『ウォンテッド』ジェームズ・マカヴォイ インタビュー
出席者:ジェームズ・マカヴォイ

自分の人生にうんざりしていた青年ウェスリー。しかし、ある日、謎の美女フォックスと出会い、暗殺者集団に誘われたことからウェスリーの生活は一変する。
『ナイト・ウォッチ:NOCHNOI DOZOR』を手掛けたロシア人監督ティムール・マクマンベトフが革新的なビジュアルで、華麗なアクションを描いた『ウォンテッド』。平凡な若者ウェスリーを演じたのは、『ラストキング・オブ・スコットランド』を始め、多くの作品で“平凡な人”を演じてきたジェームズ・マカヴォイ。およそアクション映画とは程遠い立ち位置に居そうなマカヴォイが、本作では凄まじいアクションを披露している!そんなマカヴォイに本作の魅力について語ってもらいました。
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本作に出演されてのご感想は?
■ジェームズ・マカヴォイ(以下、マカヴォイ):「いつもと違う役柄だったからとてもチャレンジだった。演技の仕方も変わってくるので、俳優として自分も変わったと思う。とても楽しかったけど、怖いと感じる部分もあったよ」
具体的に何が怖かったのでしょうか?
■マカヴォイ:「映画、テレビ、舞台、なんでもやるけど、俳優の役目は演じている役柄をお客さんに信じさせること。銃を持ったタフガイなんて演じたことがなかったから、お客さんだけでなく、自分にもウェスリーみたいな人物がいるってことを信じさせる必要があった。ウェスリーと自分とはあまりにも違うから、怖いと思ったんだ」
タフガイであるウェスリーを演じてみてのご感想は?
■マカヴォイ:「楽しかったよ。僕はマッチョじゃないけど運動神経は良い方なんだ。サッカーもやるし、運動は大好きさ。今回は飛んで、跳ねて、銃を撃って、転がって、殴られて、といった感じでたくさんのスタントがあった。今までも殴られる役を演じたことがあったけど、殴られる芝居は結構好きなんだ(笑)」
多くのアクションの中でも二丁拳銃がかっこ良かったですよ
■マカヴォイ:「二丁拳銃かっこ良かったかい?ありがとうございます!(日本語)」
何か参考にされたのでしょうか?
■マカヴォイ:「いや、何も参考にしなかったよ。何せ100人ぐらい敵に回すから、必然的にニ丁拳銃になったんだ。動きに関しては、スタントコーディネーターとソードマスター(剣術指導)が考えてくれた。『マトリックス』とかでもニ丁拳銃が出てくるけど、結局やっていることは一緒だから、どうしても似たような動きになってしまう。でも、決して真似した訳じゃないよ」

本作の魅力は?
■マカヴォイ:「良く出来たアクション映画だよ。出来の良いアクション映画は見ていて本当に面白い。ロシア人の監督だから、今までにないフィーリングを持っていて、エッジが効いている。あとブラックユーモアがたっぷり入っているのも、普通のアクション映画とは違うところだよね。完全に大人向けの映画だよ。アメリカではR指定(注1)を受けているけど、それを前提にして作られている。だからこそよりタフで暴力的になれるし、アダルトな皮肉も出せる。だから大ヒットしたんだと思うよ」
新しいヒーローの誕生を予感させる作品ですが、マカヴォイさんにとってヒーローは誰ですか?
■マカヴォイ:「親かなぁ……家族以外だったら……う~ん……自転車競技で3大会連続メダルを獲得したクリス・ホイ(注2)かな。太ももが丸太のように太いんだ。とてもクールな選手だよ」
注1:16歳以下の観賞は保護者同伴が必要。本作は日本ではR-15指定(15歳以下鑑賞不可)。
注2:スコットランド人の選手で、シドニーで銀、アテネと北京で金と3大会連続でメダルを獲得。世界選手権でも多くのメダルを得ており、自転車競技会の王者として君臨している。
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プロフィール

ジェームズ・マカヴォイ
1979年英スコットランド、グラスゴー生まれ。王立スコットランド音楽ドラマ学院で演技を学んだ後、95年に『THE NEAR ROOM』(未)で映画初出演。その後、「バンド・オブ・ブラザーズ」など多くのテレビシリーズへの出演。半人半獣を演じた『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』(’05)で注目を集め、その後『ラストキング・オブ・スコットランド』(’06)、『ペネロピ』(’06)、『つぐない』(’07)など、傑作・話題作への出演が続いている注目の俳優。奥さんは『マグダレンの祈り』(’02)等へ出演していたアンヌ=マリー・ダフ。
『ウォンテッド』
配給:東宝東和
公開:2008年9月20日(9月13日、14日、15日<3連休>先行上映!!)
劇場:日劇1ほか全国にて
公式HP:http://www.choose-your-destiny.jp/
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取材・文:伊藤P









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