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2009年12月29日 (火)

涙、涙で見納め『釣りバカ日誌20 ファイナル』初日舞台挨拶

日時:2009年12月26日(土)
会場:丸の内ピカデリー1 
登壇者:朝原雄三監督、吹石一恵、浅田美代子、西田敏行、三國連太郎、松坂慶子、塚本高史

涙、涙で見納め『釣りバカ日誌20 ファイナル』初日舞台挨拶

当日は『釣りバカ日誌20 ファイナル』初日舞台挨拶として、我らがハマちゃんこと西田敏行、スーさんこと三國連太郎をはじめ、浅田美代子松坂慶子吹石一恵塚本高史、そして朝原雄三監督の7名が丸の内ピカデリーの舞台上に登壇し、800人を超えるファンからの熱い声援、大歓声に応えた。

それぞれのゲストから感動の挨拶をいただいたあと、大ヒットを祈願して、4斗樽での鏡割りも。そして舞台挨拶終了、と思われたその時…、舞台挨拶史上、前代未聞!!?「ハマちゃん!スーさん!」という、アンコールを求める大歓声が、場内に沸き起こった!

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一言ずつ、ご挨拶をお願いします。

■朝原監督:「本日は年末のお忙しい中、そして大変寒い中、朝からこんなに大勢の方にお越しいただきまして、本当に嬉しく有難く思っております。毎年毎年、シリーズものの何本目か、というわけではなくて、その一本一本を観ていただければと思っておりましたが、さすがに今年は通算22作の最後ということで、22本分の重みもありまして、皆様の中でもいろんな感想をお持ちになったかと思います。色々な感想があったかと思いますが、この映画を話題にして、このようなシリーズものの「釣りバカ日誌」という映画があったことを伝えていくために、今日ご覧になった方にはぜひまた、周りの方々にも「釣りバカ日誌こうだったよ、ああだったよ」とお話していただけると、有難い限りです。
本日は本当にありがとうございました」

■西田:「皆様、ようこそおいでくださいました。ありがとうございます。22年間作り続けてきました「釣りバカ日誌」。そのファイナル、ついに本日より全国一斉公開がスタートしました。いわゆる「釣りバカ日誌」の、“終わりの始まり”、ということになります。本当に 「釣りバカ日誌」を愛してくださったファンの皆様のおかげで、今日この日を迎えることができました。本当に本当に、ありがとうございます!本当に皆様のおかげです!」

■浅田:「(涙で声をつまらせつつ)15年間もの間、ハマちゃんに愛され続けて、とってもしあわせでした。ついにファイナルを迎えることになってしまいましたが、始まったものは、いつか終わるので、この寂しさを受け入れていかないといけないと思います。「釣りバカ日誌」の共演者の皆様、スタッフの方々は、私にとってほんとに家族のような存在でした。ただ今はもう、寂しい気持ちでいっぱいです。すみません。(涙)」

■松坂:「どうも皆様、師走のお忙しいところ、初日からお越しいただきまして本当にありがとうございます。私は光栄にもこのファイナルに出させていただいて、朝原監督はじめスタッフの方々の熱意、そして西田さん、三國さんの、心底作品を愛してらっしゃるお二人の撮影にかける思いをずっと拝見させていただいて、とても勉強になりました。どうぞ皆様、もう一回、いえ何回もご覧いただいて、ご近所の方にも「面白かったよ」と言っていただけるととても嬉しいです。映画は今回ファイナルを迎えてしまいますけども、作品はずっと残っていきますのでね。本当に皆様、今日はありがとうございました」

■吹石:「皆様今日は本当にありがとうございます。これだけたくさんの方に長い間愛されてきた作品の、ファイナルという、とても記念すべき作品に声をかけていただいて、現場では本当にもう、幸せだなーという気持ちで演じさせていただきました。それから今日ここへきて、お客様の皆様のリアクションがすっごくあったかくて、この作品はこのような温かいお客様に愛され続けてきたんだなぁと、感動しています。どうぞ皆様の口コミパワーで宣伝の方宜しくお願いいたします。ありがとうございます。

