ハセキョー、幸せをみんなに感謝! 『七夜待』初日舞台挨拶
新婚の主演女優・長谷川京子に、河瀬直美監督が心からの「おめでとう」!
日時:2008年11月1日
場所:渋谷シネマライズ
登壇者:長谷川京子、河瀬直美(監督)、狗飼恭子(脚本)

タイを舞台に、7つの夜を経て心洗われていく女性の姿を描いた映画『七夜待』が公開初日を迎え、河瀬直美監督と主演の長谷川京子、脚本を担った狗飼恭子が第1回上映後の舞台挨拶に立った。長谷川さんといえば、先日、人気バンド・ボルノグラフィティの新藤晴一さんと結婚を発表したばかり。河瀬監督からの祝福の言葉を受け、「(監督からメールで)“愛情や幸せは日々の何気ない瞬間にあるんだよ”という言葉をいただいて、それってやっぱり、恋愛と結婚の違いなのかな、とすごく感じました。私も日々の日常に幸せや愛情を感じて過ごしていけたらな、と感じています」と喜びを語った。
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■河瀬監督:「本当に幸せな映画になったと思う。たぶん、きょう映画を見た人たちもみんな、最後のシーンの(主人公)彩子の笑顔が美しかったと思ってもらっていると思うんです。だからみんなで一緒に、“リアル彩子ちゃん”にオメデトウを言いたい!」
ということで、観客が声を合わせて「結婚おめでとう~!」と、長谷川さんに大きな拍手。河瀬監督からは、花束が贈られた。長谷川さんは照れながらも満面の笑顔で、
■長谷川:「本当にありがとうございます。(結婚を)発表したのがちょうど1週間前ですが、本当に多くの方から祝福の言葉をいただいて、やっと実感しています。色々な方に助けられ、支えられここまでやってきたんだな、と、独身だったときよりも感謝の気持ちが強くあります。これからはひとりではなく2人で支えあっていきたいです。直美さんからメールをもらったんですが、最後の文章に、“愛情や幸せは日々の何気ない瞬間にあるんだよ”という言葉をいただいて、それってやっぱり、恋愛と結婚の違いなのかな、とすごく感じました。私も日々の日常に幸せや愛情を感じて過ごしていけたらな、と感じています。ありがとうございました」
と、観客に感謝の言葉を述べた。『七夜待』をタイで撮影中、長谷川さんの幸せを感じ取っていた河瀬監督は、
■河瀬監督:「去年の7月にタイで長谷川さん演じる彩子の笑顔を見たときに、この笑顔なら幸せな映画になる、って思ってた。映画監督として初日を迎えるのはとても嬉しいんだけど、きょうはその喜びと、長谷川さんの喜びがこんな風に幸せな形で共有できたことを、すごく嬉しいと思います」
実際にタイの撮影に同行し、現場で長谷川さんや河瀬監督の姿を見ていたという脚本担当の狗飼さんは、
■狗飼:「みなさんもきっと見ていて感じると思いますが、ふたり(長谷川と河瀬)はオーラがとても似ているな、というのが私の印象です。感情の出し方がとても似ているんです。長谷川さんも河瀬さんと同じように幸せな家庭を築かれて、幸せな人生を歩んでいただけたら、と思います。本当におめでとうございます!」
この映画では、自分の中に溜まってしまった“滞り”を流す、ということがテーマに描かれている。改めて、結婚という人生の新しいステップを踏んだ長谷川さんにとって、大きな決断を下したのは、自分の中の“滞り”を洗い流すことができたからなのかもしれない。
■長谷川:「20代というのは、お洒落をしたいとか、いろんなものを身につけて美しく見せたい、かわいいと思われたいというのが当たり前ですし、それはとてもいいことだと思うんですね。ただ、大人になるにつれて、30代を超えていい女になるためには、余計なものや、本来自分に必要ないものを捨てていく作業が必要なんだと、直美さんと過ごした1ヵ月弱の間、またこの作品を通して非常に勉強させてもらいました」
自分が自分らしくあるために必要なもの、余計なものを知っていくことが、本当に「幸せに生きる」ということ。河瀬監督は、映画を通じてそんなことをそっと教えてくれる。
■河瀬監督:「皆さんの中にもある、きょうこれから続く日常が幸せになる、そんなお手伝いができる『七夜待』なら、本当に嬉しく思います。自分の足で歩くこと、自分の手触りで何かを実感していくこと、そんな中で皆さんにとっての幸せが見つかるんじゃないかな、と思います。皆さんの中に滞っているものをいったん立ち止まって見つめて、そして、タイにでも行ってマッサージでもして(笑)それから続く日常を有意義に過ごし、どこかでまたお会いできたら嬉しく思います」
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『七夜待』
配給:ファントム・フィルム
公開:11月1日(土
劇場:渋谷シネマライズ、新宿武蔵野館ほか全国にて
公式HP:http://www.nanayomachi.com/
■あらすじ
30歳の彩子は、ひとり旅立ったタイで、あるタイ人母子とフランス人青年が暮らす森の中の家にたどり着く。誰も知る人のない、言葉も通じない世界で、不安と苛立ちが募る彩子だったが、そこで過ごす七つの夜は、彩子の心と体をゆっくりと癒していく。
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プロフィール
■長谷川京子
1978年生まれ。女性誌の専属モデルとして活動を初め、女性を中心に幅広い人気を得る。2000年に女優デビュー。以後、テレビドラマや映画『大帝の剣』『愛の流刑地』などへ出演している。
■河瀬直美(監督)
1969年生まれ。ドキュメンタリーを中心に自主映画を撮り続け、高く評価される。1997年、劇場長編デビュー作『萌の朱雀』で、史上最年少でカンヌ国際映画祭新人監督賞に輝く。2007年には『殯の森』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した。
■狗飼恭子
1974年生まれ。1992年に第1回TOKYO FM「LOVE STATION」ショートストーリーグランプリで佳作受賞し、95年に処女小説「冷蔵庫を壊す」を発表。映画では『天国の本屋~恋火』『ストロベリー・ショートケイクス』などで脚本を担っている。









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