フェイク シティ ある男のルール

本作より先に公開するキアヌ・リーブス主演『地球が静止する日』が最近話題ですが、来年公開予定の、クライム・アクションムービーをご紹介します!
ストーリーは簡単にいうと、ロス市警の内部不正に気付き始めたラドロー刑事が見えない大きな力に挑むというもの。 『L.Aコンフィデンシャルを超えるセンセーショナルなクライマックス!』 という触れ込みでしたが、「柳の下にいつもドジョウは居らぬ」 とはよく言ったもので、やっぱり一匹目のドジョウを超えるのは相当な至難の業。
脚本を 『L.Aコンフィデンシャル』、『ブラック・ダリア』 の原作者であるジェームス・エルロイが手掛けているだけあって、なかなか楽しめる作品ですが、期待し過ぎるのも禁物です。
監督:デヴィッド・エアー
脚本:ジェームズ・エルロイ
出演:キアヌ・リーブス/フォレスト・ウィテカー/ヒュー・ローリー/クリス・エヴァンス

(C)2008 TWENTIETH CENTURY FOX
『フェイク シティ ある男のルール』
配給:20世紀フォックス
公開:2009年2月14日
劇場:全国にて
公式HP:http://movies.foxjapan.com/fakecity/

気になる配役は、なんと言ってもトム・ラドロー刑事(キアヌ・リーブス)の上司、ジャック・ワンダーを演じるフォレスト・ウィテカーです。
彼は 『ラストキング・オブ・スコットランド』 でアカデミー賞やゴールデン・グローブ賞など、世界に名だたる映画賞を総なめした名優ですが、私が印象的なのは、『パニック・ルーム』で強盗役として登場したフォレスト・ウィテカー! 強盗であるにも関わらず、人間的な温情を持っていたがために、最後は自らのミスで捕まってしまうという犯罪者を演じていました。
そんな彼の顔をよくみると、左右の目の大きさがだいぶ違うんです。一見悪人相にも見える彼の顔ですが、この目の特徴もあってか、なぜか本物の悪党には見えず、彼の目には優しさが見え隠れしていました。
ところが、今作の彼は真逆に見えるから不思議。いつもラドロー刑事を庇い、尻拭いをし、ボスの中のボスとして良い人に描かれている一方で、序盤からその左右均等じゃない目が妙に胡散臭さを放つ効果を発揮しちゃってるわけです。
良い人を演じているからこそ、明らかに良い人に見えず、裏の顔があるに違いない! と疑わずにはいられない目。
悪い人を演じても良い人なのでは?と影に潜む人格を疑うわけで、体の全てが生粋の役者なんだなぁと感じました。
さてさて、このフォレストが演じるワンダー警部は善人か? 悪人か? ぜひ映画館で確かめてくださいね!!

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