第22回東京国際映画祭 アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がコンペ審査委員長に

10月17日(土)~25日(日)に開催の第22回東京国際映画祭(以下TIFF)のコンペティション国際審査委員長に、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が決定した。イニャリトゥ監督は第13回東京国際映画祭(2000年)で処女作『アモーレス・ペロス』にてグランプリを受賞。長編映画3作品目の『バベル』では、第59回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞する名実共に世界の映画界を担う監督。今回は9年ぶりに審査委員長としてTIFFへの参加を予定している。
______________________________________________________________________
イニャリトゥ監督からのメッセージ
地球上の各地の映画界から、新たなそしてエキサイティングな産声があがっています。
我々の発想を変える人たちも、これまでも映画によって我々のビジョンを豊かにしてくれた人たちも、今日の文化に時折見られる我々を完全に取り乱させるものに抵抗するための場を必要としています。TIFFは、何年も前から世界中の映画制作者が会する重要且つ心温まるフェスティバルです。日本の文化や映画の伝統は、私個人にも影響を与え、また、敬意と感心を抱かせました。
第22回東京国際映画祭の審査委員長を務めさせていただけることを名誉に思い、感情の浄化や省察を引き起こす新たな声に出会うことを楽しみにしています。
<アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督 プロフィール>
1963年メキシコ・シティ生まれ。
自らの出身地であるメキシコを「世界最大かつ最も強烈な人類学的実験の場」と呼ぶイニャリトゥは、ジャン・ボードリヤール(ポストモダンの代表的な思想家)から学んだ「未来における最初の原始社会」の考え方に興味をそそられ、『アモーレス・ペロス』(00)の撮影後、アメリカへ移住した。その後、モロッコ、日本、今はスペインに熱中している。そして「私は父であるのか、それとも息子であるのか」というひとつの課題について、自らに問いただし映画を撮り続けている。フィクションがいつどのようにして現実に取って代わるのか、まだ読み解くことができないと認めながらもそれを追求し続けている。
<主な監督作品>
『アモーレス・ペロス』 (00)、『21グラム』 (03)、『バベル』 (06)、『Biutiful(原題)』 (2009)




コメント