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2009年11月17日 (火)

『イングロリアス・バスターズ』メラニー・ロラン インタビュー

出席者:メラニー・ロラン

『イングロリアス・バスターズ』メラニー・ロラン インタビュー

第二次世界大戦末期、ホロコーストによって多くのユダヤ人が犠牲となっていたナチス占領下のフランス。ナチス撃退のために組織された“名誉無き野郎ども=イングロリアス・バスターズ”の活躍と、ナチスによって家族を虐殺された映画館の女性館主ショシャナの復讐を軸に描いた『イングロリアス・バスターズ』

監督は鬼才クエンティン・タランティーノ。主演にブラッド・ピットを迎えたほか、国際色豊かなキャスティングが魅力の娯楽大作だ。

ヒロインを大切にするタランティーノ監督が、今回、ヴィーナスに選んだのはフランスの才女メラニー・ロラン。家族をナチスに殺され復讐心に燃えるショシャナを演じたメラニー・ロランに話を伺いました。

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タランティーノ監督はヒロインを重視すると思うのですが、そのヒロインに決まったときの感想は?

■メラニー・ロラン(以下、メラニー):「“ワッー!!!!!”と叫んで泣いて、パリのストリートで踊ったわ(笑)。体が勝手に反応してしまったの」


そこまで反応したのはなぜですか?

■メラニー:「その当時、私はまだ25歳の一介のフランス人女優だったのよ。その私が、タランティーノ監督の作品で、しかもヒロイン役を演じられるなんて!これを喜ばなければ、私に何で喜べって言うの?」


そのタランティーノ監督との仕事はいかがでしたか?

■メラニー:「まだ、あの素晴らしい経験を思い出として語る気分ではないの。というのも、タランティーノ監督とは今もプロモーション活動を通じて各国を巡っていて、まだ私の夢は継続中よ。暫くは思い出に浸れないわね」

『イングロリアス・バスターズ』メラニー・ロラン インタビュー

脚本を読んだときの感想は?

■メラニー:「私の人生史上最大の役柄が、どうしてこんなに素晴らしく書けているんだろうって、思ったわ」


ナチスに対して憎悪を燃やすショシャナをどのような人物だと捉えました?

■メラニー:「ショシャナは、ちょっと控えめで自分の気持ちをあまり表に出さない人物ね。というのも、ほかの人物たちは少しエキセントリックだったり、クレイジーだったりしたから、その均衡を保つためにも、復讐に燃えてはいるんだけど、それを心の内に秘めているような演技を心がけたわ」


演じる上でプレッシャーはありましたか?

■メラニー:「ショシャナは、この作品の中で一番シリアスな人物だと思う。ユダヤ人の復讐というものを体言する役柄だから、プレッシャーを感じたけれど、だからこそ出来るだけシンプルに演じて、決して戯画的にならないように気をつけたつもりよ」


ショシャナに共感できる部分は?

■メラニー:「共感する部分しかないくらいよ。私は過酷な状況下で生きるヒーローに無限の尊敬を感じるの。レジスタンスだったり、収容所から生き延びたとか、ショシャナのように自分の民族のために復讐を企てたりだとか、自分の人生を捧げてまで何かをやり遂げようとする人々は素晴らしいと思う。でも、タランティーノ監督が描くヒロインだから、そういった真面目な面だけでなく、ユーモアもあって、グラマラスで、バイオレンもある。何もかもが入ったフルコースな人物。それがショシャナね」


出来上がった作品をご覧になった感想は?

■メラニー:「この映画を最初に観たのはカンヌの上映会場だったの。2500人の観客と一緒に観ることができるという素晴らしいシチュエーションよ。それだけでなく、タランティーノ監督は期待以上の素晴らしい作品に仕上げてくれていたの!エンディングクレジットを観ながら、この映画に出演できて本当にラッキーだなって思ったわ」


最後にこれからご覧になる方々へメッセージ

■メラニー:「タランティーノ監督のファンの方、期待以上のものをお届けできると思っているわ。監督の作品をはじめてご覧になる方、この作品を観られるなんてとてもラッキーよ!」

取材:伊藤P
写真:あすか

メラニー・ロラン プロフィール>
メラニー・ロラン1982年2月21日フランス、パリ出身。映画俳優ピエール・ロランとダンス講師の母の間に生まれる。スカウトされ
ジェラール・ドパルデュー監督作「Un Pont Entre Deux Rives(A Bridge between Two Banks)」に出演。2002年ミシェル・ブラン監督の『キスはご自由に』(未・2003年フランス映画祭上映)で、注目を集める。2006年主演作『心配しないで』(未・2007年フランス映画祭上映、DVD題『マイ・ファミリー 遠い絆』)で、第32回(2006年度)セザール賞にて有望若手女優賞、第12回リュミエール賞にて新人女優賞を受賞。他にも『真夜中のピアニスト』(’05)、『デイズ・オブ・グローリー』(‘06・未)、『スマイルコレクター』(‘07・未)、『殺し屋』(‘08・未)などの出演作がある。

また、短編映画の監督も務めており、「De Moins En Moins(Fewer and Fewer)」は2008年カンヌ映画祭で公式上映された。


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『イングロリアス・バスターズ』
配給:東宝東和
公開:2009年11月21日
劇場:TOHOシネマズ日劇ほか全国にて
公式HP:http://i-basterds.com/

©2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

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