観客からの歓声に、中山美穂 感無量!!! 『サヨナライツカ』初日舞台挨拶
日時:1月23日(土)
場所:新宿バルト9
登壇者:中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子

タイのバンコクを舞台に、男女の様々な愛の形と人生の究極の選択を描いた涙のラブストーリー『サヨナライツカ』。興収30億を記録した大ヒット感動ラブストーリー『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督をはじめ海外の才能が結集・製作した本作は、本国韓国の4月公開(予定)よりも早く、1月23日(土)に世界最速公開初日を迎えた。
主演・中山美穂は、3度の来日プロモーションに加え、現在自身が住まいを構えるパリでのプロモーションを実施。共演の西島秀俊はロケ地であるタイ、バンコクを訪れるなど、世界規模のプロモーションを展開。公開直前となる1月19日に都内で開催されたジャパン・プレミアは、世界に先立つ日本公開記念にふさわしい最高にせつないとなった!
そしてこの度、話題のラブストーリーが世界に解禁される世界最速=日本公開初日に、中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子が万感の思いで舞台挨拶に登壇! 作品への熱い想い、海外への想いを語り、一般観客からの「世界最速の感想、疑問」にも答えた。
遂に12年ぶりの映画主演作品が公開初日を迎えることになりましたが、どんな気持ちですか?
■中山美穂:「今日は公開日ということで、本当にうれしいです。来てくれた皆様、・・・いかがでしたか (拍手)。こうして映画が出来上がって、今日皆様に観て頂けて、初めて完成したのだと思います。本当にありがとうございます。昨夜(ゆうべ)は緊張して眠れませんでした(笑)上映後の舞台挨拶は緊張しますね、でもとてもうれしいです。
(「きれいでした」「よかった」と観客席から声がかかり、拍手が起こり)
・・・がんばりました(笑)」
撮影中から精神的、肉体的に大変なことも多くあったかと思いますが、初日を迎えていかがですか?
■西島秀俊:「ついに初日を迎えることができてうれしいです。今日この日を迎えるまで、本当に長かった。長くて大変な道のりだったけれど、皆さんの前に立ててうれしいです。
(体重を)13kg増やしてワンカットも撮ってもらえなかったですけど、もう一回、増やしてもいいぐらいうれしいです(笑)」
遂に一般の方々にも解禁となった本作ですが、石田さんが初めて本作をご覧になった時の感想は?
■石田ゆり子:「美穂さんも西島さんも仰っていたのですが、今日この日を迎えるまでが本当に長くて。今こうして皆さんに受け渡されて、一人で歩きはじめたのだなぁと思うと感慨深い気持ちです。どうぞ、この作品を大事に育ててください。
初めて本編を観た時、これまでに観たことのない、ものすごい映画を観てしまったなと思いました。それに(出演という形で)携わってはいましたが、自分が思っているよりずっと壮大で、すごい映画に出させていただいたのだなということを実感しました」
本日が世界最速公開になるのですが、最も早く、日本の観客にご覧頂けたことについてどう思いますか?
■中山美穂:「演じているときは海外の作品だと意識していなかったのですが、お客さんあっての映画なので、日本の皆さんにいち早く届けられてうれしいです」
今回、イ・ジェハン監督と映画を撮影してみて、日本と違うな、凄いな、流石だな、と思ったエピソードは?
■中山美穂:「日本や他の国の監督と比較できないんですが、独特なセンス・才能を持っていて・・・。大変だけど惹き込まれる、監督のその姿についていく気にさせる、特別な方だと思います。
常に演じながらいろんな感情を思っていたのですが、監督はその感情を壊す事無く「きれいだよ」と言って見守っていてくださいました」
■西島秀俊:「普通はセットを木で作るのですが、監督は本当にコンクリートで作っていたのに驚きました。監督は、水平とか垂直が本当ににそうじゃないと納得せず撮りたくない方なんですよね。そういう、細かいところでのこだわりがすごいと思います」
■石田ゆり子:「とにかく、熱いひとでした。演者へのリスペクトがすごくて、役者やスタッフのことが大好きでした。そして、撮影前に話をすごくされる方でした。撮影に入るまでに、何時間も話をすることがあって。それに、堪えるのに大変でした(笑)」
本作品は日本・韓国・タイでの撮影、撮影期間は1年間など、スケールの大きい作品ですが、日本映画に比べてスケールが大きいな、さすが海外プロジェクトだな、と思ったエピソードはありますか?
