『シャカリキ!』 D-BOYS 遠藤雄弥&中村優一&鈴木裕樹インタビュー
“合宿で培ったチームワークが、迫力のレースシーンと抜群の芝居の呼吸を生んだ”
出席者:遠藤雄弥、中村優一、鈴木裕樹

ヨーロッパではサッカーやF1と並んで高い人気を誇り、日本でも徐々にファンが増えつつあるサイクルロードレース。このスポーツを題材して大ヒットしたコミックがついに映画化された。登り坂は誰よりも強い少年テルを主人公に、サイクルロードレースにかける高校生の姿を描いた『シャカリキ!』がそれだ。そこで主人公のテル役の遠藤雄弥、テルの所属する亀ヶ丘高校自転車部のエース・鳩村役の中村優一、そして亀ヶ丘高校のライバル鳳帝高のエース・ユタ役の鈴木裕樹にインタビュー。D-BOYSの3人がロードレースの練習やそれぞれのキャラについて語ってくれた。
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爽やかかつアツい作品ですが、映画が完成した今のお気持ちは?
■遠藤:「先日試写で観たんですけど、感動したのはもちろん、このようなすばらしい作品が出来たってことが嬉しい気持ちでいっぱいです。これからまた何回か観て、反省すべき点とかよかった点とか細かい事がいろいろ出てくると思うんですけど、まずは出来上がった喜びが強いですね」
■中村:「思っていた以上に“青春”な作品だなぁと思いましたね。「僕もこんな青春時代を送りたかったなぁ」って」
■鈴木:「自分たちでやったことなんですけど、大スクリーンで見たらやっぱり「すごいな」と思いましたね。すごく迫力があって、自分たちが演じているのに食い入るように観ちゃって。だから劇場に来てくれたお客さんにも絶対に楽しんでもらえると思います」
作品の題材がサイクルロードレースですが、このスポーツそのものに対する知識や経験などはあったんですか?
■遠藤:「ロードレースという存在自体は知っていたんですけど、ルールとかは知らなかったですね。もちろんロードレーサーにも乗ったことはないし。でも『シャカリキ!』出演の話が来る前にピストバイクという競輪の自転車に乗り始めていて、ちょうど自転車への興味がわいている時に出演の話が来たので、自転車の世界にはすごく入りやすかったですね」
■中村:「僕はロードレーサーも知らなかったですね。なので、漕ぐのは普通の自転車かと思っていました(笑)。競輪っぽい感じかなって。で、「絶対に一発で(ロードレーサーに)乗れるだろう」と思っていたんですけど、それは甘い話で、全然乗れなかったんですよ。普通に転んじゃったりもして、難しかったですね」
■鈴木:「僕も中村と一緒で全然知らなかったし、(ロードレーサーに)乗れるだろうと思ってましたけど、本当に難しかったですね。サドルが硬くて細くて、痛いんですよ。で、長距離を走るものじゃないですか。もう、痛くて座っていられないよね?」
■中村:「(走っている時に)「ズッキー来ないなぁ」と思って後ろを向くと、痛みで悲惨な顔をしてるんですよ(笑)」
■遠藤:「こんなにイケメンなのに、ゴリラみたいな顔をしてて(笑)。どうしたのかと思っちゃっいました(笑)」
■鈴木:「本当に大変だったんですけど、最後はみんなで合宿をして、1日60kmくらい走ってましたね」
■遠藤:「クランクインの直前に1週間くらい、千葉の館山に最終調整で行きまして。そこで自転車の乗り方や『シャカリキ!』のチームワークが大体固まったよね。映画を観て思ったんですけど、やっぱりチームワークがあったからこそあの迫力あるレースシーンができたし、抜群の芝居の呼吸を見せられたんだと思います。自転車のスキルよりも欠かせないものがチームワークだったのかなって」
チームワークを固めた合宿では、どんな練習をされたんですか?
■遠藤:「ひたすらキャストのみんなでチームロード――先頭交代をしながら館山の山道を走ったりしていました(※1)。あとは急な坂道で「ゼロ発進」っていう、クリート(※2)を両足はめた状態で後ろの人に支えてもらって、止まった状態から一気に踏み込んでガッと上る練習とか、スプリントの練習とか。とにかくひたすら走りましたね」
※1:サイクルロードレースでは空気抵抗による体力の消耗をさけるために、集団を形成して先頭交代を繰り返す戦術が採られる
※2:ロードレーサーはビンディングペダルというペダルが主流で、スキーやスノーボードのようにペダルとシューズを固定する。クリートはその固定用金具
かなり本格的な練習だったんですね。
■遠藤:「そうですね。でも別府選手(※3)の出演したテレビ番組とかを見ると、1日何百kmとかいうメニューをこなしていて、僕たちは1日60kmくらいですからね。それでも練習から帰ってくると「走ったぁ~」っていう感じでしたね」
※3:別府史之選手。現在日本のサイクルロードレースにおけるトップ選手の1人
■鈴木:「教えてくれた森幸春先生もロード界の第一人者というか、この世界では神様の上の“仙人”と呼ばれている方で。そういう方がコーチについてくれていたので、すごく効率よく教えてもらえましたね」
■中村:「僕は合宿に行くまで練習する機会が少なかったんですよ。で、合宿でみんなに会ったらめちゃくちゃ速くなってて、1日目とか全然追いつけなかったんです。でも2日目からだんだん慣れてきて、「あ、これだこれだ!」って思いながらみんなに追いついていった感じでしたね。合宿では本当に信頼感が生まれました」
お互いの走りを見て、どう思いました?
