綾瀬はるか、大沢たかおがケーキ入刀!?『ICHI』初日舞台挨拶
まるでウェディング?綾瀬&大沢、『ICHI』の初日ケーキカットに照れ笑い
日時:2008年10月25日
場所:サロンパス ルーブル丸の内
登壇者:綾瀬はるか、大沢たかお、曽利文彦(監督)

勝新太郎が演じた盲目の逆手居合い斬りの達人の姿は、今も日本時代劇の代表として君臨しているが、その「座頭市」の主人公を女性に仕立て、美しく劇的なアクションで魅せる映画『ICHI』がついに公開初日を迎えた。第1回の上映後、市を演じた主演の綾瀬はるか、大沢たかおと曽利文彦監督が舞台挨拶を行った。
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■曽利監督:「本当にみなさん、こんなにたくさんお集まりいただいてありがとうございます。ようやく皆さんに映画をご披露できて、感動です。」
■綾瀬:「初日を迎え、皆さんに見ていただける日が無事に来てうれしく思います!」
■大沢:「朝いちの上映だから、とっても早い時間から見ていただいたと思います。本当にうれしく、こうして皆さんの前でご挨拶させていただくのに何だかドキドキして、最高の気分です」
この映画で注目すべきは何といっても女性版の「市」。勝新太郎版の大ファンだという曽利監督にとって、主人公が女性であったからこそこの映画を撮りたかったそう。
■曽利監督:「僕は勝さんの“座頭市”の大ファンなんですけど、今回の企画がもしも男性版のリメイクだったら腰が引けちゃっていたと思います。女性版というお話をいただいて、これは面白いと思いました。座頭市という、すごく魅力あるキャラクターをもう一度サラ地から再構築してリニューアルできる、こんな面白いことはない。時代劇が本当に好きなので、大喜びでやらせていただきました」
一方、人気のストーリー「座頭市」というだけあって、演じる俳優たちにとってもチャレンジの多い映画だったよう。日常とは違った「時代劇」、そして綾瀬さんにとっては「盲目の達人」という役柄を背負い、現場ではどんな気持ちだったのか。
■大沢:「僕は藤平十馬(とうま)という役ですが、台本を読んだときに、トンマと呼ばれる場面があって、なかなか自分の人生でそういう役もないだろうなと思いまして、じゃあやってみようかな、と思いました。現場では比較的天気が悪くて、待つのが中心になったりしましたけど、スタッフも、共演の窪塚洋介くんや中村獅童くん、竹内力さんもすごくいい表情でしたので、力強い素敵な映画になるな、と感じていました」
■綾瀬:「今回は、殺陣と三味線という習い事が多くて大変でした。盲目の役なので、殺陣のシーンでは実際に相手の人を見て戦えないので、そういう怖さはありましたね。大沢さんは、私がクランクインして、中盤くらいにクランクインされて、それまで自分のイメージで十馬を思い描いていたんですが、実際に大沢さんがクランクインされると、現場にさわやかな風が吹き……現場がすがすがしくなりました(笑)」
そんな綾瀬さん、大沢さんのほかに、この映画には個性的な役者たちが勢ぞろいしている。仮面で顔を隠した不気味な男、万鬼を演じた中村獅童、万鬼と対立する虎次を演じた窪塚洋介など、曽利監督とは2002年の映画『ピンポン』で仕事をした気心知れた面々だ。
■曽利監督:「今回、役者さんたちがみんなクリエイティブなんです。自分自身で自分の役をどんどん作って、それぞれ表現しようと努力してくれる。現場でディスカッションをしながら役を作り上げていったのが印象的でした。大変な部分もありますけど、演出する上で色々なアイデアをいただいたし、自分もアイデアを変えたり育てたり、すごくスムーズにできたので、非常に活気のある現場になって、皆さんに本当に感謝しています」
創造的な現場で作り上げられた映画、仕上がりが気になるところ。きょうの観客からの拍手を聞けば、その結果はよく現れているよう。ここで、初日を迎えたお祝いと、今後のヒットを祈願して、「ICHI(イチ)」ならぬ「イチゴのケーキ」が登場。綾瀬さんと大沢さんが、市の道具でもある刀を手に、ケーキカットを行った。手に手を添えてのケーキカットは、まるでふたりの結婚式のよう。会場からも笑いが起こり、大沢さんは照れ笑い。
■大沢:「最後にとんでもないことになってしまいました…この部分が(報道に)使われるんじゃないかな…綾瀬さんに申し訳ないです。あんまり使わないでほしいけど、絶対使うんでしょうね(笑)」
もちろん、こんな映像はなかなか見られない! ケーキは真ん中からスパっと切り込まれ、映画のスタッフ・キャスト一同の見事な「共同作業」を、ふたりが体現してくれた。
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『ICHI』
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2008年10月25日
劇場:サロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて
公式HP:http://wwws.warnerbros.co.jp/ichi/
■あらすじ
三味線を弾きながらひとり旅を続ける盲目の女・市は、杖に仕込んだ刀で近寄る男たちを斬る、居合い斬りの達人でもある。ある宿場町で、市は刀を抜けない侍・藤平十馬が男たちに囲まれているところを助ける。市に斬られた男たちは、町を荒らす万鬼の手下だった…。
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プロフィール
■綾瀬はるか
1985年3月24日広島県生まれ。2002年に映画『Jam Films』の1篇「JUSTICE」でデビューし、2004年のテレビドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」でブレイク。以後、「白夜行」「ホタルノヒカリ」など人気ドラマに次々と出演、その演技力が注目されている。
■大沢たかお
1968年3月11日生まれ。1994年にドラマ「君といた夏」でデビュー。2003年の映画『解夏』で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を獲得し、以降、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』『地下鉄(メトロ)に乗って』などの話題作に出演している。
■曽利文彦(監督)
1964年5月17日大阪生まれ。南カリフォルニア大学映画学科に留学中、ジェームズ・キャメロン監督作『タイタニック』のVFXに参加。その後、映画やテレビでVFXスーパーバイザーとして活躍し、2002年に『ピンポン』で監督デビュー。同作で日本アカデミー賞監督賞を受賞した。




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