■シネマレビュー(新作映画)

2011年8月 6日 (土)

シャンハイ

『シャンハイ』

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2011年8月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2010,アメリカ、中国,ギャガ
© 2009 TWC Asian Film Fund, LLC. All rights reserved.

【ストーリー】 

1941年の上海には、イギリス、アメリカ、日本など列強各国が租界を置き、覇を競っていた。上海に赴任したばかりの米国諜報員のポール・ソームスは、親友でもある同僚・コナーが日本租界で殺されたとの知らせを受ける。コナーにはスミコという日本人の愛人がいて、上海三合会のボスのランティンを調査していた。あるパーティーで新聞記者と偽ってランティンに接触したソームスは、妻のアンナや日本軍大佐のタナカと出会う…。(エンタメ~テレ最新映画ナビ『シャンハイ』作品詳細からの転写)


【土屋的みどころ】

歴史的背景や豪華絢爛なセットにも思わず目を奪われますが、端的にこの映画の見所は、『大人の恋愛模様』だと思います。淫靡で暗い上海の夜に、妖しく光る街の街燈は、2人の女と3人の男の絡み合う愛のゆくへをほのかに照らしている気さえしてきます。とりわけ輝いているのが、コン・リー演じるアンナ。彼女の美しさと魔性性は、男性ならずとも虜になるはず。劇中では、終始彼女の色香が漂います。もはや彼女の一人勝ちと言える状態でした。
ラストでアンナの出した結論には、個人的に驚きましたが、アンナという女性の真価を垣間見た気がします。コン・リーあっぱれ!!の『シャンハイ』。渡辺謙や菊池凜子など、日本が誇る国際俳優の演技にもご注目くださいね☆

2011年5月18日 (水)

アンノウン

『アンノウン』

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2011年5月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開
2011,アメリカ、ドイツ,ワーナー・ブラザース映画
© 2011 DARK CASTLE HOLDINGS, LLC


自動車事故から目が覚めると、最愛の妻をはじめ、誰一人として自分を覚えている人間が居ない・・・。『“身元不明”の男が、自分のアイデンティティを取り戻すための戦いを描くサスペンス・アクション』 という宣伝文句に、正直「あぁ、またこの手の作品ね・・・」と、ボーン・アイデンティティ以降まったく新鮮味を感じなくなった“身元不明系サスペンス”。


正直、全編ベルリンを舞台にしていなかったら、たぶん観ることは無かった作品だ。

ところがこれが予想外に佳作だったことが嬉しい。いわゆる“ボーン系”だと観る前から一緒くたにしていたことに少々反省した。最終的に自分のアイデンティティを取り戻すお決まりのストーリー展開に変わりは無いのだが、“ベルリン”という、未だどこか時代錯誤を感じる都市を舞台にした製作者の意図がチラホラ垣間見られる。作品中に終始漂うモヤモヤとした陰鬱な雰囲気や漠然とした不安が、ベルリンの冬景色に妙にマッチしていて、街自体が演出に一役かっているようだ。撮影場所はほぼ全てが旧東ベルリンエリア。監督のこだわりを感じる。


旧東ドイツの秘密警察シュタージだったことを誇りに生きているユルゲンという現役探偵が登場したときには、思わず心の中でガッツポーズをしたほどだ。ユルゲンはシュタージ時代に築いた人脈や動物的勘、観察力を最大限に生かし、主人公の身元を突き止める。

脚本構成も最後まで目の離せない展開になっており、意外なツイストのきいたスクリプトを目の当たりにして、食わず嫌いをした自分を悔いた。舞台が馴染みのあるベルリンの街だという贔屓目を除いても、悪くない出来だ。

2011年3月 1日 (火)

ツーリスト

『ツーリスト』

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2011年3月5日より日劇3ほか全国にて公開
2011,アメリカ、フランス,SPE

美しいヴェネツィアを舞台に、ジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリーの夢の共演で贈るラブサスペンス!!

