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2009年4月17日 (金)

バンコック・デンジャラス

晴乃の総合評価:3.5(5点満点)

『バンコック・デンジャラス』

ニコラス・ケイジ待望の最新作がついに日本にやって来た~! 去年9月にアメリカで公開されて、『ダークナイト』 や 『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』 といった強敵を押し退け、初登場ナンバーワンの座を獲得した本作。ニコラス・ケイジファンとしては、ちょっと日本に来るのが遅すぎる!とイライラが募ったくらいです。
さて、その出来栄えは、いかに…?!

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『バンコック・デンジャラス』
2009年5月9日 より 渋谷東急、109シネマズ、ユナイテッド・シネマほか全国にて
配給:プレシディオ
製作国:アメリカ(2008)

【エンターテインメント View】)


主人公は実に冷酷で、完全無欠の暗殺者!!と言えばカッコイイけど、とにかく細かい。いや、言ってみれば殺人ロボットのような一寸違わぬ精巧な仕事をする、ニコラス演じるジョー。綿密な調査と徹底した計画、さらに自分に課した殺し屋たるルールが体にみっちり刻み込まれてるから、観ていてまるで親近感が湧きません(笑) ところが、そんな彼に、人間らしい瞬間を見てしまうと、途端にのめり込んでしまいます。やっぱり人間、ギャップが重要ってことでしょうか?

さらに、本作最大の見所は、タイのお国柄がよく表れた水上マーケットを舞台に展開するボートチェイス!
とにかくハラハラドキドキ、スリル満点のこのシーンは、1週間をかけて撮影したんだとか。それもそのはず。実際そこで生活する住人や、商売をしている人達の中で、アクションシーンを演じるわけですから、撮影はさらに難しかったようです。魅惑的で危なさが入り交じったタイの魅力がこのシーンに最も表れています。

ストーリー展開自体は正直なところ、チープな臭いがプンプンします。だって・・・・・・、簡単に言ってしまうと、単なる人殺しが、一般の女性に恋をして、彼の奥深くに眠っていた善良な心がよみがえり、いつの間にか正義の味方に変身して・・・チャンチャン。おしまいっていう程度のお話しだからです。
ニコラス・ケイジの大ファンである私の目からも、肩を持ちたいところではありますが、ん~、微妙、という脚本であることは否めません。でも、そんなB級映画になんとなく箔をつけて、グレードアップさせてしまうのは、やっぱりニコラス・ケイジという俳優の持つ力量と彼の名声がなせる業かも。それなりに楽しめることは間違いなので、娯楽として軽く楽しんでみてはいかがでしょうか?

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