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2008年6月 9日 (月)

ビューティフル・ルーザーズ

晴乃の総合評価:3.0(5点満点)

『ビューティフル・ルーザーズ』

監督:アーロン・ローズ
共同監督:ヨシア・レナード
出演:トーマス・キャンベル/マーク・ゴンザレス/ジョー・ジャクソン/ハーモニー・コリン

ニューヨークのイーストヴィレッジで、世界を変えた“落ちこぼれたち”(ルーザーズ)の鮮烈なムーブメントと彼らが生み出す作品の魅力に迫るドキュメンタリー。
Make something from nothing. (何も無いところから何かを作る)という、彼らの内面を映し出した本作は、高尚なアーティストとしてではなく、私たちと同じ人間としていろいろな思いを分かち合えるはず。彼らが若者のココロを捉えて離さない存在であることにうなずけます。

Haruno_080609_01

『ビューティフル・ルーザーズ』
配給:ファントム・フィルム
公開:2008年8月2日
劇場:シネマライズ、ライズXほか全国にて
公式HP:http://beautiful-losers.jp/

【エンターテインメント View】)

この作品は、始めに感じた印象とエンディングで心に残った思いとが180度違うものでした。
正直最初は、登場するアーティストが、『誰かに絵を通して元気になってもらえたら』
というコメントをしていたことに対して、どうにもひっかかるものがありました。斜に構えた捉え方をしている自分もいたのかもしれませんが、悪く言えば偽善者ぶっているように感じられたのです。あくまで個人的な意見ですが、芸術は自己陶酔、自己満足のようなもの。でもその延長線に人を感動させるものが生まれるだけで、自分が作り出す作品、絵や写真、映画製作など、彼らが生み出すあらゆる作品は、自分がそれに従事することが好きだから、自分の感性をぶつけている分身。その生み出されたものに賛同し、感銘を受けてくれる人は後からついてくるはずで、最初から、自分の分身で人に感銘を与えたい! というのはアーティストの傲慢なんじゃないのか?! と、そう思ったわけです。

でもエンドロールが流れる頃には、自分の考えは間違っていることに気が付きました。彼らが、『自分の作品によって皆の人生を幸せにしたい』という想いの裏側には、“落ちこぼれ”(ルーザーズ)だった彼らの存在価値や生きる希望を与えてくれたものが、絵であり、映像であり、写真であり、彼らの芸術だったわけです。そしてそれらに救われた彼らの、芸術に対する愛情が見ている人に伝わるからこそ、多くの若者の支持を集めることになったのだと感じます。“ルーザーズ”たちの素直で繊細な心がストレートに作品に投影されることで、それを受け入れる私たちにも彼らの想いがダイレクトに伝わり、元気をもらえるのだと。

この作品の中に出てきた私のもっとも好きな言葉は、
『自分の力を信じている。自分を表現できるのは他にだれもいないから』

彼らの作品と彼らの生き方、彼らの言葉に、私もいつの間にか元気をもらいました。心の栄養分が欲しいという方、是非ごらんになってみてください。


【エンターテインメント View】)

I was always super inspired by heart.
いつもハートでビンビン感じてる

You can take love.
愛は持っていける
死ぬ時、機械や印刷機、お金も持っていけない。持っていけるのは愛だけだという内容から。

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ビューティフル・ルーザーズを参照しているブログ:

» ストリート・アートのヒーロー、アーロン・ローズが語る映画”ビューティフル・ルーザーズ” (white-screen.jp)
映画「ビューティフル・ルーザーズ」より。 1990年代のアメリカ。スケートボー... [続きを読む]

コメント

面白そうですね♪
特に、私自身絵が好きなので、凄く興味深いです♪
ドキュメンタリー映画は今まで観たことがないので、食わず嫌いの状態ですが、凄く興味がわきました☆

ENAchanさん

こんばんは。
ドキュメンタリーって興味がない分野だと、なかなか観る機会がないですよね!絵がお好きなら本作はいいかもしれませんね☆

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