『夢のまにまに』初日舞台挨拶
“木村威夫、長門裕之ら撮影秘話を語る”
日時:2008年10月18日(土)
場所:岩波ホール
登壇者:木村威夫監督、長門裕之、有馬稲子、井上芳雄、石井春奈

90歳の新人監督・木村威夫は退院した直後にも関わらず非常に元気な姿を見せ、『夢のまにまに』の公開を迎えた喜びを話した。46年ぶりの主演を務める長門裕之は有馬稲子の演じる認知症の妻・エミ子とのやりとりについて「実生活と似ていたので自然に出来た」と明かした。
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■木村監督:「在来の手法ではなく、新しい世界を作ろうと試行錯誤しました。実体験も入れましたが、そればかりだと老人ホームのドキュメンタリーみたあいになってしまうので(笑)苦労しました。絵描きのように、どうなるのか分からないまま、進めていきました。長門さんと有馬さんはシンボリックな演技が出来るから、井上さんはミュージカルを拝見して一発で決めました」
■長門:「46年ぶりの主役なのに監督からは何もしなくていいと言われて、手足をもぎ取られました。そんな事言われるのも監督との長いお付き合いがあるからこそだと思います。だから終わった時も充足感がなかったんです(笑)でも本編を観た時に生きててよかったと思いました。有馬さんとのやりとりは実生活とリンクするところがあったので、スムーズにできたと思います」
■有馬:「今まで100作品以上の台本を読んできましたが、一番分からなかったです(笑)望まれていることが分からなかったのですが、「石になろう!」(=何も言わないけどなくてはならない)と決めました。長門さんとは初共演でしたが、50年来の夫婦のような気分になって自然に演技が出来ました。」
■井上:「自分のシーンを観た時には汗が出て、「早く終わってくれないかな?」と思いましたが、映像として残るものに出演させていただいたといことに幸せを感じました。舞台の演技のままだとオーバーなので、そこは気を付けましたが、根冠は舞台と一緒だと感じました」
■石井:「撮影自体はバタバタでしたが、カメラが回るとなぜかホッとしてしまうくらい温かい現場でした」
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『夢のまにまに』
配給:パル企画
公開:2008年10月18日
劇場:岩波ホールほか全国にて順次公開
公式HP:http://yumemani.com/









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