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2010年10月26日 (火)

ソーシャル・ネットワーク

『ソーシャル・ネットワーク』


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2011年1月15日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2010,アメリカ,SPE
© 2010 Sony Pictures Digital Inc. All Rights Reserved.

世界最大のソーシャルネットワーキングサイト「Facebook」創設者マーク・ザッカーバーグの半生を、鬼才デビッド・フィンチャーが映画化した超~話題作!!アメリカで上映前から注目されていたのは、マーク・ザッカーバーグがハーバード大学中退後の24歳の時点で、史上最年少の「ビリオネア(10億ドル長者)」になったことと、その成功の裏に隠された陰の部分。彼の独断的な経営から勃発する多くの訴訟スキャンダルの実態を描いた「暴露映画」であると思われていたようで、公開数週間で興行的には大成功をおさめているとのこと。はてさて、実際の映画の内容は・・・?!

【冒頭シーンについて】

冒頭の第一声から、目が覚めるほどのマシンガントークで、一気に集中力がMAXになりました。この半端じゃない速度の会話は、いわゆる“ハーバード流”だそうで・・・、実際にハーバード卒のナタリー・ポートマンがこの会話の監修についているとのこと。凡人には全く理解できないスイッチです。そして、この息継ぎすらままならない超マシンガントークをかましているのが、映画の主人公であり、Facebookの創始者マーク・ザッカーバーグ、その人であります。

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この冒頭シーンは、彼がいかに頭の回転が速く、ハーバードの学生の中でも極めて異質な存在であるかということを強調するための布石のシーンになっていることが分かります。それにしても、今の瞬間まで普通に恋人と知的トークを交わしていたかと思いきや、あっという間に恋愛関係が破綻する事態になっているスピード感あるダイアローグは、聞いていて眩暈を起こしそうでした。


【役者について】


◆天才マーク・ザッカーバーグ役のジェシー・アイゼンバーグ

マーク・ザッカーバーグは、もはやジェシー・アイゼンバーグしか演じきることが出来なかったのでは?と思うほど、素晴らしい演技をしています。顔までもが実物そっくりに見えてくるから不思議。ボーっとしているようで、多くの計算をしていて、穏やかなようで、どこか冷酷さを漂わせているような雰囲気を見事に出していました。
ジェシーでもっとも印象深いのが 『イカとクジラ』の息子役。きっとこの人は将来有望だろうと思っていたら、やっぱり頭角を現してきました☆今後彼がどんな役を演じるのか楽しみです。

◆マークにFacebookのアイデアを盗まれた同級生/ウィンクルボス兄弟(双子)を 演じたアーミー・ハマー

この役者さん、初めてお目にかかったもので、本当にイケメンの双子くんなのかと思っていました。『世の中にはこんなにハンサムに生まれて、二人とも俳優さんになる人もいるのねぇ~。』・・・なんて、つい最近DVDで観たばかりの 『キューティー・ブロンド3』の主演双子姉妹、カミラ・ロッソとレベッカ・ロッソを思い出していたわけですが、エンドロールの名前に驚き!!!なんとアーミー・ハマーは1人2役を演じていたんです!

声色も変えていたし、ヘアスタイルと服装のせいでなんとなく雰囲気も違う二人に見えましたが、顔は瓜二つ。(今思えば、当たり前・笑) ところどころにあった二人の変な間?とか、二人のやり取り中の若干の映像の不自然さはここにあったんですね~。考えて見れば、カメラのパーンで済むであろう映像を、わざわざカットして切り替える必要があるのか?というシーンが頭の片隅に引っかかっていたんです。

◆ナップスター創始者/ショーン・パーカー役のジャスティン・ティンバーレイク

個人的にジャスティン・ティンバーレイクは好きじゃないんですが、このいけ好かない女ったらしっぷりが見事にはまり役でした(笑)チャラさと軽さが演技なのか地なのか分かりませんが、この配役をしたフィンチャー監督はアッパレ!


【監督デビッド・フィンチャー&脚本構成について】

デビッドフィンチャーにとって『ゾディアック』に続き、2作目のノンフィクションですが、この監督、ノンフィクションでもかなりいけます。『パニック・ルーム』のスピード感や、計算された構図。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『セブン』などの脚本構成の素晴らしかった点が反映されているようなつくりに仕上がっています。時間・事象が前後するのですが、相互に展開していく構成によって、よりリアルさが増す効果さえ感じました。ところどころにシニカルな笑いも散りばめられていて、ストーリーや会話を飽きさせないのも魅力です。


【映画評まとめ】

マーク・ザッカーバーグは映画の内容について、次のようにコメントしています。

『映画では、僕が好きな女性に振られてしまって……女の子に振られることは実際何度もあったけど(笑)、フェイスブックを立ち上げたのは女の子たちにモテたいから、そしてエリートの仲間に入りたいから、という理由で描かれている。何かを作りたいから作った、という考えは、映画製作者たちには考えられなかったみたいだね。バッチリ合っているのは衣装だね。映画の中でキャストが着ているシャツやフリースは、実際僕が着ているものと同じだよ』

ことの真相は定かではありませんし、“実際、ザッカーバーグは現在の恋人とフェイスブック開設以前から交際している”という記事も見つけました。若くして富と名声を得た人に対するやっかみから来るスキャンダラスなストーリーを大衆のエンターテイメントに仕立て上げたのかもしれません。ただ、真相が問題なのではなく、ここに描かれた事と近いことがわずか数年前にIT業界で巻き起こり、世界中の人を魅了したFacebookが、今度は映画界で話題を独占しているところに、マーク・ザッカーバーグの偉人・異人伝説を感じずにはいられません。デビッドフィンチャーのエッジのきいたスパイスも加わって、より魅力的な楽しみ物になったことは間違いなく、ひとつの娯楽として鑑賞してみてはいかがでしょうか?


日本公開は、来年1月15日です☆

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コメント

こんにちはcherry

凡人には理解できないくらい頭脳明晰で、アイディアに溢れた人とは、まさにこの人たちのことを言うのでしょうねdiamond

この映画を通して色んな人たちが触発されて、新しいアイディアが生みだされ、もっと素晴らしいソーシャルネットワークの世界が広がりそうで楽しみですnote

晴乃さんの素敵なレビューに感激しましたheart04

次回の更新も楽しみにしてますねshine

あっ!ちなみに私のツイッターアカウントは @jun77jun77jun ですmusic

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