■西島秀俊:「エンドロール。人数の多さがハリウッド並だなぁと(笑)。1000人以上の名前がずーっと流れてるんですよ。それぐらいたくさんの人が関わった映画です」
海外進出してみていかがですか?
■中山美穂:「可能性があるなら世界中の人に観てもらいたいですね。この映画は、自分にとって良い記念になりました。永遠に残るような」
(一般の方々から寄せられた感想、疑問への一問一答)
イ・ジェハン監督、海外のスタッフと仕事をしてみて、今後も日本以外の作品に参加したいと思いますか?仕事をしてみたい海外の監督、俳優などはいますか?
■中山美穂:「是非、機会があれば。今は、スペイン映画に興味がありますね」
■西島秀俊:「中山さんが仰っていたように、海外の作品であるという意識は特に無かったのですが今回のように、自然に参加できるなら是非また参加したいです。一緒にお仕事をしたい監督さんは・・・いっぱいいますね。ここでは恥ずかしくて言えません(笑)」
■石田ゆり子:「もちろん機会があれば是非。ただ、なにしろ英語がカタコトなので・・・。これからちゃんと勉強しようと思います。メリル・ストリープが大好きで、彼女に会えるなら何でもしたいですね」
本編でタイ語を使用するシーンがありましたが、演技する際大変だったこと、監督から指示されたことはありましたか?
■西島秀俊:「タイ語の部分は、とくに一生懸命がんばりました。事前に勉強して撮影に臨んだのですが、現場で監督は全然、違うタイ語の台詞を持って来るので大変でした。バンコクの正式名称も、いきなり「三日後に撮影だから!」と言われ(笑)無理だ、と言ったんですが「大丈夫!」と・・・。」
■中山美穂:「(そんな西島さんをみて)大変だな、と思っていました」
今でもしゃべれるタイ語はありますか?
■西島秀俊:「(バンコクの正式名称をすらすらと答える) →拍手。クルンテープマハーナコーン ボーウォーンラッタナコーシン マヒンタラーユッタヤーマハーディロック ポップノッパラット ラーチャターニーブリーロム ウドムラーチャニウェート マハーサターン アモーンピマーン アワターンサティット サッカタッティヤウィッサヌカムプラシット
これは、忘れられないです(笑)」
本作の美しい映像の裏では、男と女の決してきれい事でない生態が描かれていると思いましたが、男性の本性が出ているな、女性の本性が出ているな、と思ったシーンはありますか?中山さんと石田さんには女性の本性を、西島さんには男性の本性について聞きたいです
■中山美穂:「光子と沓子は両極端なキャラクターなのですが、沓子は自分の感情に素直なところが魅力なのかなと思っています。光子は、強い意思を持って家を守っていて、妻としての強さを感じます。その強い部分が、女性の本性であるように感じますね」
■西島秀俊:「豊は「ひどい男だ」と、観た方によく言われるのですが・・・。沓子と初めて結ばれるシーンは(男性の本性として)「しょうがないかな」と(笑)もちろん、いけないことですけれど、沓子のように魅力的な女性に強く迫られたら・・・
「しょうがないかな」と思いますね(笑)」
石田さん演じる光子は、25年間も豊が沓子を愛していることを知りつつ、どうして豊を支え続けることができたのですか?
■石田ゆり子:「本当に、光子がなぜ支え続けられたのか想像するのは難しいです。光子は、武家の奥さんのように、「妻」という役を全うする、強さを持った人なんだと思います」
『サヨナライツカ』という印象的なタイトルにはどのような意味が込められていると思いますか?
■中山美穂:「「サヨナラ」と「イツカ」という、出逢いと別れ、両方の意味を含んでいるのですが個人的にはには「はじまり」という意味が込められているのではないかなと思います。別れた数と同じだけ、新しい出会いもあり、その繰り返しの中で人は生きていくんだな、と」
最後に、この映画を通して、世界の人々に伝えたいメッセージをお願いします。
■中山美穂:「皆さん映画を観て感じてることがそれぞれ違うと思います。この映画を通して、ご家族や恋人やお友達と、愛について人生について色々自由に話し合っていただけるとうれしいです。そして、25年後にもう一度観てみていただければと思います」
『サヨナライツカ』
配給:アスミック・エース エンタテインメント
公開:2010年1月23日
劇場:新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて
公式HP:http://sayo-itsu.com/
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