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2008年2月27日 (水)

『ブラブラバンバン』安良城紅 インタビュー

“良い音楽を聴くとHな気分になる!?”安良城紅 インタビュー

出席者:安良城紅

『ブラブラバンバン』安良城紅 インタビュー

ちょっと内気な男子高生・白波瀬歩は、ある日、音楽に特別な“何か”を感じた瞬間、理性を失い暴走する女子高生の芹生百合子と出会う。そんな芹生と共に白波瀬は、一度は潰れたブラスバンド部を再建し、ブラスバンドの甲子園“普門館”を目指す。そして、白波瀬と仲間たちは、ブラスバンドを通してかけがえのない“何か”を発見していく。
柏木ハルコの同名漫画を映画化した『ブラブラバンバン』は、高校生の成長と友情を描いた青春学園ムービーだ。
音楽にエクスタシーを感じるとエッチな暴走キャラになるユニークなヒロイン、芹生百合子を演じたのは安良城紅さん。04年にミュージシャンとしてデビューして以来、様々な分野で活動してきた安良城さんですが、今回は映画初出演にして初主演。新しいことだらけだったという映画出演についてお話をお聞きしました。

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映画初出演にして初主演ですが、ご感想は?

■安良城紅(以下、安良城)「原作の漫画と台本を読んで、初めてなのにこんな役を演じることが出来るのか不安でした」


どのような部分が不安材料でしたか?

■安良城「私が演じた芹生百合子は、自分の気持ちを素直に伝えられなかったり、音楽を聴いて高揚するとHな気分になって人を襲ってしまったりと様々な表情を見せます。そんな芹生の多面性を自分が上手く表現できるのかどうか不安でした」


どう演じられたのでしょうか?

■安良城「男の子を襲うシーンとかは、家の布団で襲い方を練習したんですけど、もうぶっつけ本場!思い切ってやっちゃおう!という感じでした。代わりに普段の芹生はあまり喋らず目で訴えたりするので、演じるのが難しかったです」


芹生を演じていて、楽しかった部分は?

■安良城「演奏シーンでドレスアップしたり、寒い中、走っているシーンで露出度の高いスウェットを着たり、妄想シーンでバレリーナの格好をしたりと、様々な衣装を身にまとうことが出来たのは楽しかったですね。寒いのはきつかったですけど」


自分と似ている部分はありましたか?

■安良城「私はストレートな発言するタイプなので、まるで正反対ですね。良い音楽を聴いた時に、エキセントリックになるのはわからなくもないです」


音楽聴いてHな気分になりますか?

■安良城「いや、Hな気分とまでいきませんが、気持ち良くなるというか……自分の世界に入ってしまうという感じです」


浸る感じですね。さて、現場で何かわからないことがあったりした時、草野陽花監督はじめ、周りの人からなにかアドバイスをもらいましたか?

■安良城「演出に関しては草野監督に聞きましたが、何もかもが初めてのことですから、本当にわからないことだらけで、周りのメンバーに大分助けてもらいました。最年長だったのに、引っ張ってもらっちゃいました」


今、仲間の話が出ましたが、劇中同様、現場でも仲間意識は芽生えましたか?

■安良城「クランクインの2ヶ月前からみんな楽器の練習を始めたのですが、撮影期間に入っても撮影が終わったら練習していました。みんなで頑張りました。完全に部活でしたね」


安良城さんはミュージシャンですが、ホルンの演奏や指揮はやはり別物でしたか?

■安良城「音楽をやっているので、演技よりは楽だろうと思っていたのですが……舐めていましたねぇ。小学6年生から高校まで吹奏楽部でフルートを吹いていたので、ホルンは同じ管楽器だし簡単だろうと思っていたのですが、全然違いました。音が出ませんでした。指揮は、リズム感はもちろん必要だし、みんなのリーダーにならなくてはならないので大変でした。撮影中は本当に頭が一杯一杯で、家に帰ったら鏡の前で練習をしていました。でも本当の部活みたいで、みんなとの距離も縮まって楽しかったです」


仲間との撮影で印象に残っているシーンはありますか?

■安良城「やっぱり演奏シーンですね。特に地区コンクールで、下手糞な演奏をするシーンは、出演者が本当に演奏しています。その慣れてなさがモロに出ていて面白かったですね。私のドレスもズリ落ちるし、いろんなことが起こるシーンで、とても印象に残っています」


演技をするということは、他人になることですが、初めて他人になってみてのご感想は?

■安良城「撮影期間中はカメラが回っていない時も、“ずっと芹生でいるのが女優魂”とか思っていたんですけど、その方が不自然だということに気が付きました。自分が芹生だったらどうリアクションをするのかを考えながら演じました。でもやっぱり別人になるのは難しいですね。楽しいですけど」


ある俳優さんは、演技をすることによって、自分だったらどういう心理で、どう行動するかを考えるので、自分の性格を見つめ直すよい機会だと言っていました

■安良城「確かに普段だったら考えないようなことも、演技をすることによって気が付いたりしますね。演技に嵌る理由のひとつかもしれませんね」


安良城さんも嵌って、演技を続けていこうという気持ちはありますか?

■安良城「今のところ予定はないのですが、本当に良い経験になりました。映画の撮影はいろんな角度から撮影するので、自分はこういう時、こういう表情をしているんだって知ることが出来ました。お陰で表情豊かになりました。それは映画に限らず、様々な面で活かすことが出来ると思います」


本作品を見てなにを感じましたか?

■安良城「チームワークの大切さ、音楽の素晴らしさが描かれているので、多くの世代の心に響く作品だと思いました」


では、本作品に出演して、人としてなにか得たものはありますか?

■安良城「うーん……朝、強くなったことですかね(笑)」


沖縄出身ですからね。ウチナータイムってやつですか?

■安良城「まさにです。しかも私は沖縄人とアメリカ人のハーフなので、大雑把+大雑把なんですよ(笑)。あとは、自分を見つめ直せました。1年前に舞台を経験したのですが、舞台と映画の演技は全然違うということも教わりました。それから先程も言いましたが、表情が豊かになったので、それは音楽でも活かせると思っています」


では、最後にメッセージをお願い致します

■安良城「初出演、初主演の『ブラブラバンバン』が公開されます。今まで見せたことのない安良城紅の表情を見ることが出来ると思うので、是非劇場に足を運んでください!」

<安良城紅 プロフィール>
1986年沖縄県出身。2002年、第8回全日本国民的美少女コンテストで本選に進出。04年、アーティストとして『Harmony』でデビュー。これまでに8枚のシングルと3枚のアルバムをリリースし、04年、第19回日本ゴールドディスク大賞ニュー・アーティスト・オブ・ジ・イヤーを受賞。
歌以外にも化粧品のCMキャラクター、NFL親善大使、NHK教育での英会話番組MC、渋谷109トップブランドの『CECIL McBEE』のイメージキャラクターなど多岐に渡る活動を展開。
2006年には、アンドリュー・ロイド・ウェバー作のミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』のヒロインに抜擢され、高い評価を得た。映画出演は本作が初となる。

安良城紅 Best Album「Chapter One」 3月5日リリース!
詳しくは公式サイト

『ブラブラバンバン』安良城紅 インタビュー
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『ブラブラバンバン』
公開日:2008年03月15日
劇場情報:Q-AXシネマ、シネマート新宿、吉祥寺バウスシアターほか全国にて
配給会社:トルネード・フィルム
公式HP:http://www.buraban-movie.com//


取材・文:伊藤P

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