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2008年7月22日 (火)

インクレディブル・ハルク

晴乃の総合評価:4.0(5点満点)

『インクレディブル・ハルク』

監督:ルイ・リテリエ
出演:エドワード・ノートン/リヴ・タイラー/ティム・ロス/ウィリアム・ハート/ロバート・ダウニーJr.

1962年に、この伝説のモンスターがマーベル・コミックに登場して以来、世界中で人気を博し、愛され続けるハルク。
彼は本当は善人なのに、その巨大で醜い外見と、驚くべきパワーを享受していることから誤解され、人々から追い掛け回されるヒーローなんです。

ヒーローアクションドラマとしてのストーリーをキープしつつも、主人公ハルクの孤独や苦悩、彼が心から愛するベティとの関係も繊細に描かれていて、単なるヒーローもので片付けられない魅力ある作品です。


インクレディブル・ハルク

『インクレディブル・ハルク』
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公開:2008年8月1日
劇場:有楽町スバル座ほか全国にて
公式HP:http://www.sonypictures.jp/movies/theincrediblehulk/

【エンターテインメント View】)

ヒーロー=孤独。
この図式はもはや方程式なのかもしれません。スパイダーマンにしても、キャットウーマンにしても、特別な力を享受した人間は、その力と引き替えに、孤独と苦悩がついて回ります。

本作のスーパーヒーロー、ハルクの誕生は偶然の産物でした。科学者であったブルース・バナーが実験中に大量の放射線を浴びて、驚くべきパワーを享受してしまうのです。怒りや興奮を感じ、心拍数が200を超えると、体が2.7メートルもの巨大な緑色のモンスターに変身してしまうというもの。それにより、自分を失い、愛するベティも傷つけることになり、彼は彼女のためにも姿をくらまし、逃亡生活をするのです。

常に自分の中にいるもう一人の怪物の存在を意識しつつ、平静を保ちモンスターを封印しようとするブルース。しかし、物語の局面を迎えると、これまで消し去ろうとしていたパワーを愛する人のために受け入れ、正義のためにポジティブに発揮することを決めるんです。

ブルースとベティの想い合う、でも行き場のない深い愛情を目の当たりにして、思わずウルっときてしまいました。ヒーローアクションドラマとしての側面とラブストーリーとしての側面の両方で楽しめる作品です。


また、これまで足を踏み入れたことのないブラジルやメキシコの街並みや風景も驚嘆に価するはず。
この夏は、ヒーローものが熱い!!!

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