ひぐらしのなく頃に 誓』松山愛里 インタビュー

2002年夏、サウンドノベルゲームとして発表され、その壮大な世界観と謎に満ちたストーリーが口コミを中心に熱狂的な支持を集め、原作ゲーム、コミックス、TVアニメ、DVD、小説、PS2、ニンテンドーDSなど一気に拡大し、いずれも驚くべきセールスを記録している「ひぐらしのなく頃に」。本作は、「ひぐらしのなく頃に解 罪滅し編」をベースに製作され、2008年に実写映画化された『ひぐらしのなく頃に』の謎が明かされる。
今回は本作で竜宮レナを演じられた松山愛里さんにお話を伺いました。
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本編をご覧になっての感想をお聞かせ下さい
■松山愛里(以下、松山):「前作の時もそうだったのですが、出演しているにも関らず初見は“ビクッ”っとしちゃいます(笑)。グロテスクな部分は確実にパワーアップしていますね。ただ、今回は怖いだけじゃなく仲間との絆も深く描かれているので、また新たなひぐらしになっていると思います」
前作と同様のキャストとなりましたが、この1年で共演者に変化はありました?
■松山:「皆さん演技が変わっていましたね。初めにアクションシーンの撮影があり、前原圭一役の前田公輝さんとご一緒する機会が多く、そのときに1年前より役に対する自分の考えを及川監督に伝えていたので、「役に対する入れ込み具合が違う!」と感じ、私も気を引き締めなおしました。
私は演技を始めたのと同時期に前作のお話を頂いたので、正直演技に対して戸惑いはありました。スタッフさんに聞いたり、及川監督と話したり、その中で自分なりのレナを作り上げていきました。
今回は前作からは1年空いたので、芝居を勉強したり、前回よりは体力的にも自信はありました。全体を通して落ちついて芝居ができたんじゃないかなと思っています」
屋根での決闘シーンですが、実際にやられているんでしょうか?
■松山:「スタントの方もやられていますが、私も実際に屋根の上で闘っています!最初はほんと怖かったです。古い廃校を使っているので、廊下の床は落ちているし、オバケが出そうで(笑)。屋根の上は滑るし、ポコポコへこむんですよ(笑)。
でも集中していたからなのかもしれませんが、10~15分で恐怖心はなくなりました」
今回竜宮レナの役作りで及川監督とかなり話し合いをされたとお聞きしました。どのような事を話されたのでしょうか?
■松山:「及川監督には「前作よりもパワーアップしたい。前作から1年経っているし、キャストの成長も観客にみせたい」と言われました。ゴミ山のシーンではセリフが7ページもある長セリフのシーンがあったりしてすごく大変でしたね。
及川監督からは力を入れて芝居する所、そうでない所を細かく指示していただいて。すごく厳しかったのですが、嬉しくもあり、私にはすごくありがたい事でした。及川監督のおかげで私の自信の考えも変わった事があるので、とても感謝しています」
ご自身の中で竜宮レナを作り上げる際に、参考にしたものはありますか?
■松山:「今回は人間的に怖いレナだったので、ホラー作品を観て勉強しようとしたのですが、元々ホラー作品が全くダメで(笑)。でも頑張って及川監督の『富江』を観ました。ちょっと狂っている笑い方とか雰囲気を参考にさせていただきました」
原作から参考にした部分はない?
■松山:「前作では萌え要素のある女子から豹変するのまでの流れのギャップを演じる際に原作を参考にした部分はあります。今回も原作を参考にした部分はあるのですが、アニメのようなキャラクターに固定するのではなく、監督にも「気にしないでやっていいよ」と言われたので、原作や自分の考えをミックスして竜宮レナを作り上げました」
今回仲間との絆が大きなテーマですが、松山さんの周りでレナのような人間不信に陥っている友達がいたらどう接しますか?
■松山:「圭一くんの様にストレートには言わないかもしれませんが、絶対声はかけるし、私自身友達が本当に大事なので「私たちがいるじゃん!」と言ってしまうかもしれません。もし私がレナの立場だったら逆に相談していると思います(笑)
ただレナが抱えている問題は中々簡単な事ではないので、現実的に考えるのは難しいかもしれません。でも悩み事は違っても人間誰でも悩むので、本作を観てくれた方に悩みがあったら、仲間に言ってみようかなと考えてくれたら嬉しいですね」
同世代の共演者の方が多いですが、撮影だけではなくプライベートで遊ばれたりしますか?
■松山:「前作が終わってからも頻繁に連絡を取り合っていますよ。私は福岡に住んでいるので東京に来るときにはカラオケとか買い物に行きます。普通の友達関係ですね(笑)。なので本作の製作が決定してすごい嬉しかったです」
本作に出演するにあたって、新たに自分の中で得たものはありますか
■松山:「多くのことを学ばせていただいたと思っています。仲間の大切さもそうですし、精神的にも肉体的にも強くなったと思います。泊り込みでタイトなスケジュールだし、前回よりも出演シーンも多いので、正直最初は辛かったです。でも最後の方はそんなこと思わなくなり、貴重な経験をさせていただいて、人間的にも成長できたと思っています」
今回経験を活かし、今後どのような活動をしてみたいですか?
■松山:「春から上京するので、女優としてもっとお仕事に力を入れる事が出来ると思っています。映画の他には舞台も経験してみたいですし、ジャンル問わずになんでも挑戦してみたいと思っています!」
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『ひぐらしのなく頃に 誓』
配給:ファントム・フィルム
公開:2009年4月18日
劇場:池袋シネマサンシャイン、渋谷シアターTSUTAYA、シネマート新宿ほか全国にて
公式HP:http://higurashi-movie.com/









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