『プレデターズ』ルイ・オザワ インタビュー

傭兵、死刑囚、特殊工作員など、戦闘のエリートや冷血な殺人鬼たちが、ある惑星に集められた。戸惑う彼らの前に地球外生命体プレデターが姿を現す。なんとそこは進化した武器を装備したスーパー・プレデターたちの“狩場”だった。獰猛なスーパー・プレデターたちと、選ばれし人間の壮絶なサバイバルが幕を開ける!
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の大ヒット作『プレデター』から20年以上。鬼才ロバート・ロドリゲスの手によって“再起動”。プレデターたちが新たな戦いを繰り広げる『プレデターズ』。
エイドリアン・ブロディ、ローレンス・フィッシュバーンといった有名キャストの中で、ひときわ目を引くのが、日本人の殺し屋・ハンゾーを演じたルイ・オザワ。初めて日本人としてプレデターに戦いを挑んだルイ・オザワさんにお話を伺いました。
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簡単に今までの経歴を教えて下さい
■ルイ・オザワ(以下、オザワ):アメリカのテレビ番組やコマーシャル、ニューヨークのインディペンデント映画などに出演していました。『プレデターズ』が初めてのハリウッド映画です。
以前より俳優をやりたいという志があったのでしょうか?
■オザワ:2001年にコマーシャルに出演したのですが、それ以前はいろんな仕事をしていました。4年ほど前から演技の学校に通っていて、僕の先生は他に才能があるのならば、俳優業を辞めなさいと言っていました。僕は今までやってきた仕事があまり上手くいかなったので、逆に俳優しか出来ないと思いました。
『プレデターズ』への出演はオーディションですか?
■オザワ:そうですね。何も知らない状態でオーディション用のテープを送ったのですが、結局、ロバート・ロドリゲスにもニムロッド・アーントル監督にも会わないまま出演が決まりました。
選ばれた理由はどこにあると思いますか?
■オザワ:なんでだろう・・・、未だにわかりません(笑)。ロドリゲスやニムロッド監督たちのイメージに合った容姿だったのではないでしょうか?
オザワ:出演が決まったときの感想は?
■オザワ:小学生の時からプレデターのファンだったので、嬉しかったのですが、『プレデター』の出演者たちはみんな筋肉ムキムキです。でも僕は違います。だから出演が決まったときは驚きました。あと、脚本を初めから終わりまで読んで、どの辺で死ぬのかを真っ先に確認しました。すぐ早くに死ぬのかなと思っていたのですが、結構、生き延びるので良かったです(笑)。
演じられたハンゾーはどんなキャラクターだと思いましたか?
■オザワ:気性が激しくて、それが理由でたくさん失敗をしてきた人物だと思います。悲しい人生を歩んできたように思います。
ハンゾーを演じてみていかがでしたか?
■オザワ:セリフがほとんどない中で、キャラクターを際立たせなければいけなかったので、とても難しかったです。今までで一番のチャレンジでした。
エイドリアン・ブロディとの共演はいかがでしたか?
■オザワ:エイドリアンと僕は、撮影中、同じ宿舎に泊まっていました。彼はお兄さんみたいにとても親切で、筋肉トレーニングの仕方、ダイエットの仕方、ビジネスについてなど、いろんなことを教えてくれました。
ジャングルでの撮影はいかがでしたか?
■オザワ:ハードでしたけど、ロケ地はハワイ島です。本当に素晴らしい場所でした。
雨はよく降るし、暑いし、虫もたくさんいましたけど、マラリアや蛇といった危険な病気や生き物は存在しなかったので、快適でした。
ハンゾーVSプレデターの一騎打ちシーンのアクションをコーディネートしたそうですね?
■オザワ:僕と僕の剣道の先生と、スタントコーディネーターと僕のスタントとプレデター役の役者さん、みんなで考えましたが、剣道の先生がいなかったら、あんなに良いアクションシーンを撮ることは出来なったと思います。
どの辺を意識して殺陣を考えたのでしょうか?
■オザワ:今までのアメリカ映画では見たことがないような、本格的な日本風の殺陣を心掛けました。剣道っぽい真剣勝負ですね。あとニムロッド監督は黒澤映画のようなスタイルの戦いを撮りたがっていたので、そこベースにして作り上げていきました。
あのシーンだけ、異質だと思いました
■オザワ:英語では“Calm before a Storm(嵐の前の静けさ)”というのですが、メリハリをつけるために、あのような静かな雰囲気になりました。
出来上がった作品を見てのご感想は?
■オザワ:客観的に見ることは出来ませんでしたが、ポストプロダクションを経て完成した作品は迫力があって、とても感激しました。
やり残したことや悔いが残っていることとかはありませんか?
■オザワ:無いです。出し切りました。
本作に出演したことによって、オファーが増えたりしましたか?
■オザワ:撮影が終わってから、今までなかったようなオファーが来るようになりました。良かったです。
本作に出演して、得たものはありますか?
■オザワ:プロジェクトに始まりから終わりまで関わった初めての作品です。初めてのハリウッド映画でもあったので、毎日が新鮮でした。あと、人との良い出会いがあったのも大きな収穫でした。
これから『プレデターズ』を見る方々に一言お願いいたします
■オザワ:新しいプレデターや様々なキャラクターが登場します。僕は日本人役として、プレデターと戦います。とても面白いので是非見て下さい。
取材・文=伊藤P
<ルイ・オザワ プロフィール>
1975年10月、米ニューヨーク生まれ。日本人の母と台湾人の父の間に生まれた。子役として多くのテレビCMに出演。映画デビューは1999年の「ON THE Q.T.」(99・未)。インディペンデント映画「PRETTY TO THINK SO」(08・未)の主演、ズーイー・デシャネルと共演した「GIGANTIC」(09・未)での好助演を経て本作に抜擢された。次回作はダグ・リーマン監督のアクション・スリラー「FIRA GAME」で、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツとの共演を果たす。TVの出演作は「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」、「ウォリアーズ 歴史を動かした男たち」等。特技は剣道で、2段の腕前を誇る。
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『プレデターズ』
2010年7月10日 より TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて
配給:20世紀フォックス映画
公式HP:http://movies.foxjapan.com/predators/
©2010 TWENTIETH CENTURY FOX









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