■遠藤:「最終的にはみんな自転車に乗り慣れて、自転車と友達になってましたね。キャプテン翼じゃないですけど、そんな感じで。優一は自分から自転車に近づいて、自転車との距離を縮めていったなって感じがしました」
■中村:「でも合宿で辛くなったら、いつも遠藤さんの後ろで風を避けてましたけどね(笑)。一番自転車に乗りなれてるんでスピードも出てるし、フォームもぶれないから後ろに付きやすいんですよ。だから2日目以降はずっと後ろにいましたね(笑)」
■遠藤:「ズッキーはゲキレンジャーの仕事とかもあって練習時間が少なく難しかったと思うんですけど、そんな中ユタ役という難易度の高いハードルをよく飛び越えたんじゃないかな、と。匠です(笑)」
■鈴木:「僕から見て2人とも速かったし、最初ちょっと出遅れた感もあったんですけど、やっている中でコツをつかめていった感じはありましたね。本当に最後の合宿に入ってからなんですけど、ある瞬間からすごく乗りやすくなって、だんだんとペースが上がっていくのを実感できました。なんでもそうですけど、やれなかったことがやれるようになるのは楽しいですしね
」
自転車以外の演技の部分で、それぞれのキャラクターを演じるにあたって注意したことはありますか?
■遠藤:「原作のマンガを読んでみて、テルからは、眉毛と、自転車を愛する気持ちと、坂バカ、負けず嫌いってイメージを受けました。負けず嫌いなところは自分にそっくりだと思いましたね。で、眉毛は2ヵ月くらい生やしっぱなしにして、あとはやっぱり自転車にひたすら乗るようにしました。ただ、テルだけにこだわるより、『シャカリキ!』の全体像を捉えよう、作品自体をもっと知ろうっていう気持ちの方が大きかったですね」
■中村:「鳩村はエースで、男らしくて、アツい役ですね。原作ではクールだったんですけど映画ではユタの方がクールなキャラなので、監督に「ちょっと爽やかにいこう」と言われました。でも僕の中にはエースらしさもアツさも、男らしさもあまりないので(笑)、本読みをやっていてもどうすればいいのかわからなかったんです。それで合宿中や撮影中に男性を観察して、男らしさをつかんでいきました。で、クランクイン前のリハーサルで監督に「だんだん鳩村になってきた」と言われて、そこから自分自身にも自信が付いてきて。そのまま勢いにのってクランクインしちゃいました」
■鈴木:「原作とはユタの設定が異なっていて、テルや鳩村とは敵対する立場なんですよ(原作ではチームメイト)。でも魅力的な役なので、「単なる敵では終わらせたくないなぁ」とすごく思っていて。監督からも「ユタはカッコイイことが至上命題だ」と言われていました。で、先日試写を観た後に監督が「すごくカッコよかったよ」と言ってくれて、よかったと思いましたね。観られる方にもカッコイイと思ってもらえると嬉しいです。あとはロン毛ですね。原作でもトレードマークですし、髪をぎゅっと縛ると、何かスイッチが入る感じがするんですよ」
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『シャカリキ!』
配給:ショウゲート
公開:2008年9月6日(土)
劇場情報:渋谷東急ほか全国にて公開
公式HP:http://shakariki-movie.com
あらすじ
野々村輝は自転車大好きな高校生。彼の通う亀ヶ岡高校自転車部は部員不足のため廃部寸前で、エースの鳩村ら3人と、マネージャーの永田桜だけだった。ある放課後、ひょんな事から路上で練習する鳩村を通学用の自転車で追う事になる輝。そこへ現れ抜き去ったのは、ライバル高のエース由多比呂彦だった。ムキになって追う輝。その様子を見ていた亀ヶ岡高校自転車部の監督であり比呂彦の父でもある比呂士は、輝の才能を見抜いていた。
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人物紹介
遠藤雄弥
1987年、神奈川県生まれ。『ジュブナイル(Juvenile)』(00年)でデビューを果たすと、その後「ちゅらさん」「1リットルの涙」「ロケットボーイズ」「のだめカンタービレ」など話題のドラマに次々と出演し、注目を集める。大河ドラマ「篤姫」にも有村次左衛門役で出演。若手俳優集団D-BOYSのリーダーを務める。
中村優一
1987年、神奈川県生まれ。ドラマ「ごくせん」出演でデビュー。「仮面ライダー電王」では桜井侑斗/仮面ライダーゼロノスを演じ、一気にブレイクする。映画では『同級生』、『体育館ベイビー』(08年)に主演。2008年10月公開予定『僕らの方程式』でも主演を務めている。
鈴木裕樹
1983年、岩手県生まれ。デビューは「ミュージカル テニスの王子様」(04年)。「獣拳戦隊ゲキレンジャー」では漢堂ジャン/ゲキレッドを演じ、人気を得る。その他ドラマ「レガッタ~君といた永遠~」や『テニスの王子様』(06年)などに出演している。
©2008「シャカリキ!」製作委員会




シャカリキ!
DVD借りて見たけど…
3人ともすごく役になりきってて
かっこよかったです★★★
めっちゃ男らしさも出てたし!
この映画を見て
ロードレースの
大変さがわかったような
気がしました。
遠藤君、中村君、鈴木君に
益々惚れました♡
D-BOYSまじ大好き♡♡♡
投稿: D-BOYS大好き♡ | 2009年3月28日 (土) 18:43