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“髪長姫”としても知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェル。高い塔の上に暮らし、驚くほど長い髪を持つこの有名な少女を主人公に、ディズニーから全く新しい物語が誕生した。このウォルト・ディズニー生誕110周年となる年に公開されるディズニー長編アニメーション第50作記念作品『塔の上のラプンツェル』が、11月24日(水)全米3,630館、5,400スクリーンで公開し、公開5日間の興行収入が6,900万ドルを上回る大ヒットとなった。これは、感謝祭シーズンに公開された映画では、大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー2』に次ぐ、歴代第2位の記録。また、公開3日間の興行成績も4,910万ドルを上回り、『トイ・ストーリー2』に次ぐ歴代2位の大ヒットとなっている。
葉山陽一郎監督『モルモット』が1月8日(土)~14日(金)、池袋シネマロサにて公開されることが決定した。本作は、2003年、大ヒット作「サル」(新薬の人体実験のアルバイト)、2007年の2作目「saru phase three」(抗がん剤の治験)と、世間に衝撃を与えたシリーズ最新作。主演は三輪ひとみ、ホラーの女王ともいわれ、本作ではヒッチコック映画を思わす追いつめられ型ヒロインに挑む。新薬の人体実験に利用される妊婦に、桜井ふみ(『サイタマノラッパー2女子ラッパー傷だけのライム』)。ほか、大谷亮介(TV『相棒』レギュラー)、沖正人、田口主将、雑賀克郎、石原和海、泉知束など、個性派演技陣が脇を固めている。監督は「サル」シリーズの葉山陽一郎。監督自身の治験体験が、本作をより一層リアルな世界へと構築させている。
Rank | Pre. | 作品名 |
1 | 1 | 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』 |
2 | 2 | 『SP 野望篇』 |
3 | 3 | 『ゴースト もういちど抱きしめたい』 |
4 | 5 | 『怪盗グルーの月泥棒 3D』 |
5 | 4 | 『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー・・・ですか!?』 |
6 | 6 | 『エクリプス/トワイライト・サーガ』 |
7 | 7 | 『パラノーマル・アクティビティ 第2章 TOKYO NIGHT』 |
8 | 8 | 『THE LAST MESSAGE 海猿』 |
9 | 9 | 『レオニー』 |
10 | 10 | 『劇場版3Dあたしンち 情熱のちょ~超能力♪母 大暴走!』 |
ランキングの1位から10位のランクイン作品は前週と全く変わらず、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(ワーナー)が2週連続で首位を獲得。土日2日間の成績は動員49万4276人、興収6億1315万4550円。公開10日間の累計成績は早くも動員230万人、興収29億をあげている。
2位『SP 野望篇』(東宝)は5週目を迎え、累計成績はこちらも動員230万人、興収29億円を超えた。 3位は3週目の『ゴースト もういちど抱きしめたい』、4位『怪盗グルーの月泥棒 3D』(東宝東和)は5週目を迎え興収10億円を突破。北米では約2億500万ドルを記録し、北米市場では今年公開のアニメの中で「トイ・ストーリー3」に次ぐ成績に。また全世界興収では5億ドルを超えた。 初登場作品は、12月4日から全国公開される堺雅人×仲間由紀恵共演の時代劇『武士の家計簿』(アスミック・エース/松竹)が、11月27日から作品の舞台である石川県の6劇場で先行公開され、土日2日間で動員1万0181人、興収1101万1800円をあげ、圏外ではあるが11位に登場。今後の全国公開へ弾みをつけた。 また、舞台となった福岡での先行上映がロングランヒットした『信さん 炭坑町のセレナーデ』(ゴールドラッシュ・ピクチャーズ)が全国31館で公開され、14位に登場。小雪を主演に迎え、炭坑町で貧しくもたくましく生きる人々を描く。 |
本年度トロント映画祭にて最高賞(観客賞)を受賞し、既に2011年度のアカデミー賞最有力候補と話題を呼んでいる『キングズ・スピーチ 』(原題:2011年春 TOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマ他にて公開)が11月26日にアメリカで限定公開され、週末の1館あたりの平均成績が本年度ナンバー1になるという大ヒットスタートを切った。(館数: 4館(NYとLA)、興収:約$350,000、館アベ:$85,448)
日時:11月27日(土)
場所:新宿ミラノ2
登壇者:小雪、池松壮亮、石田卓也、柄本時生、小林廉、金澤美穂、平山秀幸監督
2010年5月福岡の先行上映で大ヒットした後、全国公開が決定した平山秀幸監督作『信さん 炭坑町のセレナーデ』。11月27日に公開初日を迎え、キャスト・監督による舞台挨拶が行われた。