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絶世の美男美女と、素晴らしい景色、もうこれだけで娯楽映画の条件を十分満たしていて、観る価値ありの四半期一押し映画です☆欧米や中東では昨年末にひと足お先に公開したので、私はドバイで堪能して来ました。

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さてその気になる内容ですが、まずは、あらすじを簡単にご紹介します。

傷心を癒すためイタリアを訪れたアメリカ人旅行者・フランク(ジョニー・デップ)は、謎の女性・エリス(アンジェリーナ・ジョリー)と出会います。ヴェネチアで2人は恋に落ちますが、同時にある陰謀と危険な罠に落ちていく――。

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エンディングの大どんでん返しには、思わず面食らい、『は???どういうこと 』とキツネにつままれた気分でした。少々無理がある展開なのですが、そんな脚本の穴さえもヨシとしてしまえるのは、やっぱりデップとアンジーコラボの成せる技。

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またヴェネツィアの世界遺産、観光名所もくまなく登場するので、まるで旅行しているような気分にもなるはずです。迷路のような入り組んだヴェネツィアの街並みは実に魅惑的で、最後まで謎に包まれているアンジーの正体とシンクロします。

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写真は、ヴェネツィア映画祭へ行った時に私たちが撮った風景です。

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ハリウッド映画の醍醐味を是非味わってくださいね!

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2011年2月18日 (金)

ベルリン映画祭・コンペ部門(3)-Coriolanus-

Coriolanus

監督: Ralph Fiennes
脚本: John Logan
出演: Ralph Fiennes, Gerard Butler, Vanessa Redgrave, Brian Cox, James Nesbittほか
オリジナル言語:英語
2010年/イギリス/122分/Presentation of European Shooting Stars

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【作品のあらすじ】

シェクスピアの『コリオレイナス』を現代に置き換えて映画化した作品です。
貧困で苦しむ民衆の間には、不満が増大し、爆発寸前の反抗的な空気が漂っていた。民衆の不満の矛先は、ケイアス・マーシアス将軍に向けられる。彼は傲慢で、庶民の声を聞くどころか、侮蔑する有様。怒りに狂った民衆は、暴動を起こしたのである。
彼らの指導者は、前に軍で指揮官を務めていたタラス・オーフィディアス。彼こそが、ケイアス・マーシアスの最大の敵であった。コリオライの町の近くで決戦が行なわれ、ケイアス・マーシアスの勇気ある闘いにより、ローマ軍は大勝。ケイアス・マーシアスには、コリオライを解放した英雄として、コリオレイナスという添え名が与えられる。この功績によって、彼は政界に入るのに十分なパワーを手に入れる。しかし、演説が不得意でな彼は、元来、人を罵倒することで勝ってきたようなところがあった。そこを、政敵に利用されて、そそのかされた彼は、公衆の面前で市民を侮蔑する発言をしてしまい、政治家への野心を潰えさせてしまう。市民からの攻撃が激しくなり、彼はローマにいられなくなった。ローマを去った彼は復讐を誓うが、彼がローマを屈服させるためには、宿敵であったタラス・オーフィディアスと手を組む必要があったのだ……。
 


【所感】

シェイクスピアの素養が無くても、十分見ごたえのある作品に仕上がっていましたが、事前にシェイクスピア作品であることや、作品内容等の情報収集をしておけば、もっとスムーズな理解が出来たと思います。現代版にしたことで、少々無理強いとも思えるシチュエーションもしばしば登場し、また何故ローマ????という疑問が終始付きまとっていました(笑)単に私の勉強不足が原因なのですが・・・。

主演を務めるイギリスの演技派俳優Ralph Fiennesが、初めてメガフォンを取った事でも注目されている作品です。劇中には、いくつかのシーンで頻繁に、古典的なニュースリールという技法が使われていました。いわゆるニュース映像がそれですが、このニュース映像を交えながらのストーリー展開は、複雑な政治的繋がりや相関図もストレートに観客に伝えることが出来るので、現代版における 『コリオレイナス』には、実に有益な演出になっていたと思います。

エンディングは、若干奇をてらい過ぎている気もするのですが、初監督作品にして、主演を務めたRalph Fiennesには、大きな拍手を送りたいと思います。今後の監督業、俳優業が楽しみです!