■塚本:今日はどうも皆様ありがとうございます。普段はあまり緊張しないのですが、今日は緊張しています。それはやはり、これだけの大先輩である役者の皆様とここにこうしてご一緒して、しゃべらせていただいているのと、「釣りバカのファイナル」という大舞台にたてているからだと思いますが、やはり終わってしまう寂しさも感じています。ただ今日いらっしゃった方には、ぜひともこの映画の感想を周囲に伝えてもらって、100人、1000人、1万人・・10万人へと、大ヒットしてくれることを願っています。今日はどうもありがとうございました」

■三國:「私もこんなにも長い間、同じ主題の映画にでるなんてことは、夢にも思っておりませんでした。大きな社会的な背景をテーマとして、あったからこそ、この映画が今日まで続いたのだと思っています。そして今日は溢れるほどの皆様に、最後の作品を見ていただいて、身に余る光栄ではないかと感動しております。
でも私はまだ、これから、不特定多数の方に訴えられるような内容の映画に出演していきたいと思っておりますので、どうぞ今後とも皆様の生活の中にとどめていただけるような作品に出していただいて、続ける限り、役者を続けていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします」

ここで、公開初日を記念しての鏡開きが行われた。
「釣りバカ日誌20ファイナル 公開初日を祝って・・・大ヒットー!!」


最後にハマちゃんこと西田さん、もう一度、皆様へのメッセージをお願いします。

■西田:「本当に何度も何度も、これだけは、言ってもよいかと思います。皆様、これまで、本当にありがとうございました。何年もの間、釣りバカ日誌を可愛がってくださり、愛してくださり、本当に本当にありがとうございました。そしてこの作品を作り続けて下さった4人の監督・・・栗山富夫監督、森崎東監督、本木克英監督、そして朝原雄三監督。本当にありがとうございました。そして共演してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして・・・大先輩の三國連太郎様、本当に、ありがとうございました!!(握手)」


客席から、小さな女の子が花束を贈呈。皆様にご降壇いただき、舞台挨拶終了…となるはずが、ここで場内から「ハマちゃん、スーさん」のアンコールの歓声が、手拍子にのって巻き起こった。その声に応え、西田さん、三國さんのお二人が再び壇上に登場。

西田さん、三國さん、再び登壇。
場内より「ハマちゃん!ありがとうー!」「スーさん!おつかれさまでしたー!」の大歓声。

改めてもう一言、お言葉をお願いします。

涙、涙で見納め『釣りバカ日誌20 ファイナル』初日舞台挨拶

■西田:「映画の舞台挨拶でカーテンコールがあるなんて、聞いたことがないです。ほんとに…(涙ながら)ありがとう!本当にありがとう!!本当に本当に、ありがとうございました!!みんな、愛してるよーー!!」

■三國:「えー…、本当に…、何ていったらよいか…(涙ぐみながら)本当に、ありがとうございました。これからも、映画を愛してやってください」

場内、大拍手

製作の深澤プロデューサー、岩田プロデューサーからも、改めて花束が贈呈。客席に大きく手を振り、涙ながらお二人がご降壇し、舞台挨拶終了となった。

涙、涙で見納め『釣りバカ日誌20 ファイナル』初日舞台挨拶

<囲み取材でのコメント/有楽町マリオン・朝日スクエアにて>

いよいよ、最後ですけども、舞台挨拶でカーテンコールなんて、すごいですね。

■西田:「いやーそうですね。前代未聞ではないでしょうか。驚きました」

そんな中、歴史ある三國さんも感極まってらっしゃいましたが、今日はどのようなお気持ちでいらっしゃったんですか。

■三國:「やはり映像の浸透力というんでしょうか、スポンサーのいらない、映画独特のものの考え方を提供できるということを、見直していただければと思いますね」

長くお仕事される中で、舞台挨拶にあのような歓声が聞かれるなんて、滅多にないことなんではないですか?

