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2009年5月 7日 (木)

第8回トライベッカ映画祭 ナタリー・ポートマン イベント&受賞結果

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期間中は、どの作品も各劇場で一般人向けに公開されているが、ほかにも家族向け映画やイベント、スポーツフィルムの上映、パネルディスカッション、ストリートフェアなど、多くの人々が楽しめるイベントが多数開催された。中でも大きな目玉の一つとなっているのが、監督や俳優らが一般人とふれあい、映画について語れる無料トークショー。数日に渡ってブック・ストアのバーンズ&ノーブルやアップル・ストアーで行われたイベントには、スパイク・リー、エリック・バナ、スパイク・リー監督、ディアゴ・ルナ、ガエル・ガルシア・ベルナルなども来場するとあって、ファンが長蛇の列を作った。
 
そんな中、今回は主演や監督としては映画祭に出展していないナタリー・ポートマンが、親友でビジネスパートナーのクリス・エイルウォードとともに立ち上げた、オンライン“MakingOf.com”を紹介するためイベントに出席。
人数制限があるため、多くのファン(男性がほとんど)があきらめきれずに建物の外で出待ちをする姿が目撃されたが、残念ながらポートマンには会えなかったようだ。
『New York, I Love You』など既に短編作品2本でメガホンを取っているポートマンは、ますます監督業に興味を持っているようで、「映画に興味を持っている人たちが、どのように映画を作ればいいか、何かにアクセスして一目でわかるようなウェブ・サイトがあればいいのに」という発想から同企画が実現したことを告白。既にロン・ハワード監督らにインタビューをしているが、「今後は、俳優、監督、だけでなく、撮影監督、編集者、メイクアップアーティストら、第一線で活躍する映画人の生インタビューを掲載していきたい」と同サイトへの意欲を語り、ファンを魅了した。

 映画を鑑賞するだけではなく、映画人とファンと一体型のさまざまなイベントで地域復興を試みたトライベッカ映画祭は、クロージング作品、ドナルド・ペトリー監督作、ニア・バルダロス主演の『My Life in Ruin』で、大成功のうちに幕を閉じた。
年々キャストも豪華になり内容もグレードアップ。地域性を生かしつつも、カンヌ映画祭やベネチア映画祭に一歩づつでも近づいているようで、来年も楽しみだ。

映画祭の結果は以下の通り

★ワールド・コンペティション部門 
(長編)
最優秀作品賞 『About Elly』 
最優秀新人監督賞 ルネ・デンスタッド・ラングロー監督 『North』
最優秀主演男優賞 キアラン・ハインズ 『The Eclipse』
最優秀主演女優賞 ゾーイ・カザン 『The explording Girl』

(ドキュメンタリー)
最優秀作品賞 『Racing Dreams』 
最優秀新人監督賞 イアン・オールズ『Fixer: The Taking of Ajmal Naqshbandi』
審査員特別賞『Defamation』

★ニューヨーク・コンペティション部門
最優秀作品賞 『Here and There』
名誉賞 『Entre Nos』
最優秀ドキュメンタリー賞 『Partly Private』

★ショート・フィルム・コンペティション部門
最優秀作品賞 『The North Road』
最優秀ドキュメンタリー賞 『Home』
審査員特別賞 『Litte Mermaids』


 そして協賛会社の一つであるハイネケンが、一般客の投票や評判による、同映画祭の出展作品ベスト10を発表! 
1位はアンディ・ガルシア主演の『City Island』に奪われたが、『おくりびと』が4位に選ばれており、作品の評価は確実に見たものの心を捉えており、全米公開が待ち遠しい結果となった。


取材・文 なるさわ じゅんこ

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