2011年2月17日 (木)

ベルリン映画祭・コンペ部門(2)-The Future-

The Future

監督: Miranda July
脚本: Miranda July
出演: Hamish Linklater, Miranda July, David Warshofsky ほか
オリジナル言語: 英語
2011年/ドイツ・アメリカ/91分

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【ストーリーのあらすじ】

主人公は30代の男女カップル、ソフィーとジェイソン。
付き合って4年になるというのに、どうもしっくりいっていない。倦怠期の原因は、お互いの仕事を嫌っていることもにもあった様だ。このマンネリ化した関係から脱出するためには、2人で何か協力して出来ることを探そうと考える。そして2人は、傷ついた猫を引き取って面倒をみることを決めるのだ。しかし猫を引き取るためには、これまでの生活を変える必要があった。しかしこれが2人の関係を更に悪化させることに・・・。


【所感】

劇中に終始流れるファンタジックな雰囲気はとにかく絶品です!
主人公ソフィーを演じるミランダ・ジュライが脚本・監督も務めていることから、彼女のカラーが全開・炸裂の、なんとも掴みどころのない、不思議で可愛らしい作品に仕上がっていました。
小さな女の子のナレーションで始まるオープニング。その声の持ち主が、実はネコであることが分かる導入部分から、ただごとではない作品の良い香りを感じます。さらに、ソフィとジェイソンのやり取りは、幾度と無く笑いを誘っていました。2人の間に流れている間合いやトーン、抜け感とでもいうのか、ゆる~い空気感がそのままこの作品の色になり、おとぎ話のような異次元の世界を作り出すのに手伝っていました。

脚本はオープンエンディングで、彼女たちが将来どうなっていくのか・・・という余韻を残しながら幕を閉じます。かつてフェミニズムの重要性を語っていたミランダ・ジュライらしい女性の描き方にも共感を覚えます。個人的には、とても好きな作品。

2011年2月16日 (水)

ベルリン映画祭・コンペ部門(1) -Yelling To The Sky-

ベルリン映画祭では、コンペ部門作品もいくつか観に行っていますので、所感をUPしていきますね☆

Yelling To The Sky

監督: Victoria Mahoney
脚本: Victoria Mahoney
出演: Zoë Kravitz, Gabourey Sidibe, Tim Blake Nelson ほか
オリジナル言語: 英語
2010年/アメリカ/96分

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タイトル通り、空に向かって叫びたくなるほど、日常生活に鬱積したものを抱え、重圧に耐えながら必死に生きている人々のドキュメンタリームービーを見ているかのような作品でした。

ストーリーの中心人物は、ある崩壊寸前の貧困層の黒人家族。2人姉妹の妹は、同級生に日常的ないじめを受けており、オープニングからストレスフルなシーンに直面します。姉も未婚のまま妊娠。父親の家庭内暴力に耐え切れず、ボーイフレンドと駆け落ちするも、またもやそのボーイフレンドから暴力を受け、実家に出戻りしてくる始末。


母は、父親の起伏の激しさと長年の暴力に精神的ダメージを受け、失踪。時間を置いたのち家に連れ戻されますが、死んだ魚のような目と脱け殻のように動かない彼女の姿には心が痛みます。

終いには、妹が人の道を踏み外し、高校生にして、ドラッグディーラーに堕ちて往く様は、少なからず同情すら覚えます。自分の身を守るには、手段を選べなかった彼女を取り巻く環境は、実にリアリティがありました。

しかし、一度は離散し、心がバラバラになりながらも、少しずつ少しずつ再生していく彼らの絆を見るにつけ、たとえ一度壊れたもの、壊したものでも、取り戻したい、守りたいという意思さえあれば、手遅れではないのかもしれないと感じさせてくれるドラマでした。

脚本構成、カメラワークが取り立てて素晴らしいわけではないけれど、間違いなく心に留まる作品であり、単なる家族再生のドラマには終わらない力を感じる作品でした。

2011年2月13日 (日)

ベルリン映画祭リポート-ヘヴンズ・ストーリー-

昨日は、フォーラム部門に正式出品されている『ヘヴンズ・ストーリー』の監督舞台挨拶と上映会に参加してきました☆

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『感染列島』や『サンクチュアリ』の鬼才、瀬々敬久監督が送る全9章、4時間38分にわたる超長編作品で、東京では既に劇場公開が終了し、現在は地方で公開しているようですね。

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2010年10月2日よりユーロスペース、10月9日より銀座シネパトスほか全国順次公開
2010,日本,ムヴィオラ
© 2010 ヘヴンズ プロジェクト


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オープニングに瀬々監督が登場し、『4時間半後にまたお会いしましょう』という言葉で会場に軽やかな笑いを起こして上映がスタートしました。


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本作は、瀬々監督が日本で実際に起こった事件からインスパイアされ、事件の加害者、被害者家族、またその事件をテレビで観た第三者たちを取り囲む人間関係と彼らの心情を丹念に映し出した渾身の秀作です。複雑に絡み合っていく構成の妙は、章を追うごとに重さと密度が増す気さえします。4時間半という大作でもなお収まりきれない私たち人間の永遠の命題 『生きること、死ぬこと、』そして『善、悪』の意味を考え、正答のないトンネルへと誘われていきました。

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2011年2月11日 (金)

ベルリン映画祭開幕!オープニング上映作『トゥルー・グリット』

昨日(10日)ベルリン映画祭が開幕し、私もオープニング上映作である『True Grit』を鑑賞してきました☆

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オープニングセレモニーやレッドカーペット後に、Friedrichstadtpalastという劇場で上映されるチケットを幸運にも入手することが出来たんです。

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なので、オープニングセレモニーの様子も生ではありませんが、映像で全て見ることが出来ました♪

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残念ながらセレモニーは7,8割がドイツ語進行なので(当たり前だけど・・・笑)、会場のあちこちで笑いが起こっているのに、一人だけ、 ポッカ~ン・・・・・な状況もしばしば。でも司会の女性が、ドイツ版・久本雅美さんのような、視聴者に親しまれるとてもユニークで明るい人柄の女優さん(どうやらコメディアンヌでもあるらしい)で、言葉が分からないのに、思わずファンになりました!

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さて、そんな余談はおいて置くとして。
早速、『トゥルー・グリット』について、少し書きますね。

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2010年10月26日 (火)

ソーシャル・ネットワーク

『ソーシャル・ネットワーク』


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2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2010,アメリカ,SPE
© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化した超~話題作!!アメリカで上映前から注目されていたのは、マーク・ザッカーバーグがハーバード大学中退後の24歳の時点で、史上最年少の「ビリオネア(10億ドル長者)」になったことと、その成功の裏に隠された陰の部分。彼の独断的な経営から勃発する多くの訴訟スキャンダルの実態を描いた「暴露映画」であると思われていたようで、公開数週間で興行的には大成功をおさめているとのこと。はてさて、実際の映画の内容は・・・?!

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2010年9月17日 (金)

ヴェネチア映画祭体験リポート(2)

『Potiche』に続いて、同日21:30からの正式上映は、イタリア人監督カルロ・マッツァクラティの 『La Passione』でした。レッドカーペットでは、監督はじめ、出演陣をカメラに収めることが出来ました!

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この作品、ストーリーはかつては期待された映画監督が確かな実績も残せないまま今や50歳を迎え、最後の映画製作に躍起になっているのに、うまい具合に事が運ばずに、さらにプライベートでも問題が勃発するというお話です。なんだかこの部分だけ聞くと同じイタリア人監督だし、フェリーニの 『8 1/ 2』 のオマージュか?!なんて思ってしまいますが、 大分違ったようです。


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カルロ・マッツァクラティ監督は、1994年に「Il toro」でヴェネチア映画祭の銀獅子賞を受賞。それ以降、1996年に「Vesna va veloce 」、1999年には非コンペで『Ritratti: Mario Rigoni Stern』を出品、2000年に『聖アントニオと盗人たち』でコンペ入りと、イタリアのベテラン監督で、本作は4回目のコンペ入り!!自国イタリアの期待も相当集まっているはずだと予想していました。

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やはり予想を裏切らず、熱狂的なファンが会場に駆けつけていて、上映前から熱気に包まれていました。

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しかし・・・、作品はというと個人的には少々期待はずれだったかも。

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