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2007年8月 1日 (水)

『転々』完成披露舞台挨拶

“まじめで厳しい”三木監督の現場で、“擬似家族”を体験!?

日時:2007年7月19日(木)
会場:スペースSF汐留
登壇者:オダギリジョー、小泉今日子、三浦友和、吉高由里子、三木聡(監督)

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三木聡監督とオダギリジョーの「時効警察」コンビがタッグを組んだ映『転々』の完成披露で、主要キャストらが舞台挨拶を行った。三木監督は、“脱力系”と形容されることが多いが、監督をよく知るオダギリに聞くと「まじめで厳しい監督」だとか。本作が初参加となった小泉今日子も「他の監督なら気にしない細部にまで拘る監督。でも、その拘りがイヤじゃない」と、三木演出について語った。アドリブなのでは?と思うほど、何とも言えない微妙な間は、実際は計算しつくされて出来上がったものなのですね。上映中は、全編通して、微妙~な笑いが絶えず、エンドロールが終わると、大きな拍手が鳴り響いた。

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一言ずつ、ご挨拶をお願いします。

■三木聡監督「また、しょうもない感じの映画を作ってしまいました。原作を読んだ時に、大学生が借金取りと東京の街を歩くというプロットがとても面白くて、これは、僕が得意の小ネタを入れながら、面白い映画が出来るなと。でも、僕は特殊な映画監督なので、ある程度の自由は下さいとお願いしました」

■オダギリジョー「オダギリです。皆さん、今日はありがとうございます。すごく楽しい映画に仕上がったので、この映画に出られて幸せでした。楽しんで行って下さい」

■小泉今日子「こんにちは。今日はお越し下さってありがとうございました。映画の中にいる人たちと、東京の街を散歩できて、とても気持ちよかったです。今日は楽しんで下さい。ありがとうございました」

■吉高由里子「ふふみ役を演じた吉高由里子です。『転々』と、三木監督、オダギリさん、小泉さん、三浦さんと出会えたことをとても幸せに思っています。公開されるのが楽しみです。今日はありがとうございました」

■三浦友和「今日はご来場、ありがとうございます。かなりクセになる映画だと思います。今日はよろしくお願いします」


三木監督とは「時効警察」でもコンビを組んでいますが、どんな現場なんですか?

Cheese_071025_16■オダギリ「普段どおりの、まじめで厳しい現場ですね。今回は、三浦さんと二人で東京を散歩している前半と、後半の擬似家族体験の部分とは、まるで違う雰囲気で、違う映画に出ているようでした」


三浦さんは、これまでのイメージとはかなり違った役柄にチャレンジしていますよね?

■三浦「そんなこともないですよ。最近、ヘンな役が多いんですよ。本質を見抜かれているのかな。福原の髪型とかファッションは、監督と相談して作りました。現場は、ゆったりとしながら緊張感があって気が抜けない、楽しい現場でした」


小泉さんは、三木作品には初めての出演ですが、監督の演出はいかがでしたか?

■小泉「作品を観て、アドリブなんじゃないかと思われる方も多いんですけど、細かい部分まで全て台本で決められているんです。普通の監督だったら気にしない細かい部分までこだわりを求められたんですが、そのこだわりがイヤじゃなかったですね」


吉高さんにとっては、オダギリさん、小泉さん、三浦さんというベテラン俳優との共演ですが、いかがでしたか?

■吉高「すごく、楽しくて、三浦さんも、オダギリさんもおかしいことを言って笑わすんですよ~。監督にセリフの相談をすると、監督がまた面白いことを言って笑わしてくれて、笑ってばかりでした」


それでは、最後にこれから観る方へメッセージをお願いします。

■三浦「最後まで何も起こらない映画ですが、ハマる人はハマる映画だと思います。11月に公開されますので、公開された時には是非また、何度でもご覧下さい。今日はありがとうございました」


客席には、原作者の藤田宜永さんの姿もあり、「(原作を)嫁に出す以上は、大切に扱って下さいという気持ち」だったとか。映画を観るのは初めてとのことでしたが、笑いがこぼれっぱなしの完成披露できっと満足だったことでしょう。

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『転々』
配給:スタイルジャム
公開:2007年11月10日
劇場:アミューズCQN、テアトル新宿ほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.tokyosanpo.jp/

■あらすじ
大学生8年生の竹村文哉は、消費者金融で借りた84万円の返済に困っていた。そこに、取立ての男、福原に「ある条件」を飲めば、借金をチャラにすると提案される。その条件とは、福原と東京を散歩することだった。
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■プロフィール
Cheese_071025_15三木聡
1961年、神奈川県出身。構成作家として、「ダウンタウンのごっつええ感じ」「タモリ倶楽部」「笑う犬の生活」「トリビアの泉」など、伝説的な番組に関わる。深夜ドラマ「時効警察」では、オダギリジョーと組み、話題に。主な映画作品は、『イン・ザ・プール』(05)、『亀は意外と速く泳ぐ』(05)、『ダメジン』(06)、『図鑑に載っていない虫』(07)など。


取材・文:南野望里子

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