■三國:「そうですね、滅多にないと思いますね」

西田さんも、いかがでしたか。

■西田:「今日は泣くまいと思っていたのですが、お客さんの声聞いたら、早速だめでしたね。そこから一気に涙腺があいちゃいました」

年配のお客様なども、皆様が出ていらっしゃるのを観て、泣いてらっしゃいました。一作一作にかける思いが伝わりますもんね。

■西田:「先ほども三國さんとお話してたんですが、やっぱり22年、一つの映画を撮り続けてきたということは大変なことだったねと。お互いに苦労があった、特にご高齢な三國さんは、後半は撮影も大変でしたでしょうし、そんな中カメラの前でがんばってらっしゃることに撮影の際も感動を覚えていたんですけども、今日もステージで三國さんの横顔を見ていると、何とも感動してしまいましたね」

22年、浅田さんも、今日で遂に最後ですね。

■浅田:「ちょっとやっぱりお客さん見ちゃうと、感動して、我慢しきれませんでした」

■西田:「浜崎伝助を演じてる間は、本当に病気とかなかったんですね。終わって突然、くるんですが。それだけ、ハマちゃんパワーがみなぎっている時は、元気でしたね。それが抜けてくると、あ、心臓が・・・みたいなことがね(笑)」


年末年始が心配ですね!ですが、大勢の方にこの作品を見ていただければ、元気もでてきますよね。

■西田:「そうですね、今日いらしてくださってる方の表情を見てたら、本当に22年、愛してくださったんだなぁと感じて、お客様は神様だな!と改めて感じました」


松坂さん、吹石さん、塚本さんも、いかがでしたか。

■松坂:「本当に今日は、映画のもつ力というものを、改めて感じさせていただきました。撮影時も西田さん、三國さんとご一緒して、映画の力というのを常に感じさせてもらっていたんですが・・・今日は本当にたくさんのお客様で、本当に熱気にあふれておりました」

■吹石:「私も本当に、鳥肌がたってしまいました。カメラのむこうに、このような温かいお客さんがいるんだなってわかって、改めて今後も素敵な映画を皆さんに伝えていきたいなと、欲が深まっちゃいました」

■塚本:「そうですね、普段緊張しないんですけど、今日は本当に緊張して・・・何か俺、出たのかな?って思って。今まで、1から見てこられたお客さんも多かっただろうから、ホームだけどアウェイみたいな感じで・・・ただ、こんな作品に自分も出られたっていうのが、一番の収穫というか、役者やっててよかったなぁとおもいましたね」


浅田さんは、毎年一回、撮影があると、実家に帰る気分だとおっしゃってましたが・・・来年は撮影がありませんが、どうしましょう。

■浅田:「そうですね。来年春になるとまた、寂しくなるかなって・・・どうしよう、ちょっと誰か、連絡くださいね。せめて・・・」

■西田:「ええ、電話くださいよ」(一同笑)


また、いい方法で、一年に一回、こうした作品が・・・と思いますが。

■西田:「そうですね、本当にまずはこの「釣りバカ日誌20ファイナル」をたくさんの人に見ていただいて、お客さんの声から、「We need釣りバカ!」という声があれば、立ち上がらないわけにはいきますまい、と思っておりますが、今のところはその予定はございませんのでね」


釣りバカのファイナルにかけて、今年を表す皆様の思いの丈を、一言で。

■塚本:「ファイナルだけど新しいはじまり、ということで、「新」で!」

■吹石:「このような記念すべき作品に携わらせていただいた、ということで「充実」の「充」でお願いします」

■松坂:「素敵な出会いをいただけましたので、「感謝」で」

■浅田:「この映画を見て少しでも幸せになってもらえたら、という思いをこめて「幸」!」

■三國:「漢字ですか?難しいですが・・・「大」という字でよろしいですかね」

■西田:「老いてますます楽しいということで、やっぱり「楽しい」の「楽」で!」


最後に、お二人にとって釣りバカ日誌とは何か、をお一言ずつお願いします。

■西田:「映画「釣りバカ日誌」は皆様の情操を高め、娯楽を追求し、人生とは捨てたもんじゃないぞと、皆様にちょっとでも思っていただけるよう、そんな役目をもってこの世に誕生したんだと思います。映画「釣りバカ日誌」は、究極の、娯楽です!映画館でご覧になってこそ、その役割が果たせると思います」

■三國:「最後の会長の言葉、あれがやはりこの映画の全ての基本、集約だと思うんです。思い切ってあのシーンを撮った監督に、本当に万歳をしたいぐらいですね」

■西田:「ということは、三國さんにとって釣りバカ日誌とは「監督万歳!」ってことでいいんですかね」(一同笑)
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『釣りバカ日誌20 ファイナル』
配給:松竹
公開:2009年12月26日
劇場:全国にて
公式HP:http://www.tsuribaka-movie.jp/

©製作・配給:松竹株式会社

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