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2008年8月15日 (金)

『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』安里麻里監督&荒井萌 インタビュー

出席者:安里麻里監督&荒井萌

『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』安里麻里監督&荒井萌 インタビュー

舞台は遊園地。ゲームイベントに招待された若者たちが体験するゲームは死のシナリオだった!極限の中で人間の本性があらわになる。疑心暗鬼、芽生える友情、そしてエンディングに待つのは…。スピーディーに展開する死のシナリオを『独立少女紅蓮隊』(監督)『地獄小僧』(監督)『学校の階段』(アクション監督)の安里麻里監督が描いてゆく。主人公・メイにはドラマ、CM、モデルとしても注目される荒井萌。メイをいつも支えるチカコには女優をはじめ、バラエティ番組や歌手としても活躍中の星井七瀬。

今回は安里麻里監督、主演のメイを演じた荒井萌さんにお話を伺った。

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荒井さんを起用されてのご感想をお願いします

■安里麻里監督(以下、安里監督):「13歳で主役って大変だろうな~、と思っていました。ただ実際に会ってみて確かに元気で活発な“13歳の女の子”という印象を受けたのですが、お芝居になると大人の俳優さんより面白い演技というか、13歳だからこそ出来る素直な演技で良い絵が撮れたと思います。ほんとに一緒にお仕事が良かったと思います。荒井さんは適応能力が高いんですよね」

『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』安里麻里監督&荒井萌 インタビュー

確かに今と演じている時のギャップがすごいですよね

■安里監督:「ほんと全然違いますね。顔が変わるんですよ」

■荒井萌(以下、荒井):「えへへ(笑)」


初主演と言うことで、お話を頂いたときの感想を教えてください
また演じられた役柄について教えてください

■荒井:「マネージャーさんから連絡が着たときに一人でテンション上ってました!その時仕事中だったのですが「ほんとですか!?え、私ですか!ええぇー!!」みたいな(笑)。最初はほんと嬉しさだけでいっぱいで、でも良く考えてみたら「私に出来るのか……?」ってなりました。普段の私と正反対な性格なので上手く表現できるか不安でした。演じたメイは対人恐怖症で人と目も合わすことが出来ない女子高生です。ほんと自分と性格が正反対なので、演技が大変でした。でも監督と一緒に話し方とか歩き方について話して、ちょっとずつメイを作っていきました」

■安里監督:「キレイに走っちゃダメ!とかね(笑)。普段走ったことも無いようなキャラクターなので」

■荒井:「全身を硬直させて走ったので、次の日とか全身筋肉痛でした(笑)。あとどもりも結構大変でした」

■安里監督:「ずっと一緒に練習してたよね」

■荒井:「安里監督も他のキャストさんも皆さん忙しいのに練習に付き合ってくれて、そのおかげで全て出し切ることが出来ました!」

■安里監督:「スタッフキャストの方々が良い人たちばかりで、スケジュールもタイトだったんですけど皆さん文句も言わず、ほんと皆で作った映画だと思っています」


撮影期間はどれくらいだったんですか?

■安里監督:「11日間とすごく短かったんですよ。しかも梅雨の時期で天候に恵まれず……」

■荒井:「スタッフさんみんなで濡れた地面を拭いてましたよね」

■安里監督:「うん、メイキング撮影で来てた人も拭いてくれて。自分の仕事忘れるくらい手伝ってくれました(笑)。あとはカメラから役者さんの前までスタッフ一同傘を持って一列にならんで、濡れないようにして。自分達の仕事の範囲を超えた仕事をしてくれて、涙ぐましい想い出に残る撮影でしたね」


今回脚本も手がけられていますが、ちょっと変わった本作のストーリーを作る上でこだわった点はありますか?

■安里監督:「枠としてはホラー映画なのですが、幽霊とか心霊とかではなく、遊園地でバタバタ人が死んでいく…って感じのB級ホラーに徹した映画にしたいとは思っていました。私自身そういうジャンルが好きなので!あとは漫画の様に一人一人キャラ立ちを大事にしました」


そんな個性的なキャラクター“メイ”を演じて大変だった事はありますでしょうか?

『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』安里麻里監督&荒井萌 インタビュー

■荒井:「最初はすごい暗いキャラなんですけど、徐々に明るく強気になっていくそのメリハリが大変でした。最初なんて全身黒の服で顔は下を向いていて「黒い置物みたい」って言われましたし(笑)」

■安里監督:「最初と最後で全然違う顔を撮りたかったんです。順撮りではなかったので難しかったと思います」


どのように演じ別けたのでしょうか

■荒井:「最初は自分の殻に閉じこもって“この人最初に死ぬんじゃない?”と思わせるような主役にみえない演技をして、最後は仲間を助けるくらい強気になるので勢いをつけて演じました」


監督して撮影に苦労したシーン、役者として苦労したシーンがありましたら教えてください

■安里監督:「私は“ファ太郎”という風船型モンスターの撮影が大変でしたね。もうほんと問題児で……(笑)。いう事聞かなくて、引っ張ったり、投げたり色んな撮影をしたのですが中々上手く行きませんでしたね」

■荒井:「私はジェットコースターのレールの上に立ってボーガンで打つシーンです。高いところは大丈夫なんですけど、やっぱり揺れるので助監督さんに足を押さえてもらって。結構怖かったですね。でも一番メイが変わろうと努力するシーンなので納得いくまで何回もやりました!」


星井七瀬さんと共演されたご感想をお聞かせ下さい

■荒井:「七瀬さん大好きです!ほんとのお姉ちゃんみたい仲良くさせて頂きました。色々心配していただいて、変な事をやったり間違った事をやったときは「それはダメだよ」と本当の妹みたいにハッキリ注意していただいて嬉しかったです」

■安里監督:「いいコンビでしたよ。冒頭シーンに荒井さんがバタッと倒れるシーンがあるのですが、近くに星井さんがいて「もう起きていい!?」「まだ、……OK!」みたいなアイコンタクトをしていたようで。姉妹のようで可愛かったです(笑)」

■荒井:「楽しかったです(笑)」


本作の主人公たちと同じような立場になってしまったら、どのような行動をとられると思いますか

■荒井:「もう無理!死んじゃうってなるかも……(笑)。目の前で人が死んだら立ってられないですよ」


本作はゲームを元とした映画ですが、今後実写化して欲しいゲームがあったら教えてください

■荒井:「マリオとか!」

■安里監督:「もうアメリカで実写化しちゃってるんだよ」

■荒井:「え、え!?そうなんですか(笑)」

■安里監督:「私は桃鉄(桃太郎電鉄)とか観たいかも!北海道を独占とか、面白そう(笑)」

■荒井:「マリオやっちゃってるからなー。『動物の森』とか『牧場物語』はほのぼのしてて観て見たいですね」


荒井さんは今後どのような女優活動をしていきたいでしょうか?
また安里監督はどのような作品を撮っていきたいでしょうか?

■安里監督:「ホラーとかジャンルには拘らずに、とにかく娯楽映画を作りたいと思います。とくにアクション映画が好きなので、そういった所で映画に関っていければなと!」

■荒井:「今後も映画に出演出来たらなと思います。今まで素直に気持ちを表せなかったり、ちょっと生意気だったり、自分の素に近い役をやった事がなくて、セリフをポンッと自分の中で変に作らずに言える様な役をやってみたいです」

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『トワイライトシンドローム デッドゴーランド』
配給:ジョリー・ロジャー
公開:2008年8月16日(土)
劇場:シアターN渋谷ほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.twilight-syndrome.jp/movie/

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