バンク・ジョブ

監督:ロジャー・ドナルドソン
出演:ジェイソン・ステイサム/サフロン・バロウズ/スティーヴン・キャンベル・ムーア/ダニエル・メイズ/ジェームズ・フォークナー
英国王室を震撼させたスキャンダル!! 封印された英国史上最大の銀行強盗事件!! 実話!! なんて言葉が埋め尽くされたプレス資料を見るだけで刺激的でハラハラ・ドキドキするのに、それだけじゃないんです。事件関係者からの情報によると、当然映画的な脚色は施しているものの、なんと「9割が事実」なんて話まで誠しやかに囁かれているんだから、こりゃもう観ずにはいられませんよね。
さらに、ロンドンに住んでいた私にとっては、なじみのある地名や駅名が登場したり、セットだけではなく、当時の面影が残る場所を探し回って撮影したり…なんていう秘話を耳にすると、ますます親近感の湧く映画です。

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『バンク・ジョブ』
配給:ムービーアイ エンタテインメント
公開:2008年11月
劇場:シネマライズほか全国にて順次公開
公式HP:http://www.bankjob.jp/

ベイカー・ストリートにある銀行の地下貸金庫に強盗が侵入。貸金庫内の数百万ポンドに及ぶ現金、宝石類とともに、そこに預けられていた英国最大のタブーである王室のスキャンダルや、政府高官、汚職警官らが明らかになる「秘密」を持って行方をくらませます。
事件は数日間トップニュースとして報じられるものの、突然英国政府からの<D通告-国防機密報道禁止令>が出され、謎のまま封印されます。
プロデューサーのスティーヴン・チャスマンは、35年間日の目を見ることがなかった事件のリサーチを重ね、10年以上この映画の企画をあたためていたといいます。その甲斐あって、事件当事者が相談役に加わり作品に厚みと説得力をもたらしました。
さらにアナログの勝利!! とも言える作品です。近年のクライム・サスペンスは、実にハイテク。強盗のため、どこかに侵入するにしても、セキュリティシステムに対抗するのは、コンピューターや意味不明の暗号たち。それらを駆使していつの間にか略奪に成功! なんてパターンもよく観ますね。それはそれでいいんですが、今作はシャベルを使って地下にトンネルを掘ったり、バールで貸金庫をこじ開けたりします。もちろん1971年に実際に起きた銀行強盗事件を映画化しているわけですから、当たり前のことなんですけど(笑) 不思議とその描写がハイテク作品よりも、よりリアルで興奮を誘います。
さらにイギリス映画らしい落ち着いた色合いと派手さはないけれど、一歩一歩踏みしめるストーリー展開。嫌いじゃありません!!
イギリスの階級社会を象徴している点や、犯人たちが複雑に絡み合った権力に追い詰められ、八方塞がりになっていくさまも、恐ろしい、けれどアドレナリンが大放出。まるで開けてはいけないパンドラの箱を覗いてしまったような心境です。これほどまでに驚異的な脚本は書けないと思います。まさに「事実は小説よりも奇なり」。
この秋、オススメのイギリス映画作品ですよ。

I've got a preposition for you.
仕事があるの
Cheers!
乾杯!
I do envy you.
うらやましい
She's been sarcastic?
嫌味かしら?
What an earth are you doing here?
何しに来たんだ?
He's a nasty piece of work.
ヤツは悪党だ
Don't blow it.
無駄にするなよ!
完全な口語表現です。
I'll tell you if you are coming with me.
私と来るなら教える






土屋さんの映画レビュー、いつも参考にしてます。
ためになります!これからも応援してます。
投稿: ノブ | 2008年10月13日 (月) 09:26