『風が強く吹いている』箱根駅伝TALKイベント
日時:2009年10月3日(土)
会場:横浜ランドマークタワー 5Fホール
壇上者:小出恵介、林遣都、大森寿美男 監督、日隈広至

10月3日(土)箱根駅伝TALKが行われた。小出さん、林さんの登壇という事もあり、例年とは客層もがらりと変わって客席の8割~9割を若い女性が埋め尽くすという、異色の箱根駅伝トークショーとなった。
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■青葉会長:「(若い女性ばかりの会場を見て)箱根駅伝はこんなに若い方々に人気があるのかと錯覚してしまいますね。今回、初めて箱根駅伝が映画になるという事で非常にうれしく思っています。『風が強く吹いている』の撮影現場にお邪魔したり、完成した映画を見てみて、映画ってこうやって作るのか、走るシーンをこう表現するのかと感心致しました」
箱根駅伝の映画を撮ってみていかがでしたか?
■大森:「実際この映画の脚本を書いている時も、箱根駅伝の映画は実現しないだろうと思っていました。そんな中三浦しをんさんが箱根駅伝の小説を書き、その映画化の話が自分の所に来たので、運命的なものを感じ、やってみようかと。不可能に挑戦してみようと思いました」
スポーツものの映画に臨むにあたってどんな気持ちでしたか?
■林:「運動には自信があったので正直最初はナメてかかっていた。最初に出演者みんなで代々木公園を走った時にいの一番に吐いたり足が痙攣してしまい、日隈さんにマッサージされながら“こいつ大丈夫か”という目で見られていたのが印象的でした。
■日隈:「私は、一番林君が良いなと思っていました。こいつは使えるぞと。本気でスカウトしたいくらい。進路はどうするのかと聞いていましたから。考えなおしてくれないですかね。小出さんと林さんは本当に手がかからないランナーでした」
箱根駅伝を映画化したいというお話が来たときどうでしたか?
■日隈:「最初はお断りしようと思っていました。アカデミー賞を取った『炎のランナー』でさえ、走りは嘘っぽく見えてしまうと思ってましたから。でも大森監督の“嘘はつきません”というお言葉や、製作陣の情熱に負けて、最後はどっぷり映画に浸かってましたね。100日以上共にしてますから」
第86回大会を迎えるにあたり
■日隈:「お話に出たタスキですが、タスキは各大学が準備するものなんですね。自分たちで用意したタスキを持って走るというのも、重みに通じるのだと思います。
学生たちが競技をするけれども、箱根駅伝は準備をするのも全て学生なんですね。私たち大人はお手伝いをするだけ。学生だけでこんなに大きな大会をやっているのは他にないと思います。その面白さを皆さんにわかって欲しいと思います。
箱根駅伝に出場する大学も大森監督が台本を書くように、台本を書いています。でも台本通りに行くことなんてなくて、その都度、臨機応変にアドリブで良いものにして行く事が出来れば良い結果が出るのかなと思っています。皆さんにも沿道に来て頂いて箱根駅伝を育てて欲しいと思っています」
箱根駅伝の魅力は?
■小出:「選手の方々は、色々なことを背負って、色々なことを犠牲にしている姿が、カッコよく、美しく見えるのかなと感じます。映画でも感じて頂ければ嬉しいです」
■林:「他のスポーツにはない魅力がある。不思議な魅力のあるスポーツだと思います
■大森:「タスキの重みだと思います。箱根駅伝のタスキは普通の駅伝より重い気がするんですよ。選手の喜びや、プレッシャーとなっている気がしていて、それがドラマになっているんだと。実際に走っている人にしかそのタスキの重みって分からないと思っているんですけど、この映画を見ると、ちょっと自分もそんな経験をしたような気持ちになれるかと思います。箱根駅伝の魅力は全部この映画に詰まっていると私は思っています。
皆さんも映画を見てそれを感じて下さい」
映画の見所は?
■大森:「とにかく役者の美しい走り共に過ごした時間を見て、一緒に過ごしてほしいと思います」
■小出:「言う事はないです。10月31日、劇場で待ってます」
■林:監督の言葉で印象に残っているのが、この映画の大学(寛政大学)を実際にあった大学の本当の話のようにしたいという言葉なんですね。かっこいい人がいっぱい出ているけどただのイケメン映画ではなくて、ガチンコでやっています。箱根駅伝を観る前に、もう1つの箱根駅伝として十分楽しめる作品だと思います。ぜひ見て欲しいです」
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『風が強く吹いている』
配給:松竹
公開:2009年10月31日
劇場:全国にて
公式HP:http://www.kaze-movie.com/
©2009「風が強く吹いている」製作委員会




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