルフリーデ・イェリネク) [2002年2月日本公開]
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撮影:クリスティアン・ベルガー、編集:モニカ・ヴィッリ、美術:クリストフ・カンター
出演:スザンヌ・ロタール(助産婦)
2001年/フランス/132分/出演:イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル
2001年カンヌ国際映画祭〈グランプリ・主演女優賞・主演男優賞〉受賞
2001年ヨーロッパ映画賞<主演女優賞>受賞
2002年セザール賞<助演女優賞>受賞
2002年モスクワ映画祭<外国語映画批評家賞>受賞 ほか
2004年にノーベル文学賞に輝いたE・イェリネクの原作を映画化、カンヌ映画祭でグランプリ、主演女優賞、主演男優賞の3冠に輝いた。厳格な母と二人で暮らす独身女教授。ある日、激しく求愛する美しい青年が現れるが、彼女には誰にも言えない秘密があった・・・。
(8) タイム・オブ・ザ・ウルフ Le temps du loup [初上映]
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編集:モニカ・ヴィッリ、美術:クリストフ・カンター、出演:ブランコ・サマロフスキー(小作人)
2003年/フランス/108分/出演:イザベル・ユペール、ベアトリス・ダル、パトリス・シェロー
2003年カンヌ国際映画祭正式出品(コンペティション部門招待)
2003年シッチェス国際映画祭<最優秀作品賞><批評家賞>受賞
スクリーン初上映。ユペールと再び組み、人間に潜む悪意をあぶりだした衝撃の近未来サスペンス。世紀末のような災害で、水や食料が足りなくなったヨーロッパ。子供たちを連れて辿り着いた田舎の別荘には、見知らぬ一家が住み着いていた・・・。
(9) 隠された記憶 Caché [2006年4月日本公開]
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撮影:クリスティアン・ベルガー、美術:クリストフ・カンター
2005年/フランス/119分/出演:ジュリエット・ビノシュ、ダニエル・オートゥイユ
2005年カンヌ国際映画祭〈監督賞・国際批評家賞・エキュメニカル賞(人道賞)〉受賞
2005年ヨーロッパ映画賞〈作品賞・監督賞・主演男優賞・編集賞〉〈国際批評家協会賞〉受賞
2005年ロサンゼルス映画批評家協会賞<外国語映画賞>受賞 ほか
フランス映画界のスターを主演に迎え、ふたたびカンヌで3冠に輝いた震撼のサスペンススリラー。テレビ・キャスターの自宅に、謎のビデオテープが届く。映っているのは、彼の一家の日常だ。誰が、何の目的で・・・? 家族に亀裂が生じ始めた頃、ある遠い日の記憶が蘇る。
(10) ファニーゲムU.S.A. Funny Games U.S [2008年12月日本公開] 編集:モニカ・ヴィッリ
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2007年/アメリカ/111分/出演:ナオミ・ワッツ、ティム・ロス
ハリウッドでも活躍する人気俳優を起用し、物語のみならずショットまでも完璧に前作を踏襲した前代未聞の英語版セルフ・リメイク。ハネケは語る。「アメリカの観客に暴力の本質を見せるというオリジナル版の目的がようやく果たされた」
特別上映
毎秒[24]の真実 24 Realities per Second
2004年/オーストリア/58分/監督:ニナ・クストリッツァ、エヴァ・テストール/出演:ミヒャエル・ハネケ
映画とは、毎秒[24]の嘘だ。
そこに真実が、あるいは真実のヒントが潜んでいる
――ミヒャエル・ハネケ
ロケハンから撮影現場へ、そしてパリでのプレミア上映へ。「タイム・オブ・ザ・ウルフ」ができるまでの2年半、2人組の女性監督がハネケに密着。映画への姿勢や思いに迫った貴重なドキュメンタリー。緊張感みなぎる撮影現場、誠実さ溢れるティーチイン、笑いの絶えない取材風景に加え、旅の途中で何気なく始まるやりとりの中にハネケの“真実”を拾ってゆく。浮かび上がるのは、映画に没頭する一人の“職人”の姿だった・・・。
●ミヒャエル・ハネケ Michael Haneke
――衝撃で言葉を奪い、答えの見えない謎を投げかけ、排他的なイメージを抱かせ続けてきたその名前から、ついに信念が立ちのぼる――「映画は観客のものである」
~プロフィール~
1942年ドイツ・ミュンヘンに生まれ、3歳でオーストリアへ移住。ウィーン大学では哲学、心理学、演劇を学ぶ。67年からテレビ局に勤務した後、70年に独立してフリーの監督/脚本家に。舞台監督としても活躍する。89年の劇映画デビュー以降、世界中の国際映画祭で高い評価を受けるオーストリア映画界の巨星。フランスでの映画制作を経て10年ぶりに母国語で撮った最新作『白いリボン』で09年カンヌ映画祭パルムドール大賞を受賞。
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『白いリボン』
2010年12月4日 より 銀座テアトルシネマほか全国にて順次公開
配給:ツイン
公式HP:http://www.shiroi-ribon.com/




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