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2009年3月31日 (火)

『トワイライト~初恋~』クリステン・スチュワート インタビュー

“ロバート・パティンソンの魅力は、完璧じゃないところ”

出席者:クリステン・スチュワート

『トワイライト~初恋~』クリステン・スチュワート インタビュー

人間の少女と美しいセレブ・ヴァンパイアの禁断の愛を描き全米で大ベストセラーとなった同名小説を映画化した『トワイライト~初恋~』。08年11月に全米で公開されるや、公開3日間で6,963万ドルという大記録を打ち出し、原作に引き続き映画も大ヒット。既に続編の製作も始まっている。
そんな全米熱狂の『トワイライト~初恋~』のヒロインを演じたのは、『パニック・ルーム』(’02)でジョディ・フォスターの娘を演じ注目を集め、最近ではショーン・ペン監督作品『イントゥ・ザ・ワイルド』での演技が記憶が新しいクリステン・スチュワート。確かな演技力でティーンエイジャーの危うさと、恋をする純粋さを表現した若き演技派女優にお話を伺いました。

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日本の印象は?

■クリステン・スチュワート(以下、KS):「アメリカの何歩も先を行っている国という印象を持っています。日本に来てまだ30分位しか外に出ていないから、今度ゆっくりと見て回りたいと思っています」


ベラ役に決まった時の感想は?

■KS:「どの作品でもそうなのですが、レースに出場する直前の様な感じで、アドレナリンが出まくりました。怖さと、エキサイティングな気持ちが入り混じった様な心境でした」


ベラはどんな女性だと思いましたか?

■KS:「恋愛映画に出てくる女の子は何かを求めていることが多いのですが、ベラは自分にあまり関心が無く、一人でいるのが平気な子です。これは普通の恋愛映画と大きな相違点だと思います。そんな彼女がエドワードと出会うことによって、強さという良い資質が出てくるようになります。最初はロジカルで客観的なものの見方をしていますが、段々と自分の心の声に耳を傾け、頭で考えるよりも直感で動くようになります」


どう演じようと思いましたか?

■KS;原作を何度も読み返したのですが、ルックスをそんなに変える必要もないぐらい、ベラを身近に感じることが出来ました。また、この物語はベラの心理状態だけでなく、周りで起きていること全てが重要なので、ストーリー全体を理解するように努めました」


原作の熱狂的なファンいますが、プレッシャーはありませんでしたか?

■KS:「自由に出来るオリジナルものと違って、原作がある作品ではいつもプレッシャーを感じてしまいます。今回もファンがいることは認識していたのですが、これほど多くの熱狂的なファンがいることは、クランクアップまで知りませんでした。知っていたら怖気づいたと思うので、知らなくて良かったです(笑)」


逆にファンが後押ししてくれた部分はありますか?

『トワイライト~初恋~』クリステン・スチュワート インタビュー■KS:「私はインディペンデント映画に出演することが多く、いつも“良い作品だから見て下さい!”とアピールしなくてはならないのですが、本作の場合は、完成する前に“見たい!”というファンがたくさんいました。見てもらいたいという気持ちで仕事をしているので、やはりファンがいるということは大いなるモチベーションになります」


原作も映画もティーンに受け入れられましたが、その理由はどこにあると思いますか?

■KS:「ファンタジー、アクション、ヴァンパイアなど様々な要素が入っていますが、キャラクターがリアルです。だから見ていて信じられる。そして、綴られているラブストーリーがシンプルだけど、決してありきたりではありません。我々は人のために生きているのですから、このラブストーリーの部分に心を動かされたのだと思います」


相手役のヴァンパイア・エドワードを演じたロバート・パティンソンの魅力は?

■KS:「ルックスが良いだけの俳優がエドワードを演じたら、こうはならなかったと思います。ロバートは、複雑で葛藤を抱え、常に物事を考えているタイプです。パーフェクトじゃない部分がかえって魅力なのだと思います。女の子は男性の欠けている部分を見つけて、自分がなんとかしてあげたいと思うものだから」


禁断の愛が描かれていますが、もしもご自身がベラの立場に陥ったら、理性、それとも感情で行動しますか?

■KS:「感情ですね。私はベラのそういう部分が大好きなの。あまり決めつけてはいけないけれども、一般的にも男性が理性、女性が直感型で行動することが多いと思います」


それでは最後に、女優業の魅力は?

■KS:「何ヶ月間も自分と違う人生を体験し、人の観点から世界や人生を見ることが出来る点です。演技という表現方法は、本を書いたり、音楽を演奏したり、絵を描いたりするのと同じで、思考や自分の周りの世界の分析に繋がると思います。他人になることで常に何かを学んでいるので、仕事という感覚があまりないんです」

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<クリステン・スチュワート>
1990年生まれ。『パニック・ルーム』(’02)でジョディ・フォスターの娘役でデビュー。『ザスーラ』(’05)、『ゴースト・ハウス』(’07)といった娯楽作品の他、メアリー・スチュアート・マスターソン監督作“The Cake Eaters”(’07)、ウィリアム・ハート、マリア・ベロ共演作“Yellow Handkerchief”(‘08)といったインディ映画にも数多く出演している。最近では、ショーン・ペン監督作『イントゥ・ザ・ワイルド』(’07)で強い印象を残している。


『トワイライト~初恋~』
配給:アスミック・エース エンタテインメント、角川エンタテインメント
公開:2009年4月4日
劇場:新宿ピカデリーほか全国にて
公式HP:http://twilight.kadokawa-ent.jp/

©2008 SUMMIT ENTERTAINMENT, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.


取材・文:伊藤P

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