『カンフー・ダンク!』ジェイ・チョウ インタビュー
“日本のコメディアンが大好き”
出席者:ジェイ・チョウ

天才的な武術と超人的な身体能力を身につけた孤児のファン・シージエ。大学のバスケットチームに入部し、邪悪な対戦チームと命がけの闘いを繰り広げる。アジアのスーパースター、ジェイ・チョウを主役に迎え、CG×ワイヤー×生身のスーパーアクションで、見る者を圧倒する『カンフー・ダンク!』。本作品でカンフー、驚異のダンクシュート、メガすげ~アクションを披露してくれたジェイ・チョウにお話を伺いました!
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演じたファン・シージエをどういう人物だと思いましたか?
■ジェイ・チョウ(以下、ジェイ):「シンプルな人物だと思いました。どこかボケーとしているけど、カンフーとスポーツにはとても秀でています。容姿は田舎臭くて、決してハンサムとは言えません。なんとなくデビュー当時の僕に似ていると感じたので、役には入りやすかったです」
演じる際に気をつけた点は?
■ジェイ:「衣装を着ると“自分はファン・シージエだ”と思えるほどの意気込みがありました。コメディ映画ですし、共演者にはコメディアンのエリック・ツァンがいたので、悪戯をしたり冗談を言ったりして、現場の雰囲気を大切にしました」
エリック・ツァンの凄いところは?
■ジェイ:「ベテランなだけあって、セリフも言わず表情ひとつで現場の皆を笑わせます。僕には出来ないです。だから僕は表情を作らずにボッーとしていた方が、彼とコンビとして合うのかなと思いました。このコンビを通じて、コメディアンについて多くのことを学びました。でもギャグとなると日本のコメディアンのギャグは最高ですね。負けます」
日本のコメディアンですか?具体的に誰ですか?
■ジェイ:「でもそんなのかんけいねぇ♪」
現場一同大爆笑
■ジェイ:「“よう、わけわからへん”ギャグが多いのですが、見ているだけで楽しいです」
お笑いは日本文化の一つなので、とりあえずありがとうございます
■ジェイ:「日本にはコメディアンがたくさんいますが、皆さんハイレベルですね」
消える人も多いのですが……
■ジェイ:「新しいギャグが生まれると、入れ替わりは激しいですよね。大きな耳を出して、動かす人もいましたね。ねっ、結構詳しいでしょう(笑)」
ちょっと話がそれたので『カンフー・ダンク!』に戻します。『王妃の紋章』ではアクションの基礎が無くて大変だったと仰っていましたが、今回はそれ以上のアクションでしたね
■ジェイ:「『王妃の紋章』の時は刀があったのですが、今回何も無かったのでかえって大変でした。僕は武術の基礎が無いので、たくさんの練習をする他ありません。ただ、ラッキーなことに、『王妃の紋章』とアクション指導のチームが同じだったので、阿吽の呼吸でやれる部分もありました」
カンフーだけではなく、バスケットボールのテクニックも披露していますが、こちらはいかがでしたか?
■ジェイ:「バスケットボールに関しては、大好きで小さい頃からやっていたので、全く問題ありませんでした。ただ、ワイヤーで吊られているのが辛かったです。毎日長時間吊られて、終わると体中が痛かったです。こういう苦労は他人の目には映らないですね」
結構、ワイヤーで吊られるのは怖いらしいですね
■ジェイ:「確かに怖いですが、ミュージッククリップの撮影で何度もワイヤーはやっていたので、経験豊富な方だと思います。一番、大切なのはワイヤーを引っ張る人たちを信頼することです。何よりも辛いのは吊られている時間の長さでした」
今までの出演作以上にVFXが使われていますが、撮影はいかがでしたか?
■ジェイ:「VFXは映画の後半に多用されます。現場には当然何も無いので、ものや人物を空想するしかありませんでした。でも撮影が進んで役に入り込むにつれ、段々と楽しく演技することが出来たので、それ程大変ではありませんでした。むしろ、映画の前半のカンフーの方が大変でしたね」
出来上がった作品を見ての感想は?
■ジェイ:「あまり深く考えなくても、楽しむことが出来る作品だと思います。極端な話、言葉がわからなくても、映像を見ているだけで楽しいです。映画館に見に行ったら、子供たちがたくさん来てくれていて、大笑いしていました。一緒に来ていた大人たちも笑っていました。誰もがリラックスして楽しめる作品だと思います」
今後も映画へ積極的に関わっていくのでしょうか?
■ジェイ:「そうですね。自分が監督し、演技をし、音楽をつけると大変ですが、『カンフー・ダンク!』では演技に専念できました。今後もこのようなジャンルに、積極的に出演していきたいと思っています」
最後にメッセージをお願い致します
■ジェイ:「皆さんにたくさんの喜びをもたらす、シンプルな映画です。是非、ご覧になって下さい」
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プロフィール

ジェイ・チョウ(周杰倫)
1979年台湾出身。4歳からピアノを始め、音楽の才能を開花させ98年に芸能界入り。デビュー前は作曲家として活躍し、ビビアン・スー、ワン・リーホンなどに楽曲を提供していた。00年にファーストアルバム「Jay」をリリースし、大ヒットを記録。一躍人気歌手となり、現在までに6枚のアルバムを発表している。
05年、アンドリュー・ラウ監督作品『頭文字[イニシャル]D』で主役を演じ、正式に映画デビューを飾る。06年、『王妃の紋章』を経て、07年には『言えない秘密』で主演・監督を務めヒットを飛ばす。08年2月に念願だった日本武道館公演を成功させている。チケットは即日完売だった。
『カンフー・ダンク!』
配給:角川映画
公開:2008年8月16日(土)
劇場:角川シネマ新宿ほか全国にて
公式HP:http://www.kf-d.jp/
取材・文:伊